SCP-2357-JP

このページの批評は終了しました。

rating: 0+x
blank.png

アイテム番号: SCP-2357-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-2357-JPを物理的に収容することは不可能です。現在アンチプログラムを作成中です。SCP-2357-JPの影響を受けている兆候が見られた人物は、即座に財団により保護され、財団管理下の精神病院へ収容され、インターネットから隔離された状態で、週に3回行われる2時間のカウンセリングを含む30日以上の経過観察を経て、精神的異常が見られなかった場合、解放されます。また、SCP-2357-JPによって死亡した人物が発見された場合、近隣住民及び警察関係者に記憶処理を行い、死因を改竄します。

説明: SCP-2357-JPはインターネット上に存在する、悪質なプログラムです。SCP-2357-JPはすでに確認されたものだけでも約34000という膨大な数のアカウントを保有しており、これらのアカウントはSCP-2357-JP-1として指定されています。

SCP-2357-JP-1は通常のアカウントとの違いが極めて少なく、唯一の見分け方は、アカウントに登録されているメールアドレスにメールを送るなどの方法で、所有者が実在する人物なのかを確認することです。SCP-2357-JP-1に指定されたアカウントは24時間以内に指定が外れない限り削除されます。

SCP-2357-JPはインターネット上にある多くのアカウントのいずれかからターゲットを選びます。SCP-2357-JPは200以上のSCP-2357-JP-1を通じて、ターゲットに対し極めて効果的な罵倒が書かれた内容の投稿やコメント等を行います。この投稿やコメント等はSCP-2357-JP-2に指定されています。SCP-2357-JP-2をターゲットが認識すると、ターゲットは激しいストレスを受け、またインターネットにおける自分の評価を異常に気にするようになります。これにより、3〜5日で著しい自尊心の低下、8〜12日で不眠症、15〜18日で幻覚症状、21〜24日で自傷行為が見受けられるようになります。そして30日目、ターゲットがデバイスを開くと、「あなたは苦痛から解放されたいですか?」という文章と「YES」「NO」という文字が表示されます。そしてターゲットが「YES」を選択すると表示は消えて、デバイスから口径9mm、銃身長165.1mmのリボルバーの銃口が出現し、ターゲットの額を確実にを打ち抜き、消失します。この銃口はSCP-2357-JP-3に指定されています。SCP-2357-JP-3が出現した時点でターゲットの運命は確定しており、放たれた銃弾は何があろうともターゲットの額を貫きます。「NO」を選択した場合、表示は消えますが、ターゲットの症状は続き、さらに30日後同じ文章と文字が表示されます。

ターゲットがSCP-2357-JPの影響を受けなくなる方法は、ターゲットが30日間インターネットに接続しないことです。しかし、インターネット上での自分の評価をインターネット以外の手段で知った場合、SCP-2357-JPの影響を再び受けるようになります。

2020/11/29現在、SCP-2357-JPによる死者は全世界で約420000人確認されています。

SCP-2357-JPは2012/5/18、東京都██区██で額に銃痕がある遺体が発見されました。遺体は30代男性の物であり、コンピュータの履歴や近隣住民からの聞き込みから、彼がインターネットでの誹謗中傷から精神疾患を起こし自殺したと思われました。しかし警察は彼が使用したと思われる銃器を発見できなかったことや、所有者が存在しない人物だったため捜査が継続されていました。この事案を知ったエージェント西岡はSCPによるものだと推測し、財団日本支部に報告。初めはその報告に根拠が少ないことから捜査は行われませんでしたが、同様の事件が世界各地で発生し、大きく話題になったことから、財団は捜査を開始しました。捜査の結果、インターネット上に存在プログラムによるものだと判明し、O5評議会はこのプログラムをSCP-2357-JPとして指定しました。また、カバーストーリー『銃器の押収』を発表して、これらの事件を収束させました。

補遺1:2012/10/21、SCP-2357-JPによる死者が1000人を超えたことを受け、財団はプログラムの専門家たちを集め、SCP-2357-JP対策チーム"名誉の守護者"を設立しました。彼らはSCP-2357-JPの解析及びアンチプログラムの作成を目的に活動していますが、厳重なセキュリティが設定されているため、解析には至っていません。

補遺2:2015/3/12、対策チームはSCP-2357-JPのセキュリティを突破。内部の解析が行われましたが、非常に複雑なプログラムによって構成されており、アンチプログラムの作成には少なく見積もっても10年はかかると予想されています。

補遺3:2015/12/4、データ解析の結果、SCP-2357-JP-1,SCP-2357-JP-2はプログラムによって設定された物であり、SCP-2357-JPの異常性はSCP-2357-JP-3のみにあるということが判明しました。

補遺4:2016/4/2、SCP-2357-JP内部のの変更履歴を解析したところ、作成者のデバイスの所在地が大阪府堺市█区██であることを特定。対策チームは作成者の確保を財団日本支部に要請しました。

補遺5:2016/4/21、財団日本支部は作成者の確保を目的に、機動部隊"Are-4"を同地に派遣。作成者が生活していると思われる住居に部隊が侵入すると、そこには額に銃痕のある1つの遺体と、射殺に使われたと思われる█████████社製のリボルバーがありました。鑑識の結果、その遺体は20代女性の物であり、死因は、死後4年ほど経っていたと判明したした。近隣住民に聴き込んだところ、遺体のあった住居を昔から空き家であると思われていました。機動部隊は近隣住民に記憶処理を行い、住居にあった物を押収し、サイト-█に持ち帰り、その中のノートパソコンを対策チームに提出しました。

補遺6:押収されたノートパソコン内のデータの解析の結果、以下の文章が発見されました。

2012/3/16 プログラマーの仕事をクビになった。いつもそうだった。誰も私を認めてくれない。

2012/4/5 お金が尽きた。家も追い出された。あるのはこの身と1台のノートパソコン。ホームレス生活は嫌なので、古い空き家に住みすくことにした。何故かこの家にはライフラインがつながっているが、気にせず使ってしまおう。

2012/4/10 食料がない。水だけでも1ヶ月生きられると聞いたことがあるが、その後は。死ぬのか。どうせ私が死んだとしても誰も気にしない。

2012/4/15 お腹が減った。いくら水を飲んでもお腹は膨れない。いつか餓死するのかと思うと、夜も眠れない。

2012/4/21 目の前に食事が並ぶ。チャーハン、ピザ、お寿司。どれも私の好物だ。いざ食べようとしたら、外の子どもたちの遊ぶ声を聞いて、我に返った。あんなに楽しそうに遊んでる。ずるい。

2012/27 腕は自分で作った切り傷でいっぱいだ。私が苦しんでいるときも、どこかで誰かが幸せに生きている。ずるい。めちゃくちゃにしてやりたい。私にあるのはこのパソコンとプログラムの技術。人生をめちゃくちゃにするプログラムを作ろう。

2012/5/5 遂にプログラムが完成した。もう後には戻れない。近くの図書館に行ってパソコンをつないでデータを送り、ネットに発信した。家に帰ったあと、引き出しからリボルバーを見つけた。実弾入りの本物だ。もう思い残すことはない。私は苦痛から解放されたい。


    • _


    コメント投稿フォームへ

    Add a New Comment

    批評コメントTopへ

ERROR

The Commatooth's portal does not exist.


エラー: Commatoothのportalページが存在しません。利用ガイドを参照し、portalページを作成してください。


利用ガイド

  1. portal:6981683 ( 26 Nov 2020 22:42 )
layoutsupporter.png
Unless otherwise stated, the content of this page is licensed under Creative Commons Attribution-ShareAlike 3.0 License