「スズキセイヤ」「イノウエカズタカ」

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: [SCPオブジェクトの管理方法に関する記述]

説明: SCP-XXX-JPは中学校在学中の体験として認識される擬似記憶です。SCP-XXX-JPは「スズキセイヤ」及び「イノウエカズタカ」に関する情報を認知することによって伝播し、曝露者はSCP-XXX-JPを自身の記憶であると確信します。この異常性は満18歳以上の中学校に在学した経験を持つ全ての人物に発現します。また、SCP-XXX-JPは通常手順の記憶処理によって無力化が可能です。

「スズキセイヤ」及び「イノウエカズタカ」はSCP-XXX-JP内に登場する人物です。2名は同じクラスに所属していた同級生の男子として認識され、曝露者との関係はいずれのSCP-XXX-JPにおいても良好でした。しかし、全ての曝露者は2名の具体的な外見やエピソードに関する記憶を有しておらず、これらついて質問されると非常に困惑した様子を見せます。現在まで「スズキセイヤ」及び「イノウエカズタカ」に該当する実在の人物、並びに創作物上のキャラクターの存在は確認されていません。

SCP-XXX-JPの内容は「部活が終了した後の帰り道で不明な存在に追いかけられる」というものです。所属していた部活動やそれ以前の学校生活についての記憶は存在せず「部活が終了した後の帰り道で不明な存在に追いかけられる」という記憶のみが漠然と存在します。SCP-XXX-JP内の情報から、その帰路から推測される学校は██県立███学校であることが判明しています。

時系列SCP-XXX-JP:

付記: タイムラインはSCP-XXX-JPの開始地点を00:00:00として表記されています。またこの時間経過は曝露者の主観に元づく感覚的なものであり、目安であることに留意してください。


[00:00:00]: SCP-XXX-JP開始。河川敷沿いの土手を「スズキセイヤ」及び「イノウエカズタカ」と共に下校している。話の内容はある程度鮮明だが重要度の低いものとして略記。

[00:00:00]: 雑談の一環として「スギヤマセイヤ」が「えんえんさん」と呼ばれる都市伝説について話す。この存在についての知識はカ「イノウエカズタカ」も持ち合わせていた。「スギヤマセイヤ」の話によると「えんえんさん」はその存在を知った上で特定条件を満たすと現れ、当該人物を捕らえて連れ去る不明な実体であり、都市伝説の1つとして校内で流行しているという。「えんえんさん」は肌色をした2足歩行を行う実体であり、頭部が著しく肥大していることが「イノウエカズタカ」によって語られる。この存在について曝露者は否定する。これは2人も同様でただの都市伝説という結論に至る。その後は話題も変わり雑談が続く。

[00:00:00]: 自動車の接近を確認するために振り返ると、頭部が肥大した人間型の実体が200 mほど後方に認められる。この存在の外見的特徴は説明された「えんえんさん」のものに合致する。「スズキセイヤ」及び「イノウエカズタカ」に「えんえんさん」の接近を知らせるが2人はこれを認めない。特筆すべき点として彼らは「えんえんさん」出現後一切振り返ることはなかった。

[00:00:00]: 後方から「えんえんさん」が接近する。その接近速度は成人男性が全力で走るよりも少し遅い程度である。その間も2人を説得し続けるが、依然として2人は振り返えらない。「えんえんさん」に由来すると推測される声あるいは鳴き声が聞こえた時点で2人の説得は諦めその場から逃走する。

[00:00:00]: 土手から外れ多くの空き地が存在する住宅地に至る。逃走の最中にのスーツ姿の男性や立ち話を行う女性、体操を行う老人会の集団および自転車に乗った高校生のグループをなど複数の人物が視界に入るが、その全ての人物が「えんえんさん」に関して無関心あるいは認識していないように振舞う。

[00:00:00]: 橋を渡り██川の西側の住宅地に至る。この時点でいずれの曝露者も体力的な限界を感じる。後方からは「えんえんさん」が接近しており、距離は数十m程度まで狭まっている。

[00:00:00]: 曝露者は自宅と認識される住宅に到着する。玄関の鍵は掛かっておらず、玄関を閉める際、磨りガラス越しに「えんえんさん」の姿を認識する。「えんえんさん」は頭部に該当する部位のほとんどは中央に空いた黒い孔で占められていた。住宅に入ると「えんえんさん」はそれ以上の追跡を行わず、玄関前で動きを停止する。鍵を閉め終えた直後に母親として認識される人物の「おかえりなさい」という声が聞こえる。

[00:00:00]: 声のする方向に向かい、リビングとして認識される部屋に入る。8畳ほどの部屋には、中央に朽ちたローテーブル、窓際に人工革が破けてスプリングが飛び出しているソファー、化粧板の捲れて傾いたテレビ台がある。電気は点灯しておらず、部屋全体として暗く埃が積もっており、人が生活している様子はない。しかし、曝露者はそれが自分の家のリビングであると確信する。

[00:00:00]: リビングに入って左手にある引き戸から母親として認識される実体が出てくる。この実体は曝露者の姿を確認すると曝露者の息が上がっている理由を尋ねながら接近する。母親として認識される実体の外見的特徴は「えんえんさん」のものと酷似していた。

<終了>

曝露者はSCP-XXX-JPに加えもう1つの擬似記憶を保有します。これSCP-XXX-JP-1に指定され、その内容は曝露者毎に異なります。以下は現在まで確認されているSCP-XXX-JP-1の例です。

  • ギアの壊れた自転車で友人と帰宅する
  • 体操の先生として、近所の老人会でストレッチの指導をする
  • ██通りと推測される道を歩く(類似例多数)
  • 河川敷沿いの土手で柴犬を散歩する

SCP-XXX-JP-1はSCP-XXX-JPと異なり通常手順の記憶処理の効果が薄く、数十秒程度で再発します。しかし本項作成時に開発途中にあったセルアセンブリ孤立式記憶処理1は有効であり、問題なくSCP-XXX-JP-1の無効化が可能です。

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  1. portal:3406303 ( 04 Aug 2018 05:22 )
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