SCP-2361-JP - SCP-JPサンドボックスⅢ

SCP-2361-JP

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アイテム番号: SCP-2361-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2361-JPは現在スクラントン現実錨により現実改変に対する耐性を持ったサイト-81 ██に収容されていますが、本質的な収容には至っていません。SCP-2361-JPの異常性による影響を抑制するため、日本政府に「プロトコル-働き方改革」の実施を義務付けます。管理担当者は定期的にSCP-2361-JPとサイト内の非異常性の時計が刻む1秒の長さの差異を計測してください。SCP-2361-JPの実験は予期せぬ現実改変を引き起こす可能性が考えられるので禁止されています。

説明: SCP-2361-JPは自身の秒針が刻む1秒の長さに合わせて1秒の時間を長くし、人間の時間等への認識をその長さに合わせたものに変える現実改変能力を持つ懐中時計です。SCP-2361-JPの外見は██社生の懐中時計と酷似していますが、██ 社の他の製品は非異常存在である事が確認されています。 SCP -2361-JPは未知の金属で構成されており、竜頭などの時間を調節するパーツは見受けられず、直接針を動かすことも不可能です。現時点でSCP-2361-JPによって1秒の時間は改変前より約█. ██倍となっています。SCP-2361-JPによる影響は記憶処理でも無くすことはできません。現実改変には、1日の長さの増加によって生じる天体の公転、自転の周期の変化及びそれによる四季や日照時間の変化に合わせた認識の変化など大規模なものも含まれます。しかし、天体の公転、自転の速度は変化しないため、日の出の時間や季節の秩序が無くなるCKクラス:世界再構築シナリオが予測されています。SCP-2361-JPは2018年に兵庫県三木市で発生したヒューム値の変動の発生源として三木市子午線塔時計台¹で発見されました。財団のインタビューにより、三木市子午線塔時計台の関係者にSCP -2361-JPの存在を知る人はいないことが確認されています。SCP -2361-JPの発見時、付近からSCP-2361の異常性について記述された紙(補遺参照)が発見され、これを元に現在の特別収容プロトコルが制定されました。
補遺:

追記:

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