報告書下書き『利己的な文明群理論』

現在このページの批評は中断しています。

評価: 0+x
blank.png

アイテム番号: SCP-XXXX l4.png オブジェクトクラス: Safe Keter
Level 4 Clearance 脅威レベル:

特別収容プロトコル(更新): SCP-XXXX-JPは、サイト-8143にて、特殊防音加工された専用の保管庫で管理し、SCP-XXXX-JP-1の波形を常に記録してください。SCP-XXXX-JP-1の発生が確認されなくなった場合、プロトコル"無効票"(補遺4参照)が発動されます。

SCP-XXXX-JPの発生は、財団の持ちうる全ての情報収集ツールを用いて監視されます。SCP-XXXX-JPが新たに発見された場合は、サイト-8143に移送し、収容してください。

SCP-XXXX-JPに曝露した人間には、クラス-D記憶処理を施し、必要ならば精神安定剤を投与してください。

説明: SCP-XXXX-JPは、およそ12cm×8cm、厚さ3mmの未知の素材から成る布地の総称です。SCP-XXXX-JPはおよそ1万℃以上の耐熱性を有しており、また重力の影響を受けず、常に浮遊しています。SCP-XXXX-JPは認識災害を引き起こす音(以下SCP-XXXX-JP-1)を常に発生させ続けています。SCP-XXXX-JP-1は人間の悲鳴に酷似していますが、その周波数は多数の異なる音波によって構成されています。またSCP-XXXX-JP-1は、未知の手段により、真空中を伝わることが分かっています。

SCP-XXXX-JP-1を聞いた対象は、自らの将来に大きな恐怖や絶望感を抱き、意欲、自発性の喪失などの無気力状態に陥ります。影響は5日から10日ほど続いた後、SCP-XXXX-JPに暴露する前の状態に戻ります。再び対象にSCP-XXXX-JP-1を聞かせると、「暗い」「身体が引き剥がされる」などと主張し、初回曝露時よりも苦しむ様子を見せますが何の外傷も確認されず、影響継続期間は変わりません。

2022/██/██時点でSCP-XXXX-JPは、太陽系全域でおよそ40億████万枚が発見され、全て収容されています。SCP-XXXX-JPの発見件数は増加しています。

補遺: 2022/12/██、以前から財団と知的交流を持つ惑星系のPS-GTWUより、SCP-XXXX-JP-1の発生が確認されました。O5-██の許可に基づき、PS-GTWU文明との共同研究が進められています。

警告: 以下のファイルはレベル4/XXXX機密情報です


このファイルにレベル4/XXXX承認無しで行われるアクセス試行は記録され即時懲戒処分の対象となります。

    • _

    補遺2: PS-GTWU文明との共同研究の報告書

    2023/06/15
    ████博士、████研究員

    SCP-XXXX-JPに関する共同研究報告書


    [重要度が低いため前半省略]

    結果: 個々のSCP-XXXX-JPは、類似の性質を持つものの、それを構成する元素はそれぞれ異なるものであるが、普遍的なものだった。1その内いくつかの元素は、単一の環境下では同時に存在し得ない組み合わせも確認された。また、SCP-XXXX-JPが人工物であることは、その繊維、または布地の構造上明らかだ。[重要度が低いため以降省略]

    考察: [重要度が低いため前半省略] 結果より、SCP-XXXX-JPは、多数の文明が製作し、意図的に送達したものであると考える。またその特性上、何らかの攻撃手段である可能性も否定できない。

    以上

    SCP-XXXX-JP送達の目的などに関する研究は、引き続き進められています。

    補遺3: インシデント-XXXX-JP
    2023/07/██、PS-GTWUにおいて、SCP-XXXX-JPの予測不可能な活性化による大規模な宇宙災害が発生しました。この災害によって、PS-GTWU内に居住していた全PS-GTWU-1人類が滅亡し、文明は崩壊しました。PS-GTWU人類の残存者は、PS-GTWUから█天文単位離れた人工星に居住する約2000人ほどとなり、財団職員として雇用することで保護しました。

    補遺4: インシデント-XXXX-JP発生により保護されたPS-GTWU人類の幹部(ここではPS-GTWU-Aと表記する)とのインタビュー2を行いました。このインタビューを受けて、SCP-XXXX-JPは2023/09/23時点でKeterに再分類されました。またSCP-XXXX-JPの特別収容プロトコルは更新され、プロトコル"無効票"が作成されました。以下が、インタビューログです。

    インタビューログXXXX-JP
    インタビュアー: ██博士3
    インタビュー対象: PS-GTWU-A


    <再生開始>

    ██博士: 今回の件について、まずはお悔やみを。

    PS-GTWU-A: いや、いい。我々はそのことを気にしていない。それよりも次だ。過去よりも今後の未来を気にしようではないか。

    ██博士: 、、、切り替えが早いのですね。分かりました、それでは本題に移りましょう。

    PS-GTWU-A: 待った。その前にアレの話をしよう。SCP、、、-XXXX-JPだったか?ともかくアレを放っておけば、我々にとっても不利益だ。私たちはアレについて話し合う必要がある、違うか?

    ██博士:SCP-XXXX-JPについては現在財団のチームが研究を続けていますし、O5の許可が降り、あなた方が承諾すれば、今まで通りあなた方は我々と研究をすることができます。そのために、私はあなた方について尋ねたいことがいくつかーー

    PS-GTWU-A: (遮って) 話し合う必要がある。君たちの、、、いや、私たちの星が懸かっているのだ。(小休止) 我々はあなた方に貢献する準備がある。(興奮気味に) 我々にはあの忌々しき布切れの存在意義が分かったのだよ!

    ██博士: 、、、存在意義、ですか?説明していただいても構いませんか?

    PS-GTWU-A: はなからそのつもりだった。それをあなた方がぐだぐだと、、、(小休止) いや、すまない。この星の環境にはどうもまだ慣れなくてね。(息を吐く) そうつまり、あの布切れは端的に言うと、投票用紙だ。
    ██博士: 本当に端的ですね、私には意味がわかりません。

    PS-GTWU-A: 無理はない。我々も理論の組み立てにこちらの時間で1ヶ月を要した。それで、投票用紙と言ったが、我々の星系は選ばれてしまったのだ。つまり、我々の文明は多くの他の文明にとって破壊すべき文明だったのだろう。

    ██博士: (メモをとる) 続けてください。

    PS-GTWU-A: 布切れの役割は、対象の文明の、例えば座標のような情報を宇宙全体に信号として送ることなんだ。信号を受け取った他の文明は、その文明の破壊を試みる。何故ならその文明は、有害で危険かもしれないからだ、、、。(小休止) ここからはただの憶測だが、布切れを作った文明群は、私たちのように協力関係にあるのだと思う。彼らは宇宙が彼らの文明群だけであれば、平和を保たれると考えてるのかもしれない。

    ██博士: つまり、PS-GTWUの消失はSCP-XXXX-JPによるものではないのか。(小休止) 彼らは、彼ら以外の文明の潰し合いを望んでいるという事ですね?

    PS-GTWU-A: そういうことになる。注目すべきは、布切れの活性化が、あの音が止んでから起こったということだ。、、、もしかすると、あの叫びは警告だったのかもしれない。どちらにせよ、我々は気づかなかった。

    ██博士: 私たちは、常にあの音が聞こえるか確認しなければならない。もし音が消えれば、、、。

    PS-GTWU-A: (██博士を見つめる) その時は、あの布切れを全て何処かに廃棄する必要があるだろう。悲劇が繰り返されるのも時間の問題だ。4

    [重要度の低い会話のため省略]

    <再生終了>


作品終わり

付与予定タグ: scp jp keter 黒 移動 k-クラスシナリオ 認識災害 聴覚 太陽 地球外 変容


    • _


    コメント投稿フォームへ

    新たなコメントを追加

    批評コメントTopへ

ERROR

The fortemm's portal does not exist.


エラー: fortemmのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:8260890 ( 20 Sep 2022 22:33 )
layoutsupporter.png
特に明記しない限り、このページのコンテンツは次のライセンスの下にあります: Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License