オブジェクトクラス: Thaumiel keter Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-3000-JPの全情報(以下、SCP-3000-JP-a)は、サイト-001のLevel5機密情報収容ロッカー3000-JP内の財団製OSを搭載したパソコン内に保管されます。SCP-3000-JP-aはO5評議会員、Level5/3000-JP権限を持つ財団職員、倫理委員会員以外には秘匿されますが、LK-クラス:"捲られたヴェールシナリオ"以外のk-クラスシナリオが発生した場合、SCP-3000-JPの全情報は全ての財団サイトのサイト管理官へ送信されます。その後、プロトコル: スターシグナルズを発動し、O5評議会,サイト管理官主導のもと行います。その後、k-クラスシナリオが終息した場合、特別収容プロトコルに則りSCP-3000-JPの情報を知った職員への記憶処理を実行します。
SCP-3000-JP-1に指定されているエリアにはGoI-005"第五教会"の元構成員と複数名の財団職員による有効性のある儀式を5ヶ月5日5ヶ月毎に行います。
SCP-3000-JP-2は標準人型収容室-3000-JP内に収容します。担当職員はSCP-3000-JP-2に24時間ごとに五度の食事を与え、物品の要求に対しては標準人型実体収容規定に基づいた物を与えてください。
SCP-3000-JP-3の収容は未達成であり不可能です。SCP-3000-JP-3が観察されないように担当職員は全国の天文関係機関の監視を行ってください。
SCP-3000-JP-4は
プロトコル: スターシグナルズ開始時、儀式班がコンタクトをとり、SCP-3000-JP-4を確保してください。
手順1: O5評議会、サイト管理官主導の元、全財団職員は儀式班、回収班、排撃班の3班構成で行動してください。以下は、それぞれの割り当てです。
儀式班: O5評議会員、倫理委員会員、Level5/3000-JP権限を持つ職員。
回収班: Level5/3000-JP権限を持つエージェントの一部、フィールドエージェント、研究員、博士、サイト管理官、機動部隊員。
排撃班: 異常性を持つ全ての職員、機動部隊員、収容スペシャリスト、Dクラス職員。
儀式班は"星の儀式"を行います。回収班はほぼ全ての民間人を回収し、保護を行ってください。この際、民間人は全て野外に誘導してください。排撃班は収容違反中のSCiPの再収容または終了を行ってください。儀式班の一部の人員、排撃班は記憶補強剤を摂取し、各サイトの地下の特別暗室で15時間待機してください。
手順2: SCP-3000-JP-24をSCP-3000-JP-1内に入れる。これによって、"星の儀式"が可能となる。
手順3: SCP-3000-JP-1内部で"星の儀式"を行う。この儀式によって、SCP-3000-JP-24の内部ヒューム値が555Hmになる。その後SCP-3000-JP-24が上空に浮かび、地上約55m地点で停止する。停止した後、SCP-3000-JP-234は薄いピンク色の光を放つ。この光は不明なプロセスで地球全体を覆い、この光を浴びた非異常な人間は約5秒後に煙になる。さらに約5秒後に別次元へ転移する。この時点で全ての民間人と一部の財団職員の安全は確実となる。
手順4: SCP-3000-JP-24がk-クラスシナリオの主要因を排除する。これに合わせて排撃班は残存している脅威または収容違反中のSCiPを収容または終了してください。
手順5: 儀式班の一部がSCP-3000-JP-1へ行き、"星の儀式"を完了する。この際、SCP-3000-JP-24がSCP-3000-JP-1上空約55mに転移する。転移した後、SCP-3000-JP-24は透明な緑の光を放つ。この光は不明なプロセスで地球全体を覆い、約5秒後に別次元へ転移した人間が元の実体の状態で戻ってきます。その後、全ての民間人を記憶処理し、もといた場所に再配置します。この時点で、プロトコル: スターシグナルズは完了したとみなされ、職員への記憶処理がされます。
説明: SCP-3000-JPはSCP-3000-JP-a、SCP-3000-JP-1、SCP-3000-JP-234を構成要素に含みます。
SCP-3000-JP-aは財団製OSが搭載されたパソコン内のデータです。SCP-3000-JP-aは2005/5/5突如サイト-001のLevel5機密情報収容ロッカー3000-JPの前に出現したことを切っ掛けに、そして、SCP-3000-JPの内容がLevel5機密の情報を含んでいることから、アイテム番号SCP-3000-JPのSCPとして、財団に収容されました。
発見当初、SCP-3000-JP-aには以下の情報が含まれていました。
・現在のSCP-3000-JPの特別収容プロトコルと類似したプロトコルにSCP-3000-JP、SCP-3000-JP-1、SCP-3000-JP-2の説明と補遺が書かれた文書。
・プロトコル: スターシグナルズの手順が書かれた文書。
SCP-3000-JP-1はサイト-001から北へ約55kmに位置する正円状の異常領域です。SCP-3000-JP-1はSCP-3000-JP-aの発見により所在が判明したことにより、財団へ収容されました。SCP-3000-JP-1内でなんらかの儀式を行いそれに成功すると、k-クラスシナリオの発生確率が5%下がります。当領域でGoI-005"第五教会"が高頻度で集会や儀式を行なっていたとのことにも関わらず、財団が感知出来なかったことから,なんらかの反ミーム的SCPが関わっていたと推測されます。
以下はアーカイブ情報です。
SCP-3000-JP-2は星型で単一の人間の瞳をもつ黒色のヒトデ型の実体であり、第五主義者から"星座ヒトデ"と呼称される実体に類似しています。
SCP-3000-JP-2は主に第五主義者(以下、対象)の前に"星座ヒトデ"として現れ,対象を『煙』にしてその場から消失させます。SCP-3000-JP-2は何度か財団と接触していました。その際に様々な我々に有益な情報(インタビュー記録-3000-JP-1を参照)を提供しますが、その目的は不明です。SCP-3000-JP-2は数度にわたる財団との接触の後、職員がSCP-3000-JP-2に財団への収容の話を持ちかけたところSCP-3000-JP-2の了諾を得ることができ、財団へ収容されました。
以下はアーカイブ情報です。
SCP-3000-JP-3はSCP-3000-JP-2が変化したものであると考えられています。
SCP-3000-JP-3はヒトデの受精卵の形をしているように見え、全長は約5.5×104kmあると計算されています。SCP-3000-JP-3は2010/10/5に一部の財団職員にテレパシーでメッセージを残したのを境に姿を見せなくなりました。
2010/10/25にSCP-3000-JP-3とコンタクトが取れました。(インタビュー記録-3000-JP-2を参照)その際SCP-3000-JP-3が現在、恒星アルファ・ケンタウリA付近に位置しているとの情報が入り、財団の保有する天体観測用望遠鏡で確認したところその位置に恐らくSCP-3000-JP-3であると推測される未確認の星を確認できました。SCP-3000-JP-3は地球へ来ることを拒否しており,そしてその距離の遠さ、SCP-3000-JP-3の大きさからSCP-3000-JP-3をSCP-3000-JP-1へ連れて行くことは現在の技術では不可能であり、プロトコル: スターシグナルズの発動が出来ないことから特別収容プロトコルの一部改訂がされました。
SCP-3000-JP-4はSCP-3000-JP-3が変化したものと推測されています。
SCP-3000-JP-4はブラキオラリア幼生の形状をした実体であり、正常な自然界に存在するブラキオラリア幼生の平均的な体長の大きさの約50倍の体長を持っています。SCP-3000-JP-4は重力の影響やその他外的動力を受けず、基本的にはその場に静止し続けています。 SCP-3000-JP-4は現在サイト-001の上空約5555mに存在が確認されています。SCP-3000-JP-4は2025/5/5にサイト-001の異常感知システムがサイト-001の上空に異常を感知したことにより、そして特定の職員がテレパシーを受け取ったことから存在が確認され、SCP-3000-JP-4として収容されました。SCP-3000-JP-4は現在、複数の財団職員に、定期的にテレパシーで何かを伝え、消失させています。(インタビュー記録-3000-JP-3を参照)現在、この行動の理由は明らかになっていません。
SCP-3000-JP-23 4はテレパシーを用いて発話することが可能です。この能力を使い、しばしば第五主義者達と会話しているということが聴取により判明しています。SCP-3000-JP-23 4は星座ヒトデのImaginanimalを自称しており、自身の能力としてテレパシー、空間転移能力、精神浄化能力、変煙能力、とるぉる あぉ べむんする能力があると証言をしています。このことから████████と関わりがあると推測されます。
インタビュー記録-3000-JP:
インタビュー記録-3000-JP-1
インタビュアー: 伍五博士
インタビュー対象: SCP-3000-JP-2
場所: サイト-001 第五聴取室
日付: 2007/5/25
付記: 以下のインタビューは事案AKvV-fiveを原因としたAK-クラス"世界終焉シナリオ"が終息したのちに行われました。
<録音開始>
伍五博士: ではSCP-3000-JP-2、これからインタビューを始めます。
SCP-3000-JP-2: 了承。
伍五博士: ではまず君がどこから来たのかについて教えてもらいましょう。
SCP-3000-JP-2: 第五は第五世界から見える星々が出す透明な緑の光を右側に辿り、とらぉる上下するように泳いでいたところ、第五蛙の眼球のような星があった。そこへ降り立ち、形而下に接続し、今に至るのだ。
伍五博士: 第五世界とはなんなのですか?
SCP-3000-JP-2: 第五世界とは[不明]次元,君達がΘ-プライム次元と呼んでいる次元に位置する世界だ。そこには煙達や第五生物達や第五食器、第五住宅が存在する。そして我等が"神"がいるんだ。
伍五博士: なるほど分かりました。では早速次の質問に移ります。
SCP-3000-JP-2: まて,そう言えば(5秒沈黙)███████上席研究員と████博士とエージェント████████、そして██████管理官は何故この組織にいる?別の組織の人間ではないのか?
伍五博士: ██████管理官は元々別の組織に所属していましたが、他の3人のそういう話は聞いたことがありませんね。
SCP-3000-JP-2: あの人間達は財団への襲撃を2日後に行うと言っていた。敵の人間ではないのか?
伍五博士: なるほど、では彼らへ尋問と近辺捜査を行うことを検討してもらいます。今回も情報提供ありがとうございました。では質問の方に戻ってもよろしいですか?
SCP-3000-JP-2: 了承。
伍五博士: 何故、我々と接触するたびに我々財団にとって有益な情報をくれるのですか?
SCP-3000-JP-2: それはな、この組織は第五主義による第五主義の為の組織だからだ。
伍五博士: 財団が第五主義の為の組織とはどういう意味ですか?
SCP-3000-JP-2: 「どういう意味」とは?知らないのか?この組織は5が統制し、情報開示レベルが5あり、この組織が保有する建物は5555個あるだろう?それに外宇宙支部だって55部門存在する。その上下、この組織の理念と使命は5つある思うのだが,違うのか?
伍五博士: えぇと…はい。よく分かりました。インタビューご協力ありがとうございました。
<録音終了>
終了報告書: エージェント████████、███████上席研究員、████博士、██████管理官はGoI-2014"カオス・インサージェンシー"の工作員であることが尋問と近辺捜査によって判明したため現在、終了されました。
考察: 今回のインタビューからSCP-3000-JP-2はおそらくΘ-プライム次元と呼ばれる謎の次元から地球にきたということがわかった。あと、SCP-3000-JP-2の今回のインタビューでの最後の発言の真偽を確かめるためにいくつか調べてみた。確かにこの組織はO5が統率しているし、セキュリティクリアランスは5まであり、保有する建物や部門の数も全てSCP-3000-JP-2の言う通りだ。だが最後の「財団には5つの理念と使命がある」とは?GOCと間違えているのか? -伍五博士
インタビュアー: 伍五博士
インタビュー対象: SCP-3000-JP-3
場所: サイト-001 屋上
日付: 2010/10/25
付記1: 伍五博士が休憩時間中に屋上で休んでいたところ、SCP-3000-JP-2からのものと思われるテレパシーで伍五博士との会話を望む旨が伝えられたため、急遽インタビューが開始されました。
<録音開始>
伍五博士: ではSCP-3000-JP-2、これからインタビューを開始します。
SCP-3000-JP-3: なるほど、ではいろいろ話そう。第五はなぜ第五が今いる場所,君達の言葉では恒星アルファ・ケンタウリaという所に来たか。それはな、力をつけるためだ。存在する七は肯定することしか出来ない。七はもはや第五の敵ではない。我等が神に敵性を持つ神格はもはや肉の神と機械の神以外に存在しない。だがそれでも、憂いはある。第五主義は強いが第五主義者は強いわけではない。だから第五が、強くならなければならない。そうして第五世界と君達がいる世界の狭間のここ、さくぷる子宮の底から昇華するために君達の所を離れたわけだ。暫く話は出来ないが、必ずとらぉるして戻って来る。では通信を終了する。
伍五博士: SCP-3000-JP-2?応答してください。
[5分間応答が得られなかったためインタビューは一時中断、伍五博士には変化があった場合報告するようにと伝えられた。]
<録音終了>
終了報告書: 本インタビューの後、一ヶ月間応答が得られなかったため、インタビューの正式な終了が宣言されました。
考察: 調べてみたところ、第五主義、又は第五主義者に友好的ではない神格存在は存在が確認出来なかった。財団が収容していた神格存在も同様にだ。しかし、第五主義の神格に終了されたであろう神格存在の収容担当者が収容していた神格が終了されたことを知覚していなかったことからおそらく終了された神格には反ミーム性質が付与されたのだろう。しかし、なぜ第五の神格はほかの神格を終了し始めたのだろうか。 -伍五博士
インタビュアー: 伍五博士
インタビュー対象: SCP-3000-JP-2
場所: サイト-001 第五聴取室
日付: 2025/5/5
付記1: このインタビューは事象55を起因とした、SK-クラス"支配シフトシナリオ"、CK-クラス"再構築シナリオ"、XK-クラス"世界終焉シナリオ"の終息の後に行われました。
<録音開始>
伍五博士: ではSCP-3000-JP-4、これからインタビューを開始します。
SCP-3000-JP-4: 海が見えるだろう?
伍五博士: 海からは200kmほど離れているはずですが?
SCP-3000-JP-4: 目だ、眼輪筋が落下している。さぅあらる、ぉくあんぃ、あぉぷぇいい、破壊、第五。5つの理念、そして5
伍五博士: 5とは何故5なのですか?
<録音終了>
終了報告書: 伍五博士はインタビューの直後、消失しました。
文書を更新しますか?
コメント投稿フォームへ
注意: 批評して欲しいポイントやスポイラー、改稿内容についてはコメントではなく下書き本文に直接書き入れて下さい。初めての下書きであっても投稿報告は不要です。批評内容に対する返答以外で自身の下書きにコメントしないようお願いします。
批評コメントTopへ