SCP-XXXX-JP 大地を浮かせるモノ

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Archon

特別収容プロトコル: K-クラスシナリオや予測不可能な異常事態を回避するため、SCP-XXXX-JPは収容されません。何らかの理由でSCP-XXXX-JPが回収された場合、回収されたSCP-XXXX-JPは地下8000mに破棄されなくてはいけません。回収されたSCP-XXXX-JPを実験目的で使用する場合はセキュリティクリアランスレベル4の職員による承認が必要であり、実験終了後には使用したSCP-XXXX-JPは通常通り破棄されます。

SCP-XXXX-JP鉱脈と接触した鉱山は発見次第封鎖し、関係者にはクラスA記憶処理を施した後に適切なカバーストーリーを流布してください。また、民間によるSCP-XXXX-JPに関するいかなる記事や論文も速やかに削除または廃棄し、情報隠蔽が困難であると判断した際には該当記事や論文に対してカバーストーリー「悪質なデマ」または「ジョーク記事」を流布してください。

説明: SCP-XXXX-JPは異常な性質を有する石英に似た赤紫色の結晶です。その構成元素にはIUPAC1に認定されていない複数の未発見元素が安定した状態で含まれており、再現不能な未知の分子構造をしています。現在までに発見されているSCP-XXXX-JPは全て自然由来であり、人工的な生成に成功した例はありません。なお、上記の未発見元素自体は一切の異常性を有していないことが判明しています。

SCP-XXXX-JPは重力に対しマイナスの作用を自らに生じさせる異常性を有しています。SCP-XXXX-JPにかかる重力による作用は異常性を持たない物質と同様ですが、SCP-XXXX-JPの重力に対するマイナスの作用はSCP-XXXX-JPの質量の増加に応じて指数関数的に増加し、ある一定の質量に達すると重力と釣り合い、その質量を超過すると重力の反対方向へと上昇するように振舞います。SCP-XXXX-JPが単体で重力と釣り合う質量は地球上では██g2です。

また、SCP-XXXX-JPは上記の異常性と同時に何らかの物理的衝撃によって傷付く、或いは砕かれる際に不明なメカニズムによって熱を長時間放出する異常性を有しています。この際に発生する熱量はSCP-XXXX-JPの質量と傷の大きさに比例し、プレス機を用いてSCP-XXXX-JPを砕く実験の際に放出された熱量は同質量の石炭を燃焼した場合の約████倍になりました。このとき、有害な物質や放射線などは一切検出されませんでした。また、SCP-XXXX-JPは熱放出後も組成が変化しない限りは異常性を失わないことが明らかになっています。

SCP-XXXX-JPは、19██/██/██に████鉱山より「数名の採掘作業員が原因不明の火傷を負った」との通報を受け駆け付けた消防隊が発見しました。その後、消防に潜入していた財団エージェントがSCP-XXXX-JPを回収し、収容に至りました。関係者にはクラスA記憶処理が施され、カバーストーリー「熱水噴出」が流布された後に████鉱山は封鎖されました。

当初、SCP-XXXX-JPはSafeクラスオブジェクトとして収容されていましたが、オブジェクトクラスがArchonに再分類されたことに伴い、当時収容されていたSCP-XXXX-JPは全て特別収容プロトコルに従って破棄されました。詳細は補遺を参照してください。

補遺: 20██/██/██、地殻内部の温度分布を調査していた████大学の研究チームが、増減を繰り返す正体不明の熱源が地殻全体に分布していることを突き止め、それを書き留めた論文を████に掲載しました。当該熱源は主にプレートに沿って増減を繰り返していること、地中深くであるほど絶対量が多いことが論文中に書かれており、異常存在を危惧した財団研究員が調査に乗り出しました。調査の結果、観測された当該熱源の内、最低でも約73%がSCP-XXXX-JPであることが明らかになりました。当論文は速やかに削除され、関係者にはクラスA記憶処理が施されました。

現在、SCP-XXXX-JPは地殻内部におよそ███億t程存在するとされています。特に、モホロビチッチ不連続面3から地表へ3kmの範囲には地球上のSCP-XXXX-JPの少なくとも60%が存在していると考えられており、これによって地殻は重力と釣り合った状態にあることが判明しています。

地殻内部に存在するSCP-XXXX-JPが一定量減少すると、地殻はマントルに向かって落下します。これによって世界規模の地殻変動やマントルの噴出、地磁気の崩壊等が引き起こされ、更に地殻の落下に伴い地殻内部のSCP-XXXX-JPが砕かれることで地表の温度は摂氏████度にまで達し、海の蒸発や地表の融解、これらの事象による異常存在の解放などが同時多発的に発生し、最終的に地殻が地球の重力によって崩壊することで、IK-クラス:世界文明崩壊シナリオが引き起こされると予測されています。また、K-クラスシナリオを回避したとしてもSCP-XXXX-JPが地殻から減少することは地震頻度の増加や火山活動の活発化などの予測不能な異常事態を引き起こしうると考えられています。

この結果を受け、オブジェクトクラスはArchonに再分類され、特別収容プロトコルは現在のものに設定されました。

なお、SCP-XXXX-JPが地球以外の惑星に存在しているかについては現在調査が進められています。

SCP-XXXX-JPがどのようにして熱を発生させているのかは不明だが、それを差し置いてもSCP-XXXX-JPが燃料として優秀であることは間違いないだろう。それこそ、これひとつで様々なエネルギー問題を解決できるほどに。だが、今の我々の平穏はこの異常存在によって保たれている。もしそれを知らない者がこの存在を知ってしまったら、果たしてどうなるだろうか。 - SCP-XXXX-JP担当職員██████


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