このページの批評は終了しました。
アイテム番号: SCP-1140-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1140-JPはエリア-8102内の高負荷実験室附属ロッカーに収容されます。現在SCP-1140-JPを用いた実験は凍結されており、使用許可は与えられません。
SCP-1140-JP-A-1はエリア-8102内の高負荷実験室で研究継続中です。SCP-1140-JP-A-2から-16は地軸を地表と平行に保ったまま人工衛星に収容されます。
説明: SCP-1140-JPは1本のピンセットです。███社製品に酷似していますが、通常存在する社名の刻印が確認出来ない事から関連性は不明です。
SCP-1140-JPは夜間に使用された際異常性を発現します。天球上にSCP-1140-JPを装備した人物(以下"使用者")が肉眼で天体を確認出来る時、使用者が天体をSCP-1140-JPで掴む動作を行うと、SCP-1140-JPの先端に実体(SCP-1140-JP-A)が出現します。
SCP-1140-JP-Aは半径1cmの不可視の球体を外殻とし、中心には対象が掴もうとした天体(以下"対象")に酷似した光点が存在します。外殻の破壊、貫通、浸透等は成功していません。実験的に出現させた物も含め、現在SCP-1140-A-1からSCP-1140-JP-A-16までの16個が確認されています。
あらゆる科学的測定の結果、SCP-1140-JP-A内部の光点は明らかに観測機器から非常に近い位置に存在するにも関わらず、エネルギー放出、距離等全て対象と光点が全く同一の実体であるという結論を示しています。SCP-1140-JP-A内部に宇宙空間と同様の空間が存在するのか、SCP-1140-JP-Aが出現した段階での対象の観測結果のみを高度に再現しているのかは不明です。
20██/██/██、東京都を██区を拠点とするブラックマーケットを監視していた職員が売買されているSCP-1140-JP-A群を発見し、その後の追跡によって██氏が所有する住宅よりSCP-1140-JP及び複数点の関連書類が発見されました。██氏は███氏の住宅よりこれらを回収したと語っています。1SCP-1140-JPが発見された住宅より、以下の手紙2が発見されています。
以上のSCP-1140-JPの異常性を踏まえ、担当研究員の草山博士より提言がなされています。この提言は既に撤回されている事に留意して下さい。
追記: ██氏より、上記の手紙の数日から数十日後に書かれたと見られる手紙を発見したと報告が入りました。
既に売買されたSCP-1140-JP-Aの捜索を世界中の支部に連絡した所、死海沿岸より発見、保存されていたAnomalousアイテム"不可視の2cm球体"とSCP-1140-JP-Aの関連が疑われました。検査が行われた結果、当該アイテムの中心に光点が存在しない事以外の全要素がSCP-1140-JP-Aと一致しています。ただし発見された地層から、当該アイテムが約5000年前より存在している事が明らかになっています。
新たに行われた実験及び上記の発見を踏まえ、草山博士より上記提言の撤回並びに新たな提言が行われました。
現在、草山博士の提言を元にSCP-1140-JP-Aの向きを固定したまま外宇宙へ投棄する計画が進行中です。必要な技術の開発が完了するまで、SCP-1140-JP-A-2から-16は暫定的に軌道上に安置され、ガンマ線バーストを発生させない程度の規模の対象から生成されたと見られるSCP-1140-JP-A-1には破壊可能性を探す目的であらゆる実験が行われます。
予定タグ
scp-jp safe BBC18 可視光 観測 球体 K-クラスシナリオ 視覚 道具 地球外 破壊不能
予定ディスカッション
https://www.photo-ac.com/main/detail/1870651?title=%E3%83%94%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88
フリー素材
草山博士の名前の由来は植物の「草山丹花」、英語名star cluster(星の塊)です。
棍棒での殴り合いコンテスト2018エントリー作品です。
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C-
- _
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
- portal:3979506 (02 Jun 2018 23:00)
>現在SCP-XXXX-JPを用いる実験は凍結されており、使用許可は与えられません。
用いた としたほうがいいかもしれません
ありがとうございます、そうさせて頂きます。
SCP-XXXX-JP-A-2から-16とした方がわかりやすいと思われます。
不可視の球体を外殻とし、とした方がイメージしやすいと思われます。
この「対象」が他に使われているのが
だけなので、これを「異常性の対象となった天体」と言い換え、恒星の方を“対象”と呼ぶのがいいかもしれません(対象というとどうしても特異性が向けられてる存在というイメージがありますので…)。
この炭素は何処から採取したものなのでしょうか?外殻は破壊不可能でありサンプリングできない気がします。また、そもそも外殻に炭素が含まれているのか?という点も気になります。
γ線バーストという少なく見積もってもGH-クラス「デッドグリーンハウスシナリオ」級の被害をもたらす予測に対して持ち出されるのがたかが街一つの滅亡なのはやや違和感があります。γ線バーストの実際の被害については、オルドビス紀-シルル紀の間に起こった大量絶滅の原因であるとする説があるので、引き合いに出すならこちらの方が良いと思われます。
星を掴むというネタとしてはSCP-912-JPという先例がありますが、アプローチの方向が異なる為問題は無いと思います。単に遠くの星を近くへ引き寄せるという部分からγ線バーストによる危険性につなげた部分が面白いと思いました。
ただ、何の脈絡もなくメモが飛び出したり、Anomalousアイテムが登場したりと、記事全体のストーリー展開(という言葉が適切かは分かりませんが)がやや不自然な印象を受けました。設定開示に必要な最低限の情報しか載っていない事がその原因だと感じます。何をきっかけに財団に見つかり、何処で誰から確保され、その過程でどんな物が見つかったのか、またAnomalousアイテムと関連性を見出すきっかけは何だったのかなどの描写を増やす必要があると思われます。
1、-16及び外殻に直させて頂きます。
2、確かに、そちらの方が全然分かり易いですね……
現対象を「使用者」、現天体を「対象」とする事で対応したいと思います。
3、オルドビス紀-シルル紀の事をご存知の方がいらっしゃったとは……!
そちらも考えたのですが、確かに「被害の実例」としてはより優れている様に感じられますね。ソドムとゴモラは「過去に確認されているSCP-XXXX-JP-Aによる被害」の例として挙げてみましたが、予想されている被害としてそちらも挙げてみたいと思います。ソドムとゴモラは、そうですね、宇宙ジェットのせいにでもした方が現実的でしょうか。
引き寄せたせい、と言うよりは360°全て観測可能になってしまったせい、でしょうかね。結果は同じですが。
そうかも知れません。もう少し導入を自然にしたいと思います。
追記: 炭素14年代法ではなく発見された地層の年代にします。