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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPは現在収容されていません。一般人がSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPと接触した場合、カバーストーリー「幽霊がでると噂の心霊スポット」を適用します。現在、担当チームがSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPに対する調査、追跡を担当しています。担当チームからSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP発見の連絡が入りしだい直ちにフィールドエージェントを現地に派遣し、SCP-XXXX-JP追跡プロトコルを実行して下さい。

説明: SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPは日本各地の霧の発生地に出現する、普通自動二輪車に搭乗する人型実体です。
SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPはライダースーツ・ジーンズ・ブーツ・フルフェイスヘルメットを装着しており、外部からの観測では性別は判別できません。
普通自動二輪車(以下SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP-1と呼称)は一般的な排気量250㏄の二輪車で、車種は████の███████で色は赤色であると確認しました。

SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPは、国内で走行中に霧に遭遇し運転が困難になった自動車・原動機付自転車・軽車両(以下対象車と呼称)の付近に出現します。その後対象車を追い越し、前方をその対象車が出す速度に応じた安全な車間距離をとり、走行します。この時、如何なる距離または霧の濃さでもSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP-1のテールライトは対象車の運転手に明確に視認されます。
SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP-1のテールライトを視認した場合、対象車の運転手はSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPに対して強い安堵感を抱き、追いかけようとします。そのままSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP-1のテールライトを目標に走行を続けると直に霧を抜け、平時の運転が可能になります。霧を抜けると同時に前方を走行していたSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPとSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP-1は消失します。

実験記録XXXX-JP-1 - 日付20██/██ /██

対象: SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP
実施方法: SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPに走行中声をかける。
結果: 外部からの如何なるアクションにも反応を示さず、意思の疎通はできない。また、バイク乗り同士の挨拶にも反応を示さない。

実験記録XXXX-JP-2 - 日付20██/██/██

対象: SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP
実施方法: SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPを追行。
結果: SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPが出現後、██㎞に渡って追行。霧が晴れると同時にSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPが消失。続けての追行は不可。

 
実験記録XXXX-JP-3 - 日付20██/██/██

対象: SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP
実施方法: 普通自動車に搭乗し、SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPを追い越す。
結果: 失敗。速度を上げても車間距離が縮まらなかった。
分析: 追い越そうと速度を上げてもSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JP-1のテールライトの位置が変わらないことから、SCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPは対象車の速度の上昇を何らかの方法で察知、それに応ずる安全な車間距離を開けて走行していると考えられる。

 

補遺1: インタビューログ
以下は財団発見のきっかけとなった通報の通報者である宮下██氏とのインタビューログです。

対象: 宮下██氏

インタビュアー: ██研究員

付記: 宮下氏にはカバーストーリー「通報後の警察による事情聴取」を適用しています。

<録音開始 >

██研究員: それでは、当時の詳細をお願いします。

宮下氏: はい。あれは私が北海道の██岬をバイクで走っていた時でした。急に霧がでてきて全く周りが見えなくなり、初めて走る道というのもあって不安に思っていたところ、後ろからバイクのエンジンの吹かし音が聞こえたんです。サイドミラーで確認したら1台のバイクが私を追い越そうとしていたんで、そのまま譲ったんです。

██研究員: その時のライダーとバイクにはどのような印象を持ちましたか?

宮下氏: この霧の中、スピードをだしていて危ないなと思いましたね。でも、そのバイクのテールライトが見えた時にはこの人についていったら大丈夫だと思ったんです。走りの安定さから見て、きっと地元の人なんだろうなって。

██研究員: そのままついていったんですか?

宮下氏: はい。でも、ついていったら急にテールライトが消えたんです。驚いて後続車も確認できないまま急ブレーキをかけたら一気に視界が晴れて、霧を抜けたことに気づきました。

██研究員: そのバイクのライダーは?

宮下氏: いなかったんですよ。霧を抜けた後の道も長い一本道だったから見落とすことは無いです。転倒したんじゃないかと思って周りを探してみたんですけど、どこにもいなかったですね。でも、もしかしたら本当にどこかで倒れていて、私が見落としてるだけかもしれないと思ってあなた方警察に通報したんです。

██研究員: なるはど、分かりました。これで、インタビューを終了します。ご協力ありがとうございました。

宮下氏: ありがとうございました。……あの

██研究員: なんでしょう。

宮下氏: あの方が見つかったら、良ければ連絡頂けませんか?あの時助かったのは事実なんで、お礼を言いたくて。


<録音終了 >

終了報告書: インタビュー後、宮下氏にはクラスB記憶処理を施して解放しました。

 

事案-XXXX-JP報告書-日付20██/██/██
岐阜県██峠でSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPが出現、一般普通自動車を追い越し前方を走行。対象車はSCP-ⅩⅩⅩⅩ-JPを追尾、██分後ガードレールを時速50㎞で突き破り、高さ23mの崖を転落しました。すぐさま付近にいたフィールドエージェントが派遣されましたが、乗車していた男性3名が死亡、男性1名山中██氏が重体で発見され救急搬送されました。

以下は生存者の山中氏とのインタビューログです。

対象: 山中██氏

インタビュアー: ██研究員

付記: 山中氏にはカバーストーリー「事故後の警察による事情聴取」を適用しています。

<録音開始>

██研究員: それでは、事故当時の詳細をお願いします。

山中氏: んなことより、あのクソバイクはどこにいる?

██研究員: それを知るためにこうして山中さんに質問しています。事故当時の詳細をお願いします。

山中氏: (5秒沈黙)俺らがあの峠を走ってた時だ。霧がでてきてぜんっぜん周りが見えなくなったんだよ。そんときあのバイクが追い越してきやがって…。

██研究員: それは赤色のバイクに搭乗し、フルフェイスヘルメットを装着したライダーでしたか?

山中氏: とうじょう?まぁ…そうだ。でもあの時は安心したんだ。周りが見えないから、アイツについていこうっつって██(死亡した男性の一名)が言ったから……。

██研究員: ついていったと?

山中氏: ……チッ。そうだよ。あのクソバイクについていったんだ……!そしたら急に目の前にガードレールがでてきて!そのまま俺らは落ちたんだ!

██研究員: 山中さん、落ち着いて下さい。

[山中氏が立ち上がる]

山中氏: うるせェ!!俺は見たぞ…!俺らが落ちたんだから、あのクソバイクだって落ちてるはずなんだよ!!テールライトがガードレールの先にあるのだって見たんだからな。しかしどうだ?あのクソバイクはなぁ!俺らが落ちた崖の上にいて!俺らを見下してたんだよォ!!クソッタレが!!!!

██研究員: おい!拘束しろ!


<録音終了>

終了報告書: インタビュー後、山中氏にはクラスB記憶処理を施して解放しました。

補遺2: 生存者の山中氏と死亡した3名の男性の身元調査を行った結果、過去に4名全員に煽り運転、危険運転致死傷罪、飲酒運転の前科があることが判明しました。

調査記録XXXX-JP-1: SCP-XXXX-JPが出現する場所と回数を調査しました。出現回数が計52回と最多であった神奈川県███市██山を██研究員率いる調査隊が調査を行ったところ霧が発生していないにも関わらず、SCP-XXXX-JPが計6回目撃されました。調査隊が██山から撤退する際、調査隊が乗車する車両付近に出現し、追い越して██山の麓まで先行して走行し、その後消失しました。

██山は特別案内が必要になるほど迷いやすい山でも険しい道なわけでもなかったのですがね。まるで我々に一刻でもはやく帰ってほしかったみたいではないですか。
 
―██研究員

また、調査では██山の中腹で4~6歳程の男性とみられる遺体が発見されました。遺体は損傷が激しく、身体の大部分にタイヤの跡が残っていたことから、死因は轢死または車両との衝突による胸骨骨折とされました。

付与予定タグ: scp jp keter


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