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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPは布の面を上に向けた状態で持ち手側を台に固定し、中の見える透明なケースの中に保管されます。持ち手は鎖で台に繋ぎ、台から完全に落下することを防いでください。鎖を外すこと、布側を下に向けること、液体に触れさせることは固く禁止されています。一週間に一度、固定の強度を確認してください。強度の再確認及び再固定の際、SCP-XXX-JPが落下しないよう注意してください。ケース内は監視カメラで常時確認されており、不慮の事故等で固定が弱まった場合、警備員が急行します。
説明: SCP-XXX-JPは一般的な黒板消しです。布製の面とプラスチック製の持ち手で構成されており、持ち手側に異常性はありません。布側が非生命体の物体に触れた場合のみ、SCP-XXX-JPはその異常性を発揮します。布側に非生命体が触れると、SCP-XXX-JPは活性化し、布側に触れている物体の融点と同等の温度になります。融解の速度はその都度変わりますが、直接触れた場所に関わらず全体が融解するという特性は同じです。生命体が触れた場合は何も起こらず、活性化している状態で触れても温度を感じません。融解が開始してからSCP-XXX-JPを対象から引き離しても、融解は止まりません。また、周囲の温度の上昇はなく、布側に触れている対象以外が融解することはありません。
実験記録XXX-1 - 20██/11/██
対象: ガラス板。
実施方法: 布側にガラス板を触れさせる。
結果: 融解した。すべて融解するまでにかかった時間は2分10秒。ガラス板以外は何も影響を受けませんでした。-██研究員
実験記録XXX-2 - 20██/11/██
対象: 紙。
実施方法: 布側に紙を触れさせる。
結果: 融解した。すべて融解するまでにかかった時間は1分25秒。紙は燃えるほうが先だと習ったのですが。-██研究員
実験記録XXX-3 - 20██/11/██
対象: D-████
実施方法: 布側にD-████を触れさせる。
結果: 衣服のみが融解。かかった時間は5分。身体には影響なし。火傷じゃ済まないと思っていたのですが、対象の温度が伝わることはないようです。-██研究員
実験記録XXX-4 - 20██/11/██
対象: ガラス板 机。
実施方法: 持ち手側にガラス板を触れさせる。 ガラス板を使う予定であったが、持ち手側にガラス板を置きやすいように布側を下向きに待ったところ、布側に触れた机が融解した。
結果: 机が融解した。かかった時間は10秒。回収の際、持ち手側には異常性がないことを確認。これ以降、布側を下向きにすることは禁止。
もう少し手を上にしておくべきでした。誰もいないときに布側が下向きに落ちたら危険ですね。床は消えるとして……地面も?-██研究員
実験記録XXX-5 - 20██/11/██
詳細は実験記録XXX-5を参照してください。
補遺: SCP-XXX-JPは、██市内の中学校から「黒板が消えた」という通報があり発見されました。さらなる異常性は発見されていないため、現在新たな実験の計画はありません。
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- portal:2060393 (06 Jun 2018 03:18)
気になっている点は、
・オブジェクトクラスはこれでいいか
・面白いか面白くないか
です。それ以外にも文章がおかしい場所などありましたらご指摘ください。忌憚のないご意見ご感想をお願いいたします。
オブジェクトクラスは読んでいてEuclidよりのSafeかなぁという感じだったので、Safeで問題ないと思います。
読んでみて全体的に、特別収容プロトコルが具体的である反面、説明部分が少し丁寧さを欠いていると思いました。既存の記事(特に道具系Safe)を読んで、真似できそうな記述を真似して細かくつめていけるとよさそうです。
内容としては、率直にいうと「危険なマジックアイテム」という印象です。強力な異常性を持つアイテムの説明と実験のあと、その潜在的な危険性が仄めかされる という構成は陳腐です。このオブジェクトが起こした興味深い収容違反ストーリーなどを読んでみたいです。SCP-779-JPが参考になると思います。
コメントありがとうございます。
修正いたしました。ありがとうございます。
消滅ではなく融解という形に改稿いたしました。自分ではどうしても新しいものを贔屓目で見てしまうため、以前の下書きと比べてどうかをお聞きしたいです。
「危険なマジックアイテム」という言葉が非常に腑に落ちました。SCP-779-JP、参考にさせていただきました。ありがとうございます。興味深いものを書けたかはわかりませんが、マジックアイテムにならないよう気をつけました。ただ、あの構成が陳腐というのは痛感しましたが、どうしても最後に危険性を示す台詞を入れてしまい、それ以外のオチが思いつかず悩んでおります。貴重なお時間を割いていただくのは申し訳ないのですが、引き続きお力をお貸しいただければと思います。ありがとうございました。
改稿いたしました。現在気になっている点は、
・融点の使い方が間違っていないか
・面白いかどうか
となります。未完成のまま出すのは申し訳ないのですが現在タイトルにしっくりくるものが無く、仮称にしております。思いつき次第タイトルを変更いたします。申し訳ありません。何かルールに抵触するようであれば教えていただけると助かります。
引き続き、皆様の忌憚のない意見をいただければ幸いです。
読みました。
「中の見える」「一般的な」は不要でしょう。
融点は一つの相について定義されます。(例えば水晶と鉄が組み合わさったオブジェがあったとして、温度をあげれば先に鉄がとけます。この時オブジェの融点は定義できないですよね?)
複数の物質を組み合わせて出来た物質(服とか)が同時に融けること、水(融点0℃)が水蒸気爆発を起こすことを考えると「SCP-XXX-JPの温度が上昇し、触れた物質は液状化する」のような説明の方がまだ近いように思います。
今のところ「液状化」「水蒸気爆発も起こす」「転移する」がうまく噛み合っていない(危険性を足しただけよように見える)ので面白さが殺されているような気がします。この記事で何をしたいのか、一度立ち返った方がいいかもです。(改稿前を読んでいない人の意見ですが……)