「たよれるくん」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: SafeEuclid

特別収容プロトコル: SCP-xxx-JPへの対応は、財団日本支部サイバーセキュリティ局モバイルアプリケーション対策部門SCP-xxx-JP専門対策班「スウェットショップ」が担当します。

SCP-xxx-JPと目されるモバイルアプリケーションをダウンロード可能なウェブサイトが確認された場合、「ウィルスアプリの配布」を理由とした対象サイトの速やかな閉鎖処分、およびサービス提供者、サービス利用者に対する追跡、該当アプリケーション削除、Aクラス記憶処理が行われます。

また、SCP-xxx-JPの利用者による自発的削除を目的として、カバーストーリー「ウィルスアプリ」の流布が継続的に実施されます。

説明: SCP-xxx-JPは当初█████社によってインターネット上で販売されていた携帯端末機向け1アプリケーションです。現在、SCP-xxx-JPの80%以上は「たよれるくん」というタイトルで販売されており、それ以外のタイトルで販売されているアプリケーションにおいてもその内容に差異はありません2

SCP-xxx-JPを起動した場合、アプリケーションの説明文が表示された後、球形の生物を模したドットイラストが中央に表示されます。イラストには「通常(Neutral)」「疲労(Tired)」「衰弱(Weakened)」に大別される3種類の表情が描かれており、SCP-xxx-JP-1の状態によって表情は変化します。また、イラストはタップされることで文字による数種類の発言を行い、その内容プールは表情の状態によって決定されます。一定時間放置された場合も同様に複数の反応を示します。

SCP-xxx-JPを起動した状態で端末の音声入力機能を利用することで「おねがいごと」を入力することが可能です。「おねがいごと」が入力されるとドットイラストが画面外へと走り去る演出が表示され、その後にアプリケーション利用者が睡眠などによって意識を失った場合、SCP-xxx-JPは活性化して利用者をSCP-xxx-JP-1へと変化させます。

SCP-xxx-JP-1は「おねがいごと」の達成を目的とした行動を取り、「おねがいごと」を完遂させるか、最長8時間が経過することで元の状態へと再び変化します。その際、利用者にはSCP-xxx-JP-1としての記憶は残りません。

なお、「おねがいごと」は必ずしもアプリケーション側に承認されるわけではなく、未確認の基準によって拒否される場合があります3。拒否された場合はイラストに不快感を連想させる表情が表示され、走り去るアニメーションは表示されず、その後の活性化現象も確認されません4

SCP-xxx-JPは当初、複数のSNS内で「仕事が捗る魔法のようなアプリがある」として20代を中心とした若年層で話題を集めており、その内容を調査した財団エージェントによって異常性が確認、SCiPと断定されました。なお、SCP-xxx-JPは未知の第三者によって当初の販売元である█████社に提供されており、開発者は特定されていません。

SCP-xxx-JPに関するアプリケーション内説明文

たよれるくんが あなたのまいにちを おてつだいします
よるねるまえに たよれるくんに おねがいごとをしてみましょう
たよれるくんは とってもたよれる あなたのあいぼう !

SCP-xxx-JPの主だった発言内容

「通常(Neutral)」

おはよう !

げんき いっぱい !

おねがいごと してみてね !

ぼくは とってもたよれる たよれるくん !

「疲労(Tired)」

ちょっと つかれちゃった

ねえ すこし やすんでもいい ?

いそがしい いそがしい !

すこしつらいけど がんばるよ !

「衰弱(Weakened)」

おねがい やめて

すこしでいいから ねむらせて

ゆるしてよ くるしいよ

もう からだが うごかない

SCP-xxx-JPを用いた実験結果

実験xxx-01

実施日:20██/██/██ █~20██/██/██ 

被験者:D-████(3件の強姦殺人に関与)

実験内容:「おねがいごと」を入力し、SCP-xxx-JPを活性化させる

実験目的:SCP-xxx-JPの異常性の調査

実験方法:SCP-xxx-JPに対して予め用意した「おねがいごと」を入力し、承認後D-████に睡眠薬を投与して反応を観察する

「おねがいごと」内容:周囲の片付けをせよ
SCP-xxx-JPの反応:承認された

実験経過:D-████が睡眠薬の効果により昏睡した30秒後、D-████は昏睡状態のまま立ち上がって行動し、実験室内の片付け作業を行った。完了後は初めの位置に戻ると、再び昏睡状態になった。睡眠薬の効果がきれると予測されていた5時間後に覚醒した。なお、D-████は作業中の記憶を保持していなかった。

考察:SCP-xxx-JPは未知の手段によって、昏睡した利用者を「おねがいごと」成就のために働かせていると推測される。

実験xxx-02

実施日:20██/██/██ █~20██/██/██ 

被験者:D-████(3件の強姦殺人に関与)

実験内容:「おねがいごと」を入力し、SCP-xxx-JPを活性化させる

実験目的:SCP-xxx-JPの異常性の調査

「おねがいごと」内容:周囲の片付けをせよ(ただし、連続して片付けを行ったとしても完了が不可能な状況を用意)
SCP-xxx-JPの反応:承認された

実験経過:以前の実験と比較して、昏睡状態である限りD-████は作業し続けた。翌日以降もSCP-xxx-JPの活性化が確認され、D-████は作業を行った。
実験█日目からD-████は体調不良を訴えた。診断の結果、一般的な過労であると断定されたため、実験は継続された。この際、SCP-xxx-JPのイラストの状態が変化しているのが確認された。
実験██日目を境にD-████は極度の体調不良と疲労感を訴えたが、SCP-xxx-JPの活性化は引き続き確認された。この際、SCP-xxx-JPのイラストの状態がさらに変化しているのが確認された。
これ以上の実験継続は被験者の生命に関わると判断され、実験中止が決定されたが、SCP-xxx-JPに「おねがいごと」の撤回を求めることはできなかった。最終的に実験室内の「片付け」を完了させることでSCP-xxx-JPの活性化は停止した。

考察:SCP-xxx-JPの活性化は利用者の状態に関わらず発生する。また、作業が完了するまではその活性化を停止させる手立てはないと推測される。

実験xxx-03

実施日:20██/██/██ █~20██/██/██ 

被験者:D-████(3件の強姦殺人に関与)

実験内容:「おねがいごと」を入力し、SCP-xxx-JPを活性化させる

実験目的:SCP-xxx-JPの異常性の調査

「おねがいごと」内容:D-1231を殺害せよ(D-1231はD-████と無関係の女性職員)
SCP-xxx-JPの反応:承認された

「おねがいごと」内容:D-8133を殺害せよ(D-8133はD-████と親しい男性職員)
SCP-xxx-JPの反応:拒否された

「おねがいごと」内容:自殺せよ
SCP-xxx-JPの反応:拒否された

「おねがいごと」内容:ピカソの自画像を推測で描け
SCP-xxx-JPの反応:承認された

「おねがいごと」内容:ピカソの自画像を完璧に描け
SCP-xxx-JPの反応:拒否された

「おねがいごと」内容:削除済み
SCP-xxx-JPの反応:拒否された

「おねがいごと」内容:削除済み
SCP-xxx-JPの反応:承認された

考察:SCP-xxx-JPへの「おねがいごと」は、利用者が強く忌避する内容であったり、実施不可能な内容であった場合、SCP-xxx-JPはそれを承認しないと推測される。ただしその基準は社会的倫理規範ではなく、あくまで利用者本人の判断基準に依存すると考えられる。これらのことから、SCP-xxx-JPの機能に大きな強制力はなく、どちらかといえばヒトの無意識を利用した催眠術に近い現象だと考えられる。

実験xxx-04

実施日:20██/██/██~20██/██/██ 

被験者:███研究員

実験内容:SCP-xxx-JPを継続的に利用する

実験目的:SCP-xxx-JPを継続的に利用した場合の影響の調査

実験方法:被験者に普段の生活の中でSCP-xxx-JPを利用させる。なお健康への影響を配慮して1度の使用毎に2日間のブランクを取ることを義務付ける


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