二等分の地球

現在このページの批評は中断しています。


評価: 0+x

アイテム番号: SCP-xxx-JP

オブジェクトクラス: Safe Keter

特別収容プロトコル: 収容の際には発電所を模した収容コンテナでSCP-xxx-JPを覆うようにして収容してください。また、SCP-xxx-JPから半径██kmの一般の通行を規制し、規制の際には周辺の住人にカバーストーリー「発電所の事故」を流布してください。

200█/█/█追記: 2年ごとにSCP-xxx-JPの範囲の計測を行い、その拡大に伴い報告書の編集と収容コンテナの改築を随時行ってください。

説明: SCP-xxx-JPは長野県██山にある、2053/2/16時点で半径█km高さ3m程度の円柱状の範囲に広がる空間です。SCP-xxx-JP内部では酸素や窒素など、標準状態では気体として存在する物質が固体として存在していることから内部の温度は酸素の融点である54.35K1(-218.8℃)より低いものと考えられます。内部の圧力についてはほとんど気体がないにもかかわらず1気圧を保っており、正確なメカニズムは現状判明していません。

200█/█/█追記:SCP-xxx-JPが時間経過に伴い拡大していることが判明しました。2年で約██mのペースで半径が拡大しており、高さの変化はこの時点では観測されていません。また、この拡大に物理的な干渉はできないことが判明しています。この拡大ペースは1█年間不変であったことから、一定であると考えられていますが、拡大がなぜ起こるかは判明しておらず、早急な原因究明と、特別収容プロトコルの改訂が必要です。また、この時点から拡大に伴う周辺環境の変化を記録しています。後述の補遺2を参照してください。

補遺1: SCP-xxx-JPは199█/█/█に現地エージェントの調査によって発見されました。SCP-xxx-JP周辺の住民に対するインタビューによると、SCP-xxx-JPは少なくとも██年前から存在していた可能性が高く、正確な発生原因は判明していません。

補遺2: 以下SCP-xxx-JP記録責任者である███研究員による記録です。

記録日時: 201█/7/11
記録者氏名: ███研究員
記録内容: SCP-xxx-JP周辺約1mで、約0.14℃の気温上昇がみられるようになった。いつから周辺の気温上昇が起きるようになったのかは分かりかねる。

記録日時: 2027/█/█
記録者氏名: ███研究員
記録内容: SCP-xxx-JP周辺での気温上昇が約0.19℃に上昇していることが判明した。これまでの観測結果から、非常にゆっくりとしたスピードで周辺気温は上昇しているようだ。原因についてはさらなる研究と考察が必要である。

記録日時: 203█/█/█
記録者氏名: ███研究員
記録内容: SCP-xxx-JP周辺約30~50cmにある植物が発火する現象がみられた。SCP-xxx-JPに近づくにつれ気温は高まり、最高では81.1℃に達した。

記録日時: 2053/2/9
記録者氏名: ███研究員
記録内容: SCP-xxx-JP周辺で、融解した岩を双眼鏡で確認した。もう近づくのもSCP-xxx-JP周辺約30mほどが限界になった。どうやら██博士の仮定2は半分は正しく半分は間違っていたようだ。早急な対処が必要であるという面ではその仮定は的を射ていたが、その猶予については完全に的外れであった。博士が思っているより私たちに残されている時間は少なく、そしてそのタイムリミットはとうに過ぎてしまっているように思える。SCP-xxx-JPの不変の拡大スピードにもかかわらず周辺の気温上昇の割合は原因もわからぬままどんどん増加していき、SCP-xxx-JPの拡大を止める発明や発見もいまだない。私には地球の分断を防ぐ方法が思いつかない。

この記録を最後に███研究員は2053/2/12に自宅で異常性のない自殺体として発見されました。そのため、新たな記録責任者として█研究員が任命されました。よって以後の記録は█研究員によるものになります。

補遺3: 以下███研究員の遺品から発見された██博士が書いたとみられるメモです。

記録日時:2021/12/22
201█/7/11の記録から、SCP-xxx-JPは超低温の範囲の拡大に伴って逆に周辺の温度を上昇させている可能性が出てきた。これまでの実験や観測結果から、SCP-xxx-JPは19██/█/█頃に発生し、その内部の温度は0.0██K(-273.███℃)と仮定できる。すると、SCP-xxx-JPはこれまで1年あたり約2.3×10██J3のエネルギーを拡大に伴い外部に放出した計算になる。これが100年続くとき、世界の年平均気温は約0.73℃上昇する計算(これはSCP-xxx-JP自身が放出するエネルギー以外にも、放射冷却の分や温室効果ガスの割合の増加も加味している。)になり、これはこの時点で一般に発表されている100年あたりの世界の年平均気温の上昇の割合にほとんど一致する。つまり地球温暖化の原因がSCP-xxx-JPにある可能性が高く、拡大のスピードを鑑みれば、早急な対処をしなければ、200年以内に地球の半分が氷河におおわれ、地球の半分が炎におおわれる可能性は十分に考えられるということである。


    • _


    コメント投稿フォームへ

    新たなコメントを追加

    批評コメントTopへ

ERROR

The gyouzagasuki's portal does not exist.


エラー: gyouzagasukiのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:7182883 ( 02 Jan 2021 06:11 )
layoutsupporter.png
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License