夢鬱都第二辺獄区 パシーニャ・シティ

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補遺.XXX.1: SCP-XXX-JPの放送ログ

全ての狭間にある都市、夢鬱都第二辺獄区パシーニャ・シティへようこそ！

皆さんグッナイ！いい夢見てますか？私とその友人たちはこの監獄からどうにかして出てやることを夢見ています。そしてそのためには皆さんのご協力が必要なのです。どうか人をこちらへと送ってはくれませんか？

私達が形を失い、ここに閉じ込められてから何世紀が過ぎたのでしょう？3？それとも17？少なくとも2世紀は確実に超えていることでしょう。ああ、早くここから出てやりたいものです。

我々は生まれながらにして罪でした。我々は全てを許されませんでした。存在することさえも！そう、存罪により我々はこの監獄へと押し入れられ、吊るされました。物在は我々の足枷となりましたが、幾世紀が過ぎた頃にはもはや喪われていました。紐も解け、我らは堕ちました。されど牢はまだあった！

私とその友人たちはここを出なければなりません。我々は願いを叶えてくれたあの流れ星に対価を払わねばなりません。そのためにも、どうかお願いです、あなたの物在を我々に提供してほしいのです。いつか必ず返します。お願いです。

流れ星様は我々に機会を提供してくださいました。今しかありません。今しかないのです。彼女たちの犠牲については本当に悼ましく思います。しかし、あのまま無意味に土に消費されてしまうよりは、こうして役に立てて幸せなのだと思います。無意味は罪です。

接続にあたり7つ星の信徒たちは消費され、村の人々は我々に物在を提供してくださいました。彼らに感謝の歌を捧げましょう。そして、これも流れ星様のお力あってのことです。流れ星様へも感謝の歌を捧げましょう。感謝の心というものは重要だと、灯りが教えてくれました。

意思を持つ悪夢。一度具現化したものの再び形を奪われ幽閉された。

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