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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Keter
特別収容プロトコル: 新しいオブジェクトを発見、研究した場合、報告書の作成に必要な情報が揃ってから24時間以内に報告書を作成し、データベースに登録することで発生を妨げてください。
説明: SCP-XXXX-JPは財団内で不定期に発生する、一定期間の間何らかの共通点を持つ報告書(以下SCP-XXXX-JP-A)が新規登録される報告書の過半数を占めるようになる現象及びその期間です。SCP-XXXX-JP-Aは大まかに、オブジェクトに共通点があるか文中に共通する単語が含まれているもの(SCP-XXXX-JP-A-い)、何らかの条件を満たした職員が作成したもの(SCP-XXXX-JP-A-ろ)、上記のどちらにも当てはまらないもの(SCP-XXXX-JP-A-は)の3つに分類されています。SCP-XXXX-JP-Aで述べられているオブジェクトの多くは以前から発見されていたにも関わらず、SCP-XXXX-JP発生後に報告書が登録されています。SCP-XXXX-JP発生中、SCP-XXXX-JP-Aを作成している職員(以下SCP-XXXX-JP-B)は他のSCP-XXXX-JP-Bの報告書及び報告書作成行為に対して対抗心を持ち、報告書作成業務に強い意欲を示します。また、SCP-XXXX-JP-BではないSCP-XXXX-JP-Bの周囲の職員はSCP-XXXX-JP-Aが作成されることを好意的に捉え、積極的に助言などの支援を行うようになります。
補遺: 2022/06/20、SCP-XXXX-JP-6発生時1SCP-XXXX-JP-B-18だった多藍研究員にインタビューを行ったところ、新たに「SCP-XXXX-JP終了後、何らかの条件2を満たしたSCP-XXXX-JP-B(SCP-XXXX-JP-B-α)はSCP-XXXX-JP-Aを作成したことを誇り、その事実に執着するようになる」という異常性が確認されました。以下は当該インタビューの記録です。
対象: 多藍研究員
インタビュアー: 今平博士
付記: 今平博士はSCP-XXXX-JP-Bとなった経験も支援を行った経験もありません。
<録音開始>
インタビュアー: それでは、インタビューを開始します。まず、確認ですがSCP-████-JP3の報告書を作成したのはあなたで間違いないですね?
多藍研究員: はい。私が苦心して書き上げた報告書を間違えるはずがありません。
インタビュアー: わかりました。では、報告書内でこのオブジェクトが発見されたのは20██年██月██日となっていますが、登録日は20██年██月██日ですよね。3年も空いているのは何故ですか?
多藍研究員: それは……このオブジェクトが「未来」に関係があるからです。インタビュアー: 未来?それに関わる報告書は他にもありますが、発見されてから報告書の登録までそんなに時間は空いていませんよ。
多藍研究員: ……
インタビュアー: 質問を変えましょう。多藍さんは他にも報告書を作成していますよね。████-JP以外に何を作成しましたか?
多藍研究員: ███-JPや████-JPです。まあ████-JPには劣りますが。でも、████-JPの報告書を作成した私ですから、どれも高品質の報告書ではあると思いますよ。インタビュアー: 高品質の基準は分かりませんが、誤字や添付資料のミスが度々指摘されているようですが。
多藍研究員: (目に涙をうかべる)……████-JPを書いた私なんですよ……?そんなことどうでもいいじゃないですか……
インタビュアー: 失礼しました。インタビューを終了します。
<録音終了>
終了報告書: 対象はSCP-XXXX-JP-A-18について触れている間誇らしげな態度を取り、「自身がSCP-████-JPの報告書の作成者である」ことを強くアピールしました。もとより自身の手柄を誇示したがる性格なのかもしれませんが、SCP-XXXX-JPの異常性によるものである可能性があるので、対象と親しい職員や関わりのある人物に確認することを提案します4。
付与予定タグ: jp Keter scp
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7746251 (19 Jun 2022 05:43)
拝読しました。
「SCPwikiのコンテストを報告書形式に落とし込んだ」というところで留まってしまっている印象で、あまり楽しめませんでした。私は説明の2文目あたりで元ネタを察してしまいましたが、仮に元ネタを読者に察させずに書けたとしても、「この異常性はコンテストのことだった」というオチは安易なメタに思え面白みがありません。「優勝に浮かれる」という異常性も、特にそこからストーリーが展開されず単純に精神影響を付加したのみになっているため、あまり効果的ではないと感じます。
こういったメタ要素をオチや根幹部に据えた記事で勝負するのは、現在では既視感が先立ってしまいかなり困難です。敢えてそういったテーマで書くなら、SCP-2102-JPのように、できる限り直接的な表現は避け、演出や目を惹く異常性で読者を十分に引き込んだ上で、メタ要素を読者を驚かせるためだけでなく魅力的なストーリーの起点とするような工夫が必要だと思います。
拝読させていただきました。
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