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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル:SCP-XXXX-JPはサイト-████の低危険度収容階層の保管庫に箱に入れた状態で収容されています。実験を行う際には必ず屋外で行ってください。
実験XXX-JP-3の結果に伴い、SCP-XXXX-JPを移動する場合には直接触れず、容器等で包んだ状態で移動させることが求められます。
説明:SCP-XXXX-JPは、外見、材質ともに一般的な野球に用いられるボールと同様に見えます。██県の██高校にて行われた学生の練習試合において、盗塁阻止のための捕手から2塁への送球が全て投手のグローブに向けて飛んだことから、当県の野球連盟に所属していた財団エージェントによって調査、発見されました。
SCP-XXXX-JPは、人間の手から離れた際、その視界の中にある最も近いグローブに対して移動を行います。この移動は箱や袋などにSCP-XXXX-JPが包まれ、人間の手と直接触れていないときには発生しません。
現在、SCP-XXXX-JPを用いた実験は禁止されています。詳細については補遺2を参照してください。
補遺1: 以下は実験記録(一部)です。被験者は全てサイト-████内の職員です。
実験記録-XXX-JP-1
被験者: D-1534(部活動等での野球の経験は無い。)
要求動作: 18.4m1先にグローブを置いた状態で投球を行う。
結果: SCP-XXXX-JPは問題なくグローブへ到達。球速は100km/hだった。
実験記録-XXX-JP-3
被験者: D-1534
要求動作: 18.4m先にグローブを置いた状態で、投げずに地面に落とす。
結果: SCP-XXXX-JPは軌道を変えグローブに向かって移動。球速は100km/hだった。
付記: 投球動作に関わらず、人間の手から離れることが移動の条件となるようだ。 - 金田博士
実験記録-XXX-JP-5
被験者: D-1534、D-1894(野球経験あり)
要求動作: 18.4m先にグローブを置いた状態で投球を行い、途中でバットで打ち返す。
結果: SCP-XXXX-JPは問題なくグローブへ向かって移動。D-1894も問題無く打ち返した。球速は100km/hだった。
付記: 障害物を突き破る力や、移動方向を変えられてもなお最初の目的地へ向かおうとする力はないようだ。 - 金田博士
実験記録-XXX-JP-6
被験者: D-1534
要求動作: 38m2、125m3先にグローブを置いた状態でそれぞれ投球を行う。
結果: SCP-XXXX-JPは問題なくグローブへノーバウンドで到達。球速は距離が38mの時は130km/h、125mの時は180km/hだった。
付記: 距離によって球速に違いが出るようだ。 - 金村博士
補遺2: 実験XXXX-JP-8終了の際、片付けのためにD-1534が近くにグローブの無い方向にSCP-XXXX-JPを投げたところ、SCP-XXXX-JPは高速で上昇、1時間後に███km離れたグラウンドにいた民間人のグローブに着弾しました。この民間人に対しては治療を行った後、クラスA記憶処理を行って解放しています。
また上記の事故発生の後、SCP-XXXX-JPを用いた実験は停止されています。
補遺3:SCP-XXXX-JPが発見された高校を改めて調査した結果、同様の特徴を持ったボールが新たに2ダース発見されました。担当顧問に聞き取りを行ったところ、仕入先は他の用具と同じ業者であるとのことでした。
業者に対しても聞き取りを行ったところ、SCP-XXXX-JPが██高校に納入されたのと同時期に同社にて働き始めた社員がいたとのことでした。当該社員は既に退職しており、また調査の結果現在製造されているボールにSCP-XXXX-JPと同様の特徴がないことから、財団はこの社員がSCP-XXXX-JPの製造に関与しているものとして行方の捜索を行うと同時に、この社員が在籍した期間のボールの販売先に対しSCP-XXXX-JPが存在するかどうか調査を行っています。
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アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:6101555 (11 Feb 2020 10:01)
忌憚なきアドバイス、批評をよろしくお願いいたします。
正直なところアノマラスアイテムレベルだな、と思いました。実験記録は基本的な説明で驚きを与えるレベルのものではありませんし、補遺1も元々の異常性を考えればそうなるだろうな、という感じです。補遺2も大量生産されていることを示唆しているのみでそこからの発展がありませんでした。同時期に入社した社員を軸にバックストーリーなどを組み立てるか、実験で意外性を出すかなどしていかなければ難しいでしょう。
yzkrt 様
批評いただきありがとうございます。
anomalousアイテムとの差別化が上手いことできないな、というのは組み立てているときから感じていたことではあるんですよね……。
実験の意外性の方向では現状思いつくものがないので、バックストーリーの軸で少し練ってみたいと思います。