現在このページの批評は中断しています。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの収容を目的とする収容は、SCP-XXX-JPの有する異常性の為不可能です。また、SCP-XXX-JPの破壊、処分、監視等も同様に不可能です。
現在のところSCP-XXX-JPの異常性は人類にとって脅威になるものでは無いと考えられますが、万が一人類にとって脅威となる異常性が確認された場合は、速やかにサイト-8175のサイト管理者に報告してください。
SCP-XXX-JPに対する実験は特に禁止されませんが、申請する場合はBクラス職員2名以上の承認を得てください。
説明: SCP-XXX-JPは、その長さ、幅、重さ、材質、色、その他一切の物理量および心理物理量が不明な、通常は帯状の布として認識される物体です。
SCP-XXX-JPは、██府██市内の呉服店に存在します。2014年11月4日に同店の店主がSCP-XXX-JPを用いて帯を作成しようとした際にSCP-XXX-JPの有する異常性に気が付き、発見されました。SCP-XXX-JPに関する購入記録は残されておらず、入手経路は不明です。
SCP-XXX-JPに対して何らかの目的を達成しようと試みた場合、SCP-XXX-JPは物理的な性状の変化、現実改変、ミーム汚染等の異常性を発現し、その行為を妨害します。結果としてSCP-XXX-JPに対する当初の目的を達成することは不可能となります。これらの異常性は極自然な形で連続的に発生すると考えられ、行為者はその異常性の発現の始点と終点を明確に認知することはできません。また、異常性の種類は最終的な目的の達成を阻害するものであれば制限なく許容されると考えられ、一貫性や過去の事象との整合性等はありません。
SCP-XXX-JPの異常性の発現は目的の達成を阻害する必要最小限度に限定され、そのことによる物理的な損失、精神汚染などによる被害はほとんど確認されません。
また、SCP-XXX-JPを用いて何らかの目的を達成しようとする試みも、同様に達成することは不可能です。
ただし、最終的な目標を達成するための工程はSCP-XXX-JPに阻害されることはありません。
例として、SCP-XXX-JPを用いて襷を作成しようと試みた場合、SCP-XXX-JPの採寸、裁断等の工程は行なえますが、最終的に縫合できない等のなんらかの理由によって襷を作成することは不可能です。また、ただ単にSCP-XXX-JPの採寸、裁断等をすることを目的とした場合は、それらの行為自体を行うことが不可能になります。
以下はSCP-XXX-JPの発見当時に、エージェント白井と佐々木研究員の監督の下、2名のDクラス職員(D-75165, D-75170)によって行われた実験記録です。
補遺:
小林博士のメモ: SCP-XXX-JPの異常性は人類に対し脅威となることは考えにくいため、SCP-XXX-JPに対する収容プロトコルの改定、実験の優先度は高くありません。(他のSCPに対する調査を優先すべきです。)
実験の申請が却下された場合、それはSCP-XXX-JPの異常性の影響では無く、単にその実験が徒労に終わるだろうという判断の為です。 -サイト-8175 上席研究員 小林
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:7016017 (27 Nov 2020 21:49)
全体を通しての感想
仮にこのまま投稿されたらDVします。
個別で気になった点
下書き読んでいただき、コメントしてくださりありがとうございます。
・読み物としての起伏に欠けてしまったのは「SCP記事は"報告書"であり"読み物"である」という事を半ば失念しており、"報告書"としてのリアリティを偏重してしまったためと思います。(なるべくリアルな報告書にしたいというコンセプトがまずありました。)ご指摘の通り"読み物"としての視点が欠けているため、ストーリー的な要素を取り入れるよう改めて考えなおしたいです。いくつかの例も挙げていただいたので参考にさせていただきたいです。
・特別収容プロトコルに関してもご指摘の通りと思います。監視下に置くのは難しいかもしれないと考えてはいたのですが、こちらも再考したいです。
・「オブジェクトに関する情報の記述は異常性の対象にならないのかという点」に関しては自分も悩んだ部分ですが、このSCPでは情報伝達などの間接的な部分は影響の範囲外と定義しました。(読み物としての面白さを考える過程で変えるかもしれませんが)
・実験記録に関しても、リアリティの為ある程度の冗長性を残したい気持ちもありますが、読み物としての展開を盛り込み、どのような表現が適切か考えてみたいです。
大変参考になりました。ありがとうございます。