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SCP-XXX-JP
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは、高セキュリティ電子装置保管コンテナに収容されていますが、SCP-XXX-JPが収容されているサイトが担当職員以外の人物に知られることのないようにしてください。SCP-XXX-JPは、常に起動している状態で2人以上の担当職員によって監視されています。また、担当職員以外のSCP-XXX-JPの使用は禁止されています。SCP-XXX-JPへの不正なアクセスがあった場合、直ちに当該アクセスの位置情報の割り出しと機動部隊による確認作業を行い、アクセスを行った人物に対しBクラス記憶処理、または終了措置を行ってください。
説明: SCP-XXX-JPは、20██年に███社に製造されたものと類似しているノートパソコンです。マウス等の周辺機器には異常性は確認されておらず、市販されている他の製品でも代用が可能であることが判明しています。
SCP-XXX-JPは、20██年██月██日に財団のフロント企業に「第81世界管理組織様へ」という宛先で郵送されてきました。しかし、「第81世界管理組織」という団体の存在は確認されておらず、SCP-XXX-JPが財団のフロント企業宛に郵送された経緯と「第81世界管理組織」の詳細については現在調査中です。また、SCP-XXX-JPの差出人は不明です。
SCP-XXX-JPには「人類の記録 prototype」という名称のソフトウェア(以下SCP-XXX-JP-A)がインストールされています。SCP-XXX-JP-Aは、20██年█月██日にSCP-XXX-JPにインストールされたことが判明していますが、SCP-XXX-JP-Aが誰に開発され、どのような手段でSCP-XXX-JP にインストールされたのかは現在調査中です。
SCP-XXX-JP-Aには「記録」と「検索」の2つの機能が存在しています。「記録」は、SCP-XXX-JPから半径100 m 500m 1 km 15 km 50 km以内の範囲に、一度でも侵入したことのある人物の行動を詳細にデータとして記録し、SCP-XXX-JPに保存する機能です。現在、確認されているだけでも█████人1のデータがSCP-XXX-JPに保存されています。しかし、SCP-XXX-JPがどのようにして多くの人物の情報を収集しているのか、どのようにして莫大なデータを保存しているのかは不明です。この機能は常に稼働しており、停止させる方法は現在発見されていません。「検索」は、特定の人物の氏名・生年月日・性別を特定のフォームに入力することで、「記録」によってSCP-XXX-JPに保存された情報の中からその人物の情報を探し出し、その人物の毎分ごとの過去の行動を表示することができる機能です。この機能を用いて現在までに███人以上の過去の行動の調査が行われましたが、表示された記録と実際の行動に相違点が確認されたことはないため、保存されているデータに虚偽は含まれておらず、SCP-XXX-JP-Aは正確に全ての人物の情報を記録していると推測されています。
SCP-XXX-JP-Aは何者かによって不定期に「アップデート」がされており、現在のバージョンは0.16です。アップデート内容は、現在までに「SCP-XXX-JP-Aの軽量化」「ユーザーインターフェースの調整」「SCP-XXX-JPの異常性が及ぶ範囲の拡大」等が確認されています。財団は、SCP-XXX-JP-Aを開発した存在とSCP-XXX-JP-Aの「アップデート」を行っている存在は同一であると仮定し、調査を行っています。
上記の異常性により、もしSCP-XXX-JPに不正なアクセスがあった場合、財団に関する機密情報の漏洩といった非常に深刻な事態が発生する可能性があります。そのため、担当職員による実験を行う時以外、SCP-XXX-JPは財団職員を含め、誰かに使用されることがあってはなりません。
補遺: 20██年█月█日にSCP-XXX-JPに以下の内容のメールが届きました。また、このメールが受信された時、SCP-XXX-JPはネットワークに接続されておらず、どのようにしてこのメールが受信されたのかは不明です。
From: 「人類の記録」開発チーム
To: 第81世界管理組織様
Subject: 正式版リリース延期のお知らせ
Date: 20██/█/█,██:██この度は第81世界対応版「人類の記録」プロトタイプバージョンをご利用いただきありがとうございます。
2███年██月█日にリリースを予定しておりました「人類の記録」正式版のリリースを延期する運びとなりましたことをお知らせします。現在、リリースの日程は未定です。
リリース延期の理由は、当初の想定以上に第81世界の構造は複雑であり、他の世界の対応版以上にテストやバグフィックスが必要であることを、開発チーム全体として認識したためです。
リリースを切望されている方には非常に残念なお知らせとなってしまうのですが、皆様の世界の人類の記録、保護、管理をより効率的にするため、ご理解いただけますよう、よろしくお願いします。
なお、プロトタイプ版のご利用時に発生したトラブル等については、弊チームは一切責任を負いません。ご了承ください。
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3981783 (04 Jun 2018 13:25)
画像はサイト「フリー写真素材ぱくたそ」様より、こちらをお借りしました。
アノマリーのアイデアは良いものだと思いました。
以下は細かい点です。
ご批評ありがとうございます。
余分なスペース、文章のおかしな点は後ほど修正させていただきます。
・検索の例について
そうですね…例があった方が分かりやすいかと思ったのですが、折り畳みの中にも例があるので不要かもしれませんね。削除させていただきます。
・黒乃博士のコメントについて
まさか改稿案をいただけるとは…ありがとうございます!いただいた案を参考に、もう一度文章を練り直したいと思います。
大きく分けて2つ、気になることがあります。
現状、折り畳み先を含めても「人類」「記録」について十分なアイデアの考証がなされておらず、浅いアイテムに思えてしまいます。「人類」について私達の定義が揺らぐような動作をしたり、「記録」は通常のそれとおよそ異なる何かを連ねていたり、または「人類を記録する」目的とは/このコンピュータのターゲット層はどんな連中なのか、「かつては人類を記録し編集していた」コンピュータであった、など、もう少し予想を裏切るような話を考えればより良くなると思います。例を上げれば、SCP-723-JPは「人を正常にする」というわかりやすいコンセプトを持っていますが、「正常」の定義を根本的に突き詰め、発見経緯及び1つ目の実験記録から読者を引き込みますね。
セキュリティクリアランスでなく「担当職員」に限定しているので、上司でもあっても秘匿しなければならないと読みました。違っていたらすみません。
O5も認知していないSCP-456-JPやSCP-2111などのオブジェクトを描いた作品はありますが、ほとんどの場合は情報災害的要因によるものです。ある程度のクリアランスの職員はそれだけ危険であったり、世界に影響しうるオブジェクトに関わるでしょうし、それに値する人格を持ち合わせるよう審査も受けているでしょう。軽々しく過去改変を行うという想定は物語上あまり筋が通っていないようにも思えます。問題があるとすれば、過去改変については「いつ」「誰が」行ったのか全くわからないかもしれない、という点ですが……これについてもオブジェクトの並外れた有用さ、危険さを前提として進む話になってしまうので、あまり話として説得力は持たせられなさそうです。上司はもっと信用してもいいでしょう。
ご批評ありがとうございます。
・アイデアについて
確かに、今のままではオブジェクトの異常性等があっさりし過ぎている感じがしますね。(CKクラスの事を考えなければ、ただの便利アイテムになりかねませんし…)もっとオブジェクトの異常性やバックストーリーに面白みがでるようにしてみます。
・財団について
今の表記では、「編集」について知っているのは担当職員のみであると思われてしまっても仕方ありませんね…。さすがにO5はこの機能の事を認知していると思います。セキュリティクリアランスの表記や、一部の描写を少し変更しようと思います。
下書きを改稿しました。
具体的な点としては
・文章のおかしな点、一部の表現の修正
・説明、補遺の追加
・黒乃博士のコメントの全体的な改稿
を行いました。再度アドバイスを頂ければ幸いです。特に、補遺が蛇足になっていないかお聞きしたいです。