SCP-XXXX-JP 天仰ぐそれを問う者

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 仰ぐそれを問う者
メタタイトル(外の星に夢見る狼少女しょうねんあるいは人)
著者: Fenrir_ark
作成年: 2023/3/

本報告書はまだ作成途中の為、仮の報告書としてデータベースシステムに記録されます
正式な報告書は完成次第、サイト管理官とクリアランスレベル3のサイト研究職員3名の確認、承諾後差し替えられます

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Unknown

特別管理プロトコル: サイト-21██、サイトデータベースにある、不明の正式報告書前の仮報告書記録です
サイト-21██の管理官データベースにて、██博士が報告書記録の整理をしているときに発見、ナンバリングされました。
本報告書はデータ記録機器に記録され、低危険度物品収容ロッカーに保管されています
仮報告書に記載された、当該オブジェクトはオブジェクトの不明により██エージェントの調査の結果を元に、無効化されたわけでもなくオブジェクトが消失したため
また、記録途中で収容難易度も不明なため特殊オブジェクトクラスUnknownに指定、承認されました。
以下はデータベースにあった仮記録報告書及び、仮特別収容プロトコルです。

+ 仮報告書

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe-Euclid Neutralized

仮特別収容プロトコル: サイト-21██、快適居住型収容ユニットにより収容され一般的生活レベルを必要とし隠しカメラ12台を使い監視を悟られないように常に管理してください当該オブジェクトにはさらなる調査が必要です詳しくはSCPXXXX-1を参照ください。
インシデントXXXXにて急遽中断されました。詳しくはインシデントXXXXを参照ください。

当該オブジェクトが所持していた剣のようなものと手紙は低危険度物品収容ロッカーに保管されています。
内容については補遺1、補遺2を参照ください。

説明: SCPXXXXJPは、東京都███区にて、
狼の特徴を有する中性的な見た目の人型オブジェクトが
███にて歩行しているところを、
ヒューム計測器でSCP探索中であった、エージェント今井により発見、収容されました

+ インシデントXXXX

インシデントXXXX 収容してから１ヶ月後、当直監視員と交代時、隠しカメラ映像から目を離した隙に突如オブジェクトが収容室から消失しました捜索隊ヴァンハントが収容室およびその周りを捜索しましたが未だに発見されておやません
なお、インシデントXXXXで収容室は壊れておりませんでした。

+ SCPXXXX-1

SCPXXXX-1: SCPXXXXJPが収容された後、異常性の無有の検査の結果、狼に似た耳と尾を有するが組織はおおよそ人のものであることが確認され、引き続き狼に似た特徴を持つ理由を調査し続けた結果以下の項目が判明しました

・ヒューム値は1.011ヒュームを保っており人よりも値が微々ではあり高いが現実改変能力ほどのものはない
・狼に似た特徴をCTにより精密検査した結果、器官として機能しておりその様子は非異常性である一般のイヌ科の狼と酷似していました。
・また、警戒してのことか意思疎通が取れないものの人と同じように話すのは当該オブジェクトが収容時、一人のときに話していることが記録されました
しかし、誰と話しているのかは不明でした

たとえ意思疎通が取れないとしても、理不尽であったとしても我々は冷徹であり続けなければならない-確保 収容 保護-O7

+ 補遺1

補遺1:
当該オブジェクトが所持していた剣のような物で
ロングソードのような見た目でベルトに取り付けられ当初携帯されており、柄にはVanargandヴァナルガンドと記載されておりおそらく剣の名前と思われます

+ 補遺2

補遺2:
当該オブジェクトが所持していた薄黄色の封書に入った2枚の手紙です、
内容は下記の通りです

お元気ですか？
辛い思いなどしていませんか？
友達はあなたを追いかけて去りました
ここは今でも賑やかです
また会えると嬉しいです。
お友達を連れて遊びにまた来てください。
いつでも帰ってきていいからね？
お返事お待ちしてます

酩酊街より愛を込めて

何だこれ、この報告書……こんなオブジェクト存在してないぞ？
██博士

ちょっと急いで調べてきます。
██エージェント

………

どこにも記録はあれどそんなSCPは存在して居ませんね。記録だけあるんですけどね
██エージェント

ちゃんと正規の方法で報告書が作成されているのに……
██博士

ついでに報告書にあった物品保管庫にも行きましたがやはり、記録はあるのに物品はありませんでした
██エージェント

もしかして逃げたのでしょうか？
██エージェント

いや、ありえない入り口は一つで
何十人の隙間を縫って抜けるなんて
██博士

無効化された訳では無いがオブジェクトが不明であることとし、Unknownとして当該オブジェクトを指定するしかないだろう
██博士

[上記の案により受理、承認されUnknownとなりました]

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作者より〈補足Terreとセットで全体像がわかる物語になりますTerreは後ほど〉
下書きの為、当補足記事は本記載の場合載せません

+ ネタバレ

この物語は外の世界から入ってやがて酩酊街に行ってしまった狼女になりたかった少年のお話になります
また心と体の性別の不一致という問題を抱え
お友達と共に外からこの財団へ来ました
理由は終着点を探すため
そして酩酊街の話を聞きお友達は先に酩酊街へ行き
この子はあとを追いかける最中見つかり捕まってしまいます
現実改変の能力により
自身が狼女であるよう見せること
もう一つは姿が消えたところは
飛んだとかではなく認知されにくくなったというのが正しいですが本人影が薄いと勘違いして気づいていません
認知されにくくなった状態で職員を堂々とくぐり抜け出てます
派手なことは出来ませんが財団を化かしてます
また財団がまだ研究しわかってない状態で収容違反を起こしたためこのような短めで記録が少なくなってます
またTerreには最後にSCP495-JP廃ビルの靴磨きが少し出てきます
そしてここから靴を脱ぎ
この子の友達が待っている酩酊街へ行き
この物語は終わります
なお、terreを読まないとレポートがよくわからない仕様です
何ならTerreがメインまである

付与予定タグ: jp 狼 ミーム 酩酊街 Unknown

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  makigeneko 15 Apr 2023 14:12

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  • 物語の構成について

  Fenrir_ark氏は、このSCP報告書とTaleの二作品で完成する作品を計画していますが、実際にはその相互作用を読者に強要することはできず、それぞれ単独で読んだ前提での評価を受けることになると思います。ですから、Taleを読まずにSCP報告書だけを読んだ場合・SCP報告書を読まずにTaleだけを読んだ場合のどちらのケースでも、もう片方を読まないと分からない未消化要素を残さずにストーリーを完結させる必要があります。

  また、SCP報告書とTaleの二作構成は作者にとっては「どちらも残したいもの」のはずであるため、その難易度は単純計算で二倍となることが解決課題です。ですからまずは、この物語とはまた別に単発でSCP報告書とTaleを各一件ずつ投稿し、確かに評価を受けて残るものを作れることを自分自身で確かめることをおすすめします。

  • SCP報告書としての構成について

  少しずつの情報が次々と流れてくる点が、作者が各パーツだけを読者に与えて完成を急かしているような印象に繋がって良くないと思います。そこには物語性や遊び（各パーツ間に設けられる緩みの余地のこと）が失われてガチガチになっており、本来あるべきストーリー性でうまく楽しませることができていないようです。

  • 構文や書き方について

  最後の囲み部分に作品ではない「批評コメント」の部分が巻き込まれていたり、全体的に既存の作品の書き方にならっていない部分が見られます。

  「既存の作品を読む」
  文体や改行のタイミングといった、どの作品でも共通する部分を捉えられるはずです。これについては、古い作品よりも最近の作品を参考にすることをおすすめします。（昔の作品では、まだそういう部分が完全に固まっていなかったため）

  「実際に記事で使われている構文を参考にする」
  Wikidotシンタックスで載っている基本的な構文が色々と使われているのが分かるので、さらにこれらを組み合わせたような実際の使用例を真似すると良いと思いました。

  適当な作品をスクロールして、右下にある「+ オプション」を選び、さらに表示された項目から「ページソース」を選ぶことで、構文を含めた文章を表示することができます。この文章を見たり、一部をコピーしても作品を勝手に編集することにはならないため、真似したい構文があるところをコピーして、文章部分を変えることで自分の作品に使う構文とすることが可能です。

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1. portal:7878293 (05 Feb 2023 09:44)