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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter → Neutralized
この報告書には、これまでにSCP-XXXX-JPに指定されたオブジェクトは存在しないにも関わらず、過去に書かれたと思われる虚偽の情報が紛れ込んでいます。削除は未知の原因によって阻害されているため、上記の部分には打消線を用いていることに留意してください。
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは、現在サイト-29██にある人型収容セルに収容されています。人型収容セル内は、スクラントン現実錨を用いて一定のヒュー厶値に保ってください。入口の扉の前に監視カメラを2台設置し、収容違反が起きないように常に監視してください。職員は毎日3食の食事をSCP-XXXX-JPに与えてください。
現在、SCP-XXXX-JPの収容または終了方法は確立されていません。現実改変者対策チームは、早急にSCP-XXXX-JPを沈静化させる方法を発見してください。なるべくSCP-XXXX-JPによる被害を抑えてください。民間人をSCP-XXXX-JPに近づけないでください。
説明: SCP-XXXX-JPは、戸籍上は22歳の男性である佐伯██という人間です。SCP-XXXX-JPは現実改変能力を有しており、収容時の体内ヒューム値はおよそ51でした。SCP-XXXX-JPは2012年6月30日に██県██市上空を飛んでいるところを民間人に通報され、エージェントが確保及び収容しました。インタビューの後SCP-XXXX-JPの目撃者には記憶処理が施されました。現在SCP-XXXX-JPは財団の収容に対して協力的です。
SCP-XXXX-JPは、戸籍上は18歳の男性である池道██という人間です。SCP-XXXX-JPは現実改変能力を持っており、人間に対して非常に敵対的です。SCP-XXXX-JPは物質の操作、異常生物の生成、広範囲に及ぶ致死性のミーム汚染、[削除済]等によって、周囲にいる人間を可能な限り殺害します。2012年10月5日現在までに、およそ██万人がSCP-XXXX-JPによって殺害されたと推測されています。SCP-XXXX-JPは2012年9月27日に突如活性化したと考えられています。活性化した原因は不明ですが、上記の日に当該オブジェクトがSNSに投稿したと思われる文章が発見されました。以下はその内容です。
もう疲れた。我慢して生きてたって、良い事なんて一つも無い。誰も俺の事を好きじゃない。誰も俺の幸せを願わない。学校にも家にも、俺の居場所なんてありゃしない。何もかもがどうでもいい。俺は、元からこの世界には要らなかったんだ。いや、あのゴミ達のストレス発散にはなってたのかな。願わくばアイツらが地獄へと堕ちますように。来世はもうちょっといい世界だったらいいな。こんなクソみたいな世界、滅んでしまえばいいのに。みんな死んでしまえ。さよなら。
この文章にSCP-XXXX-JPの異常性との関連性があるかどうかは判明していません。
また、SCP-XXXX-JPの沈静化のためにこれまでに7回の現実改変者対応機動部隊による作戦が実行されましたが、それらは全て失敗に終わっています。以下はその作戦の記録の1部です。
記録: SCP-XXXX-JP-1
作戦実行者: 機動部隊シータ-5("鷹の目")
付記: 機動部隊シータ-5("鷹の目")の隊員には標準的な武器ならびに現実改変に耐性のある防具を装備させています。また、通信は通信機器を介して後方部隊の隊員と唐澤博士が行っています。
隊員γ: 約20m前方に宙に浮いた実体が見えるが、あれがSCP-XXXX-JPか?
唐澤博士: 場所的に恐らくそうでしょう。
隊員γ: あちらはまだこちらに気づいてないようだが、どうする?
唐澤博士: 可能ならば生きたまま収容することが望ましいですが、難しいようなら終了措置を取っていただいても構いません。
隊員γ: 分かった。それじゃあ他の隊員に指示を出…
[通信機器から聞こえていた音が全て消える]
唐澤博士: …?隊員γ、どうしましたか?
隊員γ: 消えた。
唐澤博士: え?
隊員γ: 目の前から何もかもが一瞬で消えたんだ…建物も、車も、仲間も…(声は酷く震えている)
唐澤博士: 直ちに支給された武器を用いてSCP-XXXX-JPを終了させてください。
隊員γ: だ、ダメだ、こっちに…
[肉が潰れるような音]
この後、通信が途絶されました。機動部隊シータ-5("鷹の目")の隊員は全員死亡したことが確認されました。以降に行われた作戦も、全て同じような過程で失敗し、壊滅しました。
"SCP-XXXX-JPはこのまま日本、いや、全ての地球上の人間を力のままに虐殺し、XK-世界終焉シナリオを引き起こしてしまう可能性がある。我々は、何としてもこれを止めなければならない。我々は、世界を救うために命を懸けた彼らの犠牲を無駄にしてはいけない。確保、収容、保護などと言っている場合では無いのだ。我々の存在意義は、人類の保護である。 O5評議会"
SCP-XXXX-JPの迅速な沈静化は最重要事項であるとO5評議会が判断したため、現在Thaumielクラスのオブジェクトの使用が検討されています。
補遺1: (日付: 2012/8/12) (日付: 2012/10/7)
SCP-XXXX-JPが収容違反を起こしました。現在行方を捜索してい
SCP-XXXX-JPがサイト-29██を襲撃し、サイト-29██にいた職員及びSCPオブジェクトが1名を除き死亡および破壊されました。唯一の生存者である現実改変者対策チームの主任、佐伯博士は現在昏睡状態に陥っており治療を受けています。この事案により現実改変者対策チームは事実上の解体となりました。
追記: 治療室で就寝していたはずの佐伯博士が突如失踪しました。財団は可能な範囲で佐伯博士の行方を捜索しています。 |
補遺2: (日付: 2012/10/9)
SCP-XXXX-JPの生体反応の消滅が確認されました。以下は、行方不明となっていた佐伯博士の机に置かれていた音声レコーダーの記録です。
<再生>
[足音]
あ あ、あー。よし、録音出来てるかな。今俺はSCP-XXXX-JPの元へと向かってるんだが…
さて、どこから話そうか。[約10秒間の沈黙]
こんなにのんびり話してる暇は無いかもしれないが、最期なんだ、折角だしな。…まず、最初に。
俺は現実改変者対策チームの主任である佐伯 明良だが、それと同時にSCP-XXXX-JPでもあるんだ。いや、元SCP-XXXX-JPと言った方が正しいかな?…俺の中途半端な現実改変のせいで、報告書にはなぜか俺の情報が残っちゃってるから実質俺もSCP-XXXX-JPなのかもしれないが。
つまり、俺はSCPだったんだが現実改変能力を使ってその事実を上書きしてお前らの仲間になったんだ。騙していてすまなかったな。まあ、その分、主任として割と仕事はしてたと思いたいけど。
それと、お礼を言わせてもらう。お世話になった。結構、楽しかったよ。…もうすぐSCP-XXXX-JPのいる地点に着く。現実改変者をどうにかできるのは、現実改変者しかいないだろ?これが、現実改変者対策チームの主任である俺の最後の仕事だ。
…あー、見えた。
[風が吹き荒れる音]
たいそうなお出迎えだな。はは…
[風の音に掻き消されて聞き取れない。SCP-XXXX-JPが発していると思われる声]
(舌打ちの音)それはこっちの台詞だけどな。なんでお前はこんなことしてるんだよ?
というか、ちょっと気になったんだが。お前のその、首にある跡って[風の音が止まる]
どうしたんだ?
[SCP-XXXX-JPの呻き声]
おいおい、大丈夫かよ。
[SCP-XXXX-JPの嗚咽]
ん、ああ、そういえば、なんか遺書みたいなの読んだ覚えがあるな。
[数秒間の沈黙]
ただ、お前は楽になりたかっただけなんじゃ
[地響きが始まる]
この世界の惨状が、本当にお前の望んでたことなのか?どうみたってお前、苦しそうだぞ。
[肉が裂ける音。複数の生物の鳴き声が聞こえ始める]
………お前の恨みや憎しみが、お前をこんな風にしちまったのか。きっと、辛かったんだろうな。
[咆哮。複数の爆発音]
お前の苦しみなんか、俺は分かれない。ごめんな。俺がお前に何か言う資格はない。だが、罪は償わなくちゃいけない。世界を滅ぼされちゃ困るんだよ。
[肉が潰れるような音] [何かを吐く音] [微かな泣き声]
…本当は、お前も、もう、解放されたいんだろ。
[複数の落雷の音。肉が焼けるような音が聞こえる]
世界は、正しい未来へと進んでいかなきゃいけない。俺もお前も、前に行かなきゃいけないんだ。共に征こうぜ。地獄でも、どこへでも。
この後、1分以上に及んで轟音が鳴り響き、通信は途絶されました。佐伯博士のGPSが最後に反応していた地点には、小規模の時空間異常が発生していました(およそ1時間後に自然消滅しました)。なお、上記の地点からおよそ300m離れた道路から、佐伯博士の指紋が付着したボールペンの残骸が発見されました。財団は以下の記録から佐伯博士がSCP-XXXX-JPと自身に対して局所的な現実改変を起こし、共に消滅したと結論付けました。SCP-XXXX-JPの消滅によってSCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスがNeutralizedに変更されました。佐伯博士はその功績から、O5評議会から勲章が与えられました。
補遺3: (日付: 2012/10/10)
プロトコル・リスコントラクションがO5評議会の指示で実施され、SCP-XXXX-JPに関連する全ての情報の削除、日本全土に及ぶ記憶処理・改竄が行われました。SCP-XXXX-JPがもたらした被害については、カバーストーリー[未曾有の大災害]を適用し、震度7の地震と、それによる二次災害によって都市部が壊滅したことにされています。
ここまで読んで頂き有難うございます。
(補足及び読者の方に批評して頂きたいこと)
・序盤の注意書きは、補遺2での急展開への伏線として書きました。(納得度を高くするための保険ということです)
・機動部隊シータ-5("鷹の目")は作者が即興で考えた部隊です。
・リスコントラクションは日本語で復興 という意味です。SCP-8900-EXで出てきたプロトコルの範囲が日本限定になったみたいなものです。
・特に批評して頂きたいところ
1.言葉遣い、言い回しの不自然な所
2.機動部隊やO5評議会のやり取り・発言のおかしな所
3.補遺3が事後の現実的な対処かどうか
4.諸々の設定に違和感を感じたところ
5.そもそもSCPとしてこの報告書はどうなのか
6.世界を滅ぼす動機・問題が解決する動機に納得できるか
7.現状この記事に低評価・評価なし・高評価のどれをつけるか
心配なところ
よくあるありふれた感動系(感動系なのかも不明)のもので、独創性も正直ない気がするので果たしてこの報告書を読んでいただいて、良い感想を抱いてもらえるのかが不安です。
報告書を執筆することが初めてで、有り得ないような非常識なミスも沢山していると思いますが、是非指摘していただけると有難いです。よろしくお願いします。
付与予定タグ: SCP,JP,Keter,Neutralized,現実改変者
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:8280366 (01 Oct 2022 05:37)
拝読しました。
アイテム番号:
ではなく、
アイテム番号:
のように、:も太くしてください。
でも十分伝わると思います。
作戦記録ですが、
また、会話と会話の間には一行挟んでください。
↓
ざっとこんな感じにすると読みやすいと思います。
佐伯博士︰(足音)あ あ、あー。よし、録音出来てるかな。今俺はSCP-XXXX-JPの元へと向かってるんだが…さて、どこから話そうか。[約10秒間の沈黙]こんなにのんびり話してる暇は無いかもしれないが、最期なんだ、折角だしな。…まず、最初に。俺は現実改変者対策チームの主任である佐伯 明良だが、それと同時にSCP-XXXX-JPでもあるんだ。いや、元SCP-XXXX-JPと言った方が正しいかな?…俺の中途半端な現実改変のせいで、報告書にはなぜか俺の情報が残っちゃってるから実質俺もSCP-XXXX-JPなのかもしれないが。つまり、俺はSCPだったんだが現実改変能力を使ってその事実を上書きしてお前らの仲間になったんだ。騙していてすまなかったな。まあ、その分、主任として割と仕事はしてたと思いたいけど。それと、お礼を言わせてもらう。お世話になった。結構、楽しかったよ。…もうすぐSCP-XXXX-JPのいる地点に着く。現実改変者をどうにかできるのは、現実改変者しかいないだろ?これが、現実改変者対策チームの主任である俺の最後の仕事だ。…あー、見えた。[爆発音]うぉっと、悠長に独り言を話してる場合じゃなさそうだな。[不明瞭なため聞き取れない。SCP-XXXX-JPが発していると思われる声]それはこっちの台詞だけどな…お前はこんなことして何がしたいんだよ?[風が吹き荒れる音]無視か。まあ、いい。俺は今から、世界を救うヒーローになる。ありふれた1人の財団職員としてな。そしてお前ははた迷惑なやつとして財団の歴史に刻まれていくんだ。[風の音に掻き消されて聞き取れない。生物の鳴き声が混じっていると思われる]やってみなきゃ分からねえだろ。(深呼吸)じゃあな。
改行がないので非常に読みにくいです
訂正例
<再生>
[足音]
あ あ、あー。よし、録音出来てるかな。今俺はSCP-XXXX-JPの元へと向かってるんだが…さて、どこから話そうか。
[約10秒間の沈黙]
こんなにのんびり話してる暇は無いかもしれないが、最期なんだ、折角だしな。…まず、最初に。
俺は現実改変者対策チームの主任である佐伯 明良だが、それと同時にSCP-XXXX-JPでもあるんだ。いや、元SCP-XXXX-JPと言った方が正しいかな?…俺の中途半端な現実改変のせいで、報告書にはなぜか俺の情報が残っちゃってるから実質俺もSCP-XXXX-JPなのかもしれないが。
つまり、俺はSCPだったんだが現実改変能力を使ってその事実を上書きしてお前らの仲間になったんだ。騙していてすまなかったな。まあ、その分、主任として割と仕事はしてたと思いたいけど。
それと、お礼を言わせてもらう。お世話になった。結構、楽しかったよ。…もうすぐSCP-XXXX-JPのいる地点に着く。現実改変者をどうにかできるのは、現実改変者しかいないだろ?これが、現実改変者対策チームの主任である俺の最後の仕事だ。
…あー、見えた。
[爆発音]
うぉっと、悠長に独り言を話してる場合じゃなさそうだな。
[不明瞭なため聞き取れない。SCP-XXXX-JPが発していると思われる声]
それはこっちの台詞だけどな…お前はこんなことして何がしたいんだよ?
[風が吹き荒れる音]
無視か。まあ、いい。俺は今から、世界を救うヒーローになる。ありふれた1人の財団職員としてな。そしてお前ははた迷惑なやつとして財団の歴史に刻まれていくんだ。
[風の音に掻き消されて聞き取れない。生物の鳴き声が混じっていると思われる]
やってみなきゃ分からねえだろ。
[深呼吸]
じゃあな。
<終了>
このSCP-XXXX-JPの報告書には、これまでSCP-XXXX-JPに指定されたオブジェクトは存在しないにも関わらず、過去に書かれたと思われる虚偽の情報が紛れ込んでいます。削除は未知の原因によって阻害されているため、上記の部分には打消線を使用していることに留意してください。
以下のような枠もあります。強制はしません。
このSCP-XXXX-JPの報告書には、これまでSCP-XXXX-JPに指定されたオブジェクトは存在しないにも関わらず、過去に書かれたと思われる虚偽の情報が紛れ込んでいます。削除は未知の原因によって阻害されているため、上記の部分には打消線を使用していることに留意してください。
全体的な評価ですが、アノマリーの個性が薄いです。
・空を飛ぶ
・現実改変者
・人型実体
こう、もっと何か欲しいです。空を飛ぶ現実改変者に何か個性を付け加えてほしいです。例えば破壊の目的や、アノマリーの過去などがあってもいいと思います。
現状dvですが、初執筆にしてはかなりレベルが高いほうだと感じました。もっと磨いて、上手くいけば番号がつくと思います。
コメント有難うございます!!ご指摘いただいた部分に関しては、早速修正し、改良したいと思います。m(*_ _)mアドバイスを丸パk…ではなく、参考にさせていただいて、複数の修正を行いました。また、方向性を少し変更しました。
しばらく更新が見られないため、この下書きのステータスを「批評中断」にしました。下書き批評を受ける準備が整ったならば、お手数ですが、改めて下書きのステータスを「批評中」に変えていただくようお願いします。
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