SCP-xxx-JP 下書き

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アイテム番号: SCP-xxx-JP-可愛いクマさん

オブジェクトクラス: Safe Euclid Safe

特別収容プロトコル: SCP-xxx-JPにきけんはないからサイト-██でじゆうにあるかせているよ！SCP-xxx-JPはサイト-██にて10×10×3mの収容室に収容し、オブジェクトの管理またはやむを得ない場合を除き全ての職員が収容室の［削除済み］以内に近づくことは許されません自由にさせています。セルは不必要とみなされ事実上消滅しました。事実上無断でセルに入室した場合、SCP-3645-JPによるミーム汚染を受けているとみなし即時クラスB記憶処理剤の投与が認められます。またコンテナへ入室する場合、SCP-3645-JPとの20分以上の接触及び交流は避け、30分以内に必ず収容室から退出して下さい。対象がそれを拒んだ場合、即座にセキュリティ担当者は対象を強制退出させクラスA記憶処理剤を投与する必要があります。SCP-xxx-JPの危険性は消失が確認されたため全ての職員は対象との積極的な交流が認可されました。

収容室には監視カメラ1台を設置します。またオブジェクト管理の為2時間毎に3名のDクラス職員にSCP-3645-JPとの交流をさせる必要があります。

説明:かわいいかわいいくまさんだ！とーってもかわいいの！かわいいかわいいかわいいかわいい SCP-3645-JPは高さ約34cmのアクリル製のテディベアで██県の██町にてSCP-██の追跡を行っていたエージェント██に発見され財団に収容されました。外見上一般的なテディベアとなんら変わりありませんが、知性を持ち簡単なボディランゲージを用いたコミュニケーションをとります。また対象は全ての職員に対し非常に友好的で近づいた職員に対して足に抱きつく、ボディランゲージを試みるなど保護欲求を高めさせる愛情表現を行います。

SCP-3645-JPは半径10m以内または対象を肉眼で認識した全ての被曝者から悪感情及び破壊若しくは性的衝動を一時的に消失させ、至福感を齎し更にそれが生物の場合セロトニン及びオキシトシンの分泌を促します。長く対象と交流または接触するとその時間に比例して効果は増大します。そのため対象とは積極的な交流が推奨されます。うん、そうすべきだよ！曝露して約30分経過すると被曝者の思考力、記憶力が加速度的に低下し同時に幼児退行します。また対象との交流を行い、一時も傍から離れてはならないという強い欲求に襲われます。SCP-xxx-JPとのより長い交流を求めるようになります。

またSCP-3645-JPによるミーム汚染の被曝範囲は職員との交流または接触が3時間以上無かった場合、約［削除済み］拡大します。

当初SCP-3645-JPの研究を行っていた██博士は後のテストによってIQが██まで低下していたことが判明。またサイト-██の内、［削除済み］%の職員が同様の被害に遭っていたことが発覚。全員会話もままならなくなりDクラス職員への降格が許可されました。この事態を受けサイト-4██から緊急で███博士を含む研究チームなどの財団職員計58名が派遣されました。以下終了前の██博士との会話記録。

対象: ██博士

インタビュアー ███博士

<録音開始（20██/██/██）>

███博士: こんにちは、██博士。どうしたんだ、これは随分乱雑な報告書じゃないか。君はもっと真面目な人物だと私は記憶しているのだが。

██博士: こんにちは！ねぇねぇ聞いて聞いて！クマさんが可愛いの！可愛くて可愛くて可愛いのほーんとはちゃんとお世話してあげないといけないのに！傍に居たいんだけど貴方と話さなくちゃだめーっていうから……でもねでもねこれが終わったらすぐに可愛いしてあげていつからここから(以下解読不可能な為言語化失敗)

[以下延々とこのような会話が続いたためインタビュー終了]

<録音終了,（20██/██/██）>

補遺1: この後SCP-xxx-JPの収容違反を試みた複数名のDクラス職員には終了処分が認可されました。また職員による収容室への無断入室が頻発しクラスB記憶処理剤が不足しています。またほぼ全ての職員は現在、原因不明の感覚障害によって業務に支障をきたしています。

補遺2: 以下の文書を閲覧するにはレベル3セキュリティクリアランスが必要です。[[collapsible show="+ レベル3セキュリティクリアランス確認" hide="- レベル"]]
上記のミーム汚染による大規模な事故の後SCP-3645-JPは知性の向上が見られ、多数のDクラス職員から「SCP-xxx-JPが流暢な日本語を話している」といった報告がされており、また収容室から25分以内に退出しているのにも関わらず知性低下の兆候が見られる職員が多く居るためSCP-xxx-JPのketerクラスへの再分類検討を提言します。
現在SCP-xxx-JPから上記のような異常性は確認出来ず、それどころか知性低下及び幼児退行した96%の職員がもとの記録を取り戻したため、Dクラスへ降格した職員の内、43%は降格処分を取り消されました。

補遺3:SCP-xxx-JPとの積極的な交流によりサイト-██内のDクラス職員を含む全ての職員はやる気と活気に満ちており、業務効率は上昇しています。SCP-xxx-JPは職員を激励し業務への的確な助言を下してくれるため現在は収容室から解放しサイト内で自由にさせています。

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