行政管理板

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、サイト-8128の生体認証ロック付き保管庫に収容されています。現在のところ、研究目的でSCP-XXX-JPを操作する申請は全て保留され、SCP-XXX-JPの現状、特にSCP-XXX-JP-2の配置に変更を加えることは許可されません。これに抵触しない範囲で非破壊検査を行いたいとの申出については、サイト-8128統括管理官の審査に基づき許可される場合があります。以上のことにかかわらず、日本政府において組織改編が実施される場合、正確にその改編が行われる時刻に合わせて特別収容プロトコルを実施してください。特別収容プロトコルは、サイト-8128統括管理官の命令によってのみ実施されます。なお、SCP-XXX-JPには深刻な現実改変能力が具備されており、特別な注意が必要であることから、特別収容プロトコルの実施には日本支部以外から派遣された者2名以上を含むセキュリティレベル4以上の職員5名以上の立ち会いが必須です。

説明: SCP-XXX-JPは、SCP-XXX-JP-1-1~50と指定される50枚の標準的なサイズのホワイトボードと、総体としてSCP-XXX-JP-2と指定される付箋の束から構成されます。SCP-XXX-JP-1には、SCP-XXX-JP-2を用いて一般的な組織図の形式で日本政府の組織1がが再現されています。
SCP-XXX-JPの異常性は、SCP-XXX-JP-2によってSCP-XXX-JP-1上に再現された日本政府の組織が、現実に反映されることです。SCP-XXX-JPは、201█年██月██日に、サイト-8128の改装に伴って発注されたオフィス用ホワイトボードとして納入され、事案XXX-JPの発生によってその異常性が確認され直ちに収容されました。

事案XXX-JP: サイト-8128は、収容するオブジェクトの増加が著しく、新収容棟・第二研究棟の建築を含む大規模な改修が実施されていました。当時財団の経費節減のために適用されてた調達規則に基づき、通常のオフィス用品については、財団フロント企業の名義で複数の業者から相見積もりを取ることとされていました。そして、研究室棟用のオフィス用ホワイトボード50枚について、それまで財団との取引履歴のなかった株式会社[編集済み]という企業が相場の3割ほど安価の見積もりを提出したため、これを同社から調達することとし、売買契約が締結されました。
納入期日の朝、出勤してきたサイト-8128警備員がサイトのエントランス前に積み上げられた段ボールと、その上にピンで留められた納品書と一枚のメモを発見しました。

納品書:

納  品  書


201█/██/██


███████████株式会社2横浜支社 御中

株式会社[編集済み]


下記の通り納品いたします。
No. 品目 単価 数量 小計 備考
1 壁掛式ホワイトボード [編集済み] 50枚 [編集済み] 初回御奉仕[付与-行政管理機能-JP]
2 付箋 0 0 サービス品[行政管理機能-JP対応済み]
- -以下余白- - - - -
- - - - - -
- - - - - -
- 小計 - - [編集済み] -
- 消費税 - - 0 消費税法別表第一第八号により非課税3
- 合計 - - [編集済み] -

メモ:

これ結構気を遣うんだよねー。お兄さんたちだったらこういうの得意だよね?あとはよろしくね!

 
このホワイトボードを設置する予定であった研究室の主である別宮博士の指示により、SCP-XXX-JPはひとまずサイト-8128の倉庫に保管して経緯を調べることになりました。その結果、株式会社[編集済み]なる企業は存在しないことが判明し、SCP-XXX-JPが異常性を持つ可能性についての調査が開始されました。具体的には、いくつかのSCP-XXX-JP-2を剥がしたり書き換えたりすることが試されましたが、当初は何の異常も発見されませんでした。

調査が成果を挙げず、割り当て人員の削減が検討されていた201█年4月2日、次の新聞記事が発見され、SCP-XXX-JPとの関連性が疑われました。

新聞記事1:

██████省で異常事態 職員[編集済み]名が行方不明

1日、██████省に[編集済み]問題を専門に扱う部署として[編集済み]事務局が設置され、████大臣以下が発足式を行う予定となっていた。しかし、1日朝になっても[編集済み]事務局の職員は誰一人登庁せず、現在まで全員の行方が分かっていない。現在までのところ、職員の失踪に事件性を窺わせるものは見つかっておらず、警視庁の捜索活動は難航している。ある職員は、31日夜遅くまで前の部署での引き継ぎを行っていたが、日付が変わった1日未明になって突然姿を消したという。入退庁管理システムにもこの職員の退庁記録は存在せず、██████省は対応に苦慮している。

 
これを受け、念のため██████省の組織を再現するSCP-XXX-JP-1-██において、「[編集済み]事務局」と記入したSCP-XXX-JP-2を組織図として適切な場所に配置したところ、その時点から[編集済み]事務局の職員は全員が再出現し、各々のデスクで執務を行っていました。そして、同日の夕刊には次の記事が掲載されました。

新聞記事2:

社告

2日の朝刊で「██████省で異常事態 職員[編集済み]名が行方不明」と題する記事を掲載しましたが、昨日、同省より秘書課長名でそのような事実は全く存在しない旨の抗議を受けました。これを受けて確認した結果、記事の内容は全くの事実無根でした。従いまして、同記事は削除いたします。なぜこのような誤報が生じたのかについて原因は分かっていませんが、今後社内調査を行い、責任者は厳正に処分する予定です。追って、経営陣としても責任を明らかにいたします。多大なるご迷惑をお掛けした██████省および読者の皆さまに深くお詫び申し上げます。

[編集済み]新聞社 代表取締役社長██████

 
メモ: 随分と中途半端な現実改変能力だな。むしろ厄介だ。 サイト-8128副管理官 別宮博士
 
補遺:
その後、財団本部の時空異常専門ユニットと連携して行われた調査の結果、前述の無軌道なSCP-XXX-JP-2の操作によって、少なくとも[編集済み]名の知的能力に反して失業した22歳から65歳までの男女と[編集済み]億円と見積もられる行政活動の停滞による損害が発生していることが確認され、直ちに特別収容プロトコルが制定されました。
201█年██月██日の時点で、SCP-XXX-JP-2の残り枚数は収容当初の半分以下となっており、財団日本支部は日本政府に対して組織改編をなるべく控えるように要請していますが、目下のところ十分に遵守されていません。201█年3月31日、「SCP-XXX-JP-2」と朱書きされた封筒に入った付箋がサイト-8128のメールボックスに投函されていました。この付箋は、後の調査で記載のとおりSCP-XXX-JP-2であることが判明しました。この封筒には切手も差出人も記入されていませんでした。サイト-8128の監視カメラを確認したところ、この封筒を投函する20歳前後の女性の後ろ姿が映し出されていました。

なお、前述の警備員は、サイト-8128の前で見覚えのない一人の若い女性とすれ違ったと証言しており、ヒアリングによればSCP-XXX-JP-2を投函した人物と特徴が一致しており、同一人物であることが示唆されています。目下、サイト-8128情報保全セクションがこの女性の消息を追っています。

ERROR

The Hazy1028's portal does not exist.


エラー: Hazy1028のportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:hazy1028 ( 05 Aug 2018 17:53 )
特に指定がない限り、このサイトのコンテンツには次のライセンスが適用されます: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License