ラブラブドール - SCP-JPサンドボックスⅢ

ラブラブドール

SCP-xxx-JPの1個体。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe/Euclid/Keter

特別収容プロトコル:

説明: SCP-xxx-JPは、自律行動する男性用ラブドール¹です。非活性時は一般的なラブドールと同じように振る舞う為、SCP-xxx-JPと商用のラブドールを判別することは困難であり、現在まで有効な判別法は見つかっていません。SCP-xxx-JPは、使用者がSCP-xxx-JPを用いて自慰行為を行い絶頂に至る際に、下記のような流れで活性化します。

使用者の絶頂に合わせ、SCP-xxx-JPが発光し始める。

使用者の絶頂中を通してSCP-xxx-JPの明度が上昇する。最終的に周囲は約3,200lmルーメンの強力な光に包まれる。

絶頂の終了に合わせ、SCP-xxx-JPの発光が収まる。SCP-xxx-JPの膣部と使用者の性器が結合した状態のまま、SCP-xxx-JPがラブラドール・レトリバー(Labrador Retriever)に変化している様子が確認できる²。

SCP-xxx-JPが自律的に浴室や個室トイレ等の水場に移動する。

人間のように自身の前足を器用に用いることでシャワーを使用し、膣部内に残留する精液を洗浄する。

洗浄後、その場に横たわり再び発光し始める。約5秒間の発光後、ラブドールの状態に戻る。

使用者は当該異常現象を認識することは出来ず、"当たり前のことである"ように振る舞います。1度でもSCP-xxx-JPを用いて自慰行為を行った人間(以下SCP-xxx-JP-1と表記)は以後、積極的に同様の自慰行為を欲求していくようになります。これがSCP-xxx-JPの品質によるものなのか、ミーム的性質によるものなのかは不明です。加えてSCP-xxx-JP-1は他の方法の自慰行為や性行為に於いて、勃起不全に類似した症状を示し始めます。これによりSCP-xxx-JPへの依存性を加速度的に高まっていくこととなります。記憶処理等による当該影響の除去は不可能ですが、SCP-xxx-JPを用いた最初の自慰行為の最中、即ち絶頂の直前までに自慰行為を中断、妨害することが出来れば当該影響に及ぼされることはありません。

補遺: [SCPオブジェクトに関する補足情報]

画像
https://ja.wikipedia.org/wiki/ダッチワイフ#/media/File:Brigitte_sex_doll_2011-04-02_18-09-35_116.jpg (CC BY-SA 3.0)

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