SCP試作:不変部屋(23/03/09 改稿)

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Anomalous Safe

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ドアが開いた状態のSCP-XXXX-JP内部。

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの周りを覆うようにエリア-81██を建設し、実験施設に偽装します。常に3人の警備員が常駐し、一般人の侵入を阻止します。SCP-XXXX-JPの実験の際はDクラス以外をSCP-XXXX-JP内に侵入させないようにしてください。

説明: SCP-XXXX-JPは新潟県██市にある農家の家の一室です。20██年に廃屋となっており、その後██年間にわたって財団は発見していませんでした。

SCP-XXXX-JPの異常性は、SCP-XXXX-JP内部に人物が侵入することで発生します。異常性が発現すると、侵入者のうちの一人が対象Aとなり、残りが対象Bとなります。対象Bは対象Aに対して極度の拒絶反応を示します。実験後のインタビューでは「対象Aは侵入前に存在していなかった」と発言しています。対象A,対象Bどちらも最初から存在し、侵入しているため、SCP-XXXX-JPは対象Bに対しての何らかのミーム的性質を有していると考えられていますが、詳細は不明です。

また、一度対象Aとなった人物は対象BとなってもSCP-XXXX-JPのミーム的性質に暴露しないことが確認されています。

以下はSCP-XXXX-JPの実験ログです。

実験記録XXXX-JP-1 - 日付201█/0█/██

対象: D-XXXX-1,D-XXXX-2

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。

結果: 無事に2人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-2。対象Bは対象Aを拒絶した。

分析: やはりミームなのだろうか。実験を続ける。―██博士

実験記録XXXX-JP-2 - 日付201█/0█/██

対象: D-XXXX-3,D-XXXX-4,D-XXXX-5

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。

結果: 無事に3人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-5。対象Bは前回と同様の反応を示した。

分析: 結果は三人でも変わらなかった。なぜD-XXXX-3はD-XXXX-4を知っていてD-XXXX-5を拒絶するのか。―██博士

実験記録XXXX-JP-3 - 日付201█/0█/██

対象: D-XXXX-2,D-XXXX-5,D-XXXX-6

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。

結果: 無事に3人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-6。D-XXXX-2とD-XXXX-5は本来であれば対象Aへの拒絶反応を示すはずだが、今回は示さなかった。

分析: 一度対象Aとなると、以降はSCP-XXXX-JPのミームを受けないらしい。―██博士

実験記録XXXX-JP-4 - 日付201█/0█/██

対象: D-XXXX-7,D-XXXX-8,D-XXXX-9,D-XXXX-10

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。また、D-XXXX-10に有線式ビデオカメラを所持させる。

結果: 無事に4人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-10。対象Bは前回と同様の反応を示した。ビデオカメラの線はドアが閉まるとプツンと音を立て千切れた。

分析: 部屋に侵入する人数は関係ないらしい。(個人的な話なのだが、ビデオカメラを出力する機器を用意し忘れていた。ビデオカメラに付属していたはずなのに…疲れているのだろうか。)―██博士

実験記録XXXX-JP-5 - 日付201█/0█/██

対象: D-XXXX-11,D-XXXX-12

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。また、それぞれに通信機を所持させ内部の状況を報告させる。

結果: 無事に2人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-12。対象Bは前回と同様の反応を示した。通信機はSCP-XXXX-JPのドアが閉まったとたん、通信が途切れた。

分析: どうやら通信機は使い物にならないようだ。それと、D-XXXX-12に通信機を所持させるのを忘れていた。…少しの間別の博士に実験を変わってもらうことにする。―██博士

実験記録XXXX-JP-6 - 日付201█/0█/██

対象: D-XXXX-13,D-XXXX-14

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。

結果: 無事に2人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-14。対象Bは前回と同様の反応を示した。

分析: ██博士に実験を頼まれた。まったく、最近はサイト-81██のDクラスのデータベース容量が足りないって困っているって言うのに… ―███博士

実験記録XXXX-JP-7 - 日付201█/0█/██

対象: D-XXXX-15,D-XXXX-16,D-XXXX-17

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。

結果: 無事に3人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-17。対象Bは前回と同様の反応を示した。

分析: 大体異常性は理解した。―███博士

実験記録XXXX-JP-8 - 日付201█/1█/██

対象: D-XXXX-18,D-XXXX-19,D-XXXX-20,D-XXXX-21

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。

結果: 無事に4人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-21。対象Bは前回と同様の反応を示した。

分析: D-XXXX-21がデータベースに存在しない。なんだ?ここにはたしかにいるというのに…―███博士

実験記録XXXX-JP-9 - 日付201█/1█/██

対象: D-XXXX-22,D-XXXX-23,D-XXXX-24

実施方法: SCP-XXXX-JP内部に侵入させる。また、所持させたメモに内部の様子を記させる。

結果: 無事に23人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-24。対象Bは前回と同様の反応を示した。

分析: D-XXXX-24がメモを所持していない。何が起こっている?私の考察ではこ だめだ。まったくわからない。―███博士

実験記録XXXX-JP-10 - 日付201█/1█/██

対象: 無人ドローン、D-XXXX-25

実施方法: 遠隔操作が可能なドローンで内部の様子を確認する。

結果: 無事にドローンと1人が帰還した。今回の対象AはD-XXXX-25。ドローンは対象Bにならなかった。ドローンの映像はD-XXXX-25が映っておらず、ドアが開く3秒前に一瞬ノイズがかかり、D-XXXX-25が正しく映された。

分析: 一体何が?無人ドローンで調査したはずなのになぜDクラスが出てくるんだ?何かがおかしい。異常性か?我々がおかしいのか?―███博士

追記: SCP-XXXX-JPの実験の際に、無人ドローンで調査したにも関わらず内部からDクラス職員が出現するという事案が発生しました。SCP-XXXX-JPがDクラス職員を内部に瞬間移動させている、もしくは[削除済]の可能性があるため、オブジェクトクラスがSafeに再分類され、特別収容プロトコルの改正が検討されています。

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  1. portal:8437475 (22 Jan 2023 06:18)
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