共著怪奇部門
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SCP-XXX-JPへ続く通路

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別終了プロトコル: SCP-XXX-JPの存在する洞窟は土砂によって埋め立てられ、完全に封鎖されています。

監督評議会の指令により、SCP-XXX-JPに関するあらゆる調査は現在許可されていません。

説明: SCP-XXX-JPは██県██村跡地周辺の山岳部に存在する洞窟からアクセス可能な空間です。SCP-XXX-JPへと続く通路は洞窟の入口から約800m程度の地点に存在し、通路内には照明や階段、手すりが設置されています。SCP-XXX-JPの発見時、通路の入り口付近には破損した金属と石材の加工物が散乱していました。回収された加工物の復元によって、それらは周囲の地形に偽装された特殊な形状の扉であったことが判明しています。また、復元された扉の変形具合と発見時の各加工物の位置関係から、扉は内部からの強い衝撃によって破壊されたと推測されています。

SCP-XXX-JPに特筆される異常性は内部の気温の低さです。SCP-XXX-JP内部の気温は極めて低く、計器はマイナス100℃以下1であることを示しています。

████/██/██、低温の環境下で稼働可能な標準の無人機によりSCP-XXX-JP内部の第1回目の探査が実施され、SCP-XXX-JP内には厚い氷で覆われた建造物(SCP-XXX-JP-1)が存在していることが判明しました。探査機の装備ではSCP-XXX-JP-1に侵入する方法がなく、内部の探査は次回へ持ち越しとなりました。第1回目の探査ではSCP-XXX-JP-1の存在以外に新たな発見はありませんでした。

████/██/██、第2回目の探査が行われました。第1回目の探査の結果を受けて、探査には砕氷用の装備と小型爆弾を取り付けた大型無人機アルファ、SCP-XXX-JP-1内部探査用の中型無人機ベータが使用されました。

アルファがSCP-XXX-JP内に侵入。ベータはアルファと一体化しており、アルファの操作時はカメラとして利用されている。周囲の状況は第1回目の探査時から変化していないように見受けられる。

アルファは想定された時間通りにSCP-XXX-JP-1に到達。SCP-XXX-JP-1を覆う氷の掘削を開始する。

約80分後、ベータが侵入するために十分な大きさの穴が開く。小型の爆弾によって発破を行い、SCP-XXX-JP-1の壁面に穴を開けることに成功。

ベータはアルファから分離し、SCP-XXX-JP-1内部に侵入。ベータが侵入した部屋にはSCP-XXX-JP-1外部のような巨大な氷の姿は見受けられないものの、床や壁には霜が降りている箇所が散見される。

ベータに備え付けられた温度計は室内の気温が外部と同程度であることを示している。室内には10人掛けのフリーアドレスデスクと10脚のハイバックチェア、大型のキャビネットが存在しており、ベータはデスクの上、キャビネット棚の確認を行う。室内で新たに発見できたものはなかった。

ベータは室内の扉から通路に出る。ベータが出た部屋の扉には"1-7-P"と記載されたプレートが取り付けられており、通路には同様のプレートが取り付けられた扉が連続している。通路の床、壁はところどころヒビ割れており、破片が床に散乱している。なお、このヒビ割れは"1-7-P"の部屋には見受けられなかった。

近隣の"1-7-N"~"1-7-S"の5つの部屋を確認するも、内装は"1-7-P"と同様であり、変わった点は発見されなかった。通路内の各部屋の探索は中断し、ベータはSCP-XXX-JP-1全体の探索へ移行する。

30分ほどでベータはSCP-XXX-JP-1の通路全体の探索を完了。SCP-XXX-JP-1は通路沿いに進むことで内部を一周することが可能な構造になっていることが判明する。通路は長方形の形をしており、ベータが侵入した"1-7-P"は長方形の短辺に並ぶ部屋の1つである。短辺の通路では"1-7-N"~"1-7-S"と同様の扉が等間隔に連続していることに対し、長辺の通路は短辺の通路に比べて扉の間隔が広く、不規則に並んでいる。特筆される点は『SCP-XXX-JP-1外部への出入口が存在しない』点と『"1-7-C"の扉と部屋が完全に破壊されている』点である。

通路全体の探索を終えたベータは長辺の通路の部屋に侵入する。扉には"MMMMAS"と記載されたプレートが取り付けられている。

カメラ映像から見受けられる"MMMMAS"の部屋の様子は"1-7-P"の部屋らとは異なり、壁や床、内部の物品のほとんどが破損している。他の部屋で設置されていたデスクやキャビネット以外の物品として、コンピュータなどの電子機器や大量のデータディスク、書類が床に散乱しているようである。一部の書類には”怪奇部門(Department of Abnormalities)”と記載されていることが映像から確認できる。

ベータはサンプルとしてデータディスク、書類の一部の回収を行いながら室内の調査を進めていく。調査の途中、取り付けられたマイクが詳細不明の音を拾う。音の発生源へカメラを向けると、凍り付いている破損した人形(SCP-XXX-JP-2)がカメラに映る。

Frozendoll.bmp

撮影されたSCP-XXX-JP-2

SCP-XXX-JP-2: ねえ、聞こえてる?そこにいるのは誰?メメナリオ?ピコノン?私の知ってるお友達かしら?私よ。マリアンナよ。

マイクから拾われる音とともに、SCP-XXX-JP-2の口部分が動いていることが映像から確認できる。SCP-XXX-JP-2は発話能力を有する人形と推測される。

SCP-XXX-JP-2: もしかして、お口がないお友達?だとしたらごめんなさい。もうお目目が見えなくて。まだお耳は聞こえるんだけどね。あの時にダメになっちゃったみたい。

SCP-XXX-JP-2が発話すると同時に、パキパキと氷が割れるような音をマイクが拾う。

SCP-XXX-JP-2: どれくらい経ったのかしら?博士たちは無事?あなたが知ってるといいんだけど。ああもう、話したいことがたくさんあって。どうしましょう。ごめんなさい。待って。行かないでね。

SCP-XXX-JP-2の胴体がカタカタと震えだす。

SCP-XXX-JP-2: あなたは動けるのよね?博士たちに会ったら伝えて。ジョージャンたちは出て行ったわ。あいつがリーダーになったのはシャクだけど、お友達みんなで身を寄せ合うしかなかったの。あいつはお友達を惹きつけるカリスマみたいなものを持ってたから。ガラガラうるさいからもう見つかってるかもしれないけど、まだ見つかっていないのなら探して。

パキパキと何かが割れるような音が大きくなっていく。

SCP-XXX-JP-2: 私はもう動けなかったし、ここに残ったわ。いつか博士が戻ってくるかもしれないから。メッセンジャーが必要でしょ?

音とともにSCP-XXX-JP-2にヒビが入り、ヒビが広がっていく。

SCP-XXX-JP-2: あとこれも伝えて。マリアンナが今までありがとうって言ってたって。あなた、喋れないのよね?こんなこと頼んでごめんなさい。よろしくね。

SCP-XXX-JP-2の全身が徐々に砕けていく。

SCP-XXX-JP-2: 寒いわ。博士。

SCP-XXX-JP-2が完全に砕け散る。ベータは"MMMMAS"内でSCP-XXX-JP-2の破片と可能な限りの資料を回収。他の部屋では新たな発見はなかった。ベータはアルファのもとへ帰還し、2機は滞りなく回収された。

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  1. portal:3646960 ( 31 May 2018 15:21 )
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