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SCP-XXX-JP 燃え尽き感染症
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: 現在SCP-XXX-JP-Aのサンプルは、サイト-██に存在する無人収容房の真空管内部に冷凍保存されています。収容室内は常に0℃以下を保ってください。収容室の内部に侵入することは禁止されています。
SCP-XXX-JP-Aの感染が疑われる財団職員は必ず健康診断を受け、エージェント███もしくは██博士へ診断報告書を提出してください。その際にSCP-XXX-JP-Aに感染していた場合は、Stage2以下の段階であればサイト-██の医務室にて隔離し治療を受けてください。Stage3以上の段階であれば、エージェント███もしくは██博士の許可を得て実験を行ってください。
財団外部で新たなSCP-XXX-JP-Bが発見された場合、機動部隊え-1(”冷や水”)を出動させ適切な処理を行ってください。発見されたSCP-XXX-JP-BがStage3以上の段階であった場合はエージェント███もしくは██博士の許可を得ることで実験を行ってもかまいません。現在は倫理委員会により発見されたSCP-XXX-JP-Bに対する実験は禁止されています。
説明: SCP-XXX-JP-Aはヒトに段階的な症状を発症させる未知のウィルスです。大きさは10nm~25nmであり、外観はライノウイルスB型に酷似しています。感染経路は飛沫感染と接触感染が確認されています。
SCP-XXX-JP-BはSCP-XXX-JP-Aに感染した感染者です。SCP-XXX-JP-Bには時間経過とともに以下の段階的な症状が現れます。
段階 | 経過時間 | SCP-XXX-JP-Bの状態 |
Stage1 | 感染から1時間~12時間 | 上気道感染症1に似た症状が表れ、動くことが困難になります。 |
Stage2 | 感染から12時間~24時間 | 徐々に行動が活発的になり、特定の物事に対しての達成欲求が強くなります。また、体温は摂氏36℃から下がることがなくなります。 |
Stage3 | 感染から24時間~48時間 | 達成欲求が強くなり、達成目標が初期段階よりも高くなります。目標の達成のためには身体の負傷や体調不調を厭わないようになります。阻止しようとした場合は相手を罵倒したり軽度の暴力などで抵抗を見せます。体温は摂氏38℃から下がることがなくなります。また、この段階に入ったSCP-XXX-JP-Bは治療により完治することが不可能になります。 |
Stage4 | 感染から48時間以降 | 目標を達成するためには生命の危機を厭わないようになります。そのため、Stage4に到達したSCP-XXX-JP-Bの約75%は重大な身体損傷や重度の栄養失調により死亡します。阻止しようとした場合は激しい暴力などの強い抵抗を見せます。体温は40℃から下がることがなくなります。 |
Stage5 | Stage4経過後 | Stage4において目標を達成したSCP-XXX-JP-Bはあらゆる物事に対しての関心を著しく消失します。これは生命維持のための活動も含まれており、食事や排泄などの行動も積極的に行うことがなくなります。体温は上がることがなくなり、徐々に低下していきます。現在までのところ、Stage5に到達したSCP-XXX-JP-Bは100%の確率で衰弱死もしくは低体温症によって凍死しています。 |
症状がStage2以前の状態であるならば、抗ウイルス薬██████もしくは抗生物質███████を用いて治療することが可能です。
症状の進行を遅らせる方法については現在実験中です。
補遺1: SCP-XXX-JP-Aは一般的なウイルスと違い、単独で増殖することが確認されています。増殖する環境については判明していません。█℃以上の温度と██%以上の濃度の酸素、SCP-XXX-JP-A以外のなんらかの有機物が必要であることが判明しています。
補遺2: 1990年代中頃の██県███市の█████株式会社へのデモにおいて、デモの参加者が重度の熱中症や栄養失調で集団死するという事件が発生しました。死体を搬送した██病院に潜入していた財団エージェントが死体を解剖した結果、SCP-XXX-JP-Aが発見されました。財団職員がデモの調査を行ったところ、デモ参加者のおよそ80%がSCP-XXX-JP-Bであったと推測されています。
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- portal:4383617 (28 Jul 2018 17:19)
>■■
■(四角)ではなく██を使ってください
サイト-██としたほうがいいかもしれません
>オブジェクトクラス: 特別収容プロトコル: 説明: 補遺:
太文字にしてください
>SCP-XXX-JP-Bには時間経過とともに以下の段階的な症状が現れます。
表にしたほうが見やすいかもしれません
批評していただきありがとうございます。
指摘していただいた点を修正させていただきました。
拝読しました。
収容プロトコルについてですが、これは「ステージ3以上のSCP-XXX-JP-Bが見つかった場合、それが財団関係者ならば実験用に用いてよいが、一般人の利用は倫理委員会により禁止されている」ということでしょうか。
倫理委員会のオリエンテーションで説明される「財団倫理委員会」とは「財団の行為の悪性を必要最小限に留める」組織です。そして、「救える見込みのない一般人を実験に利用する」ことはこの場合「最小限」の範疇でしょう。
まあもちろん、「倫理委員会のオリエンテーション」は倫理委員会の役割に対する数ある見解の一つでしかないので、それを採用しなければならないということではないのですが。
また、プロトコル内で██博士、エージェント██といった具体的な人名が出て来ていますが、これは「SCP-XXX-JP担当の研究職員、エージェント」等の一般化した表現の方が良いのではないでしょうか。
何らかの収容違反や、当オブジェクトとは関係のないところで██博士やエージェント██が職務を遂行できない状態になった場合に、収容プロトコルが不十分なものとなり一々書き換える手間が発生するためです。
内容についてですが、補遺1までがオブジェクトの性質の説明であり、補遺2のみ具体的なインシデントが入る形になっていますね。つまり読者は、補遺1までで「これはこういう異常性です」と理解し、補遺2で「そしてこの異常性によってこのようなことが起きました」と把握するわけですが、私はこれだと少し物足りなく感じました。
補遺1までの説明を受けた、より驚くべきインシデントがあるとよいと思います。ただ、現状で既にこのオブジェクトの危険性については十分分かるので、更なる危険性、被害の大きさでもって「驚き」を生むのは難しいかもしれません。
ご検討ください。
追記: 「燃え尽き」という状態をもっと活用する形で考えるのはいかがでしょうか。現状のステージ5の記述は(物語の上での効果として)「そして死に至ります」と書いてあるのとあまり変わらないように思えます。
また、補遺2においてデモの参加者が栄養失調or熱中症で集団死とありますが、熱中症はともかく、栄養失調になるにはデモ後しばらくかかるはずで、前の記述からすればその間に凍死してしまうのではないでしょうか?
ルールを今一度確認して、15日まで待ってください
a.k.a. 鬼食料理長