企画案1979-101/1988-581

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名前: テオバルト・ヘイズ

タイトル: "Light"/ "光"

必要素材:

  • 鉛(2kg程度必要)
  • ツバメ(1羽必要)
  • "The Happy Prince and Other Stories"(1冊 所持済)
  • 精神影響エージェント
  • 精神回帰効果を持つ物品

要旨: "光"は接触した人間の精神に影響を与えるツバメの像だ。像に接触した人間は他者に対する献身意欲が増大し、いかなる人物に対しても自分の持てる力を尽くしたくなる。この像の性質はシンプルで、それだけだ。この像の本質は像そのものではなく、像によって引き出される人間の姿にある。

"光"への接触は全面的に許可されるが、展示の際は参加者に十分配慮し、精神回帰効果のある物品の設置を必須とする。

意図: 私は生きるということは自らの価値を積み上げることだと考えている。食事をすること、着飾ること、友を作ること、それらはすべて自らの糧とするための行動だ。

その考え方に基づいたとき、私は「献身」こそがこの世で最も美しきものなのだと主張したい。積み上げ、高めた自らの価値を他人のために使用し、他人に価値を分け与えることができる者。それこそ最も尊ばれるべき人間なのだ。
そのような人物を私は一人だけ知っている。富も、能力も、名誉も、多くの価値を彼女は持っていたが、彼女は他人のためにそれを使うことを躊躇わなかった。彼女の輝かしい生き方は今も私の中に強く残っている。

この像は人間の光を呼び起こすものだ。もちろん強いられたものでは意味がないことは承知している。この作品を通して、この考え方が多くの人々に伝わってくれればよい。そして、彼女のような輝かしき光が世に増えることを切に願っている。


返信: 企画案- "光"

テオバルト、

君の"光"のアイデアを拝見させてもらった。
率直に言って、まだ甘い部分は多い。多いのだが、これは大きな可能性を秘めていると私は感じる。ぜひとも後援者パトロンとして支持させてもらいたい。

私のハウスへ来るといい。君よりも経験豊富な、多くの芸術家と交流できて良い刺激になる。間違いなく君のためになるはずだ。

そして、博覧会には「魅せ方」というものがある。君はそういった部分には疎いだろう。私に任せなさい。

手短で済まないが、ペンを持つのは苦手でね。

良い返事を期待している。

ダン・ホークヤード



名前: ドナ・リュシェール

タイトル: "By The Name of You"/ "それはあなたという名の"

必要素材:

  • スズランの種子(苗では代替不可)
  • 植物用の栄養剤
  • 人間(5名ほど 人種、性別、年齢は不問)
  • 除草剤(十分な量)

要旨: "それはあなたという名の"は人間に寄生するスズランである。このスズランの成長は非常に早く、種子が人間の体内に入ってから(嚥下、傷口からの侵入などを含む)遅くとも数十分で体外に芽を出し、個体差はあるものの数時間で開花する。成長したスズランは特殊な液体を根から分泌し、寄生した生物の四肢を麻痺させた後、その生物を2~3日ほどかけてゆっくりと衰弱死させていくのだ。したがって、これの寿命もおよそ数日だ。

もちろん、観客に数時間動かぬ人形を鑑賞せよと命じるつもりはない。会場では開花済みのものを数点展示する。着目すべきはスズランの性質ではなく、寄生された人間なのだ。その人間の全てが花の美しさへと転化されていき、それが潰える瞬間を鑑賞してもらう。不測の事態による拡散を防ぐため、展示場所は屋内に限定する。また、十分な量の除草剤を常に配備しておくこととする。

意図: 1979年の博覧会にて"光"を目にした記憶は私にとってまだ新しい。数々の鮮烈な芸術作品の中で公開された無名の芸術家の作品は、一見するとみすぼらしい鉛のツバメだ。しかしそれは観客を引き込むような静かな説得力を持っていた。ホークヤードによるプロモートを通して、あれに秘められたメッセージは会場を大きく揺らした。

芸術を作り出すのではなく、見えていなかった芸術に気付かせる。それは新たなクールの形だ。いかにアーティスティックなものを生み出すのかにこだわっていた私は、あれにただただ圧倒されるばかりだった。現在のヘイズ派の多くは私と同じようにあの場で凄まじい衝撃を受けたに違いない。

鬼才テオバルト・ヘイズの目には何が映っていたのか、彼がどのような思想を抱いていたのか、彼の自殺の理由は謎に包まれたままだ。私たちの世界に一石を投じた"光"は惜しくも彼の遺作となってしまったが、彼の作品は多くの芸術家たちに影響を与えている。私も彼を目指してこの作品を考案したつもりだ。

私はあの時のステージの光景を決して忘れることはないだろう。あの奴隷の少年が力尽き倒れる瞬間の、消えゆく生命の輝きを。


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  1. portal:highbriku ( 31 May 2018 15:21 )
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