アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの生体はDクラス職員に寄生させた状態で保管します。遺伝子情報を含む全ての標本の閲覧には許可が必要です。収容違反を防ぐためにDクラス職員は監視下に置き、既知のものを含むあらゆる他の攻撃的な生物との接触を防いで下さい。
説明: SCP-XXX-JPは寄生性の微小な扁形動物です。ヒトを中間宿主としていることが判っていますが、最終宿主となる生物は未だ判明していません。そのため、監視下でのSCP-XXX-JPの繁殖は切り分けた個体の再生に頼ることになりますが、摘出されたSCP-XXX-JPの生存期間が短いため、歩留まりはよくありません。
SCP-XXX-JPの異常性は、一つには、感染したヒト同士の間に非接触性の伝達手段を発生させる点にあります。多少の距離や遮蔽物を通して、感情の動きや簡単な図案などの情報のやりとりが可能であると、実験によって判っています。
SCP-XXX-JPの非異常的な性質は、脳内薬品の分泌を促すことです。この影響により、SCP-XXX-JPに感染したヒトは恐怖感や疲労を感じにくくなる傾向が若干見受けられます。
補遺1: SCP-XXX-JPに感染したDクラス職員から、収容施設外の特定の場所のイメージが度々送られてくるという報告がありました。感染者のなかに問題の場所および、そこへの正確な経路を知る者がいないのにも関わらず、地形図などの情報の補助を受けたうえでの場所の特定は、感染者全員の意見が一致しています。「ここにおいで、という呼びかけのようにも思えた」という意見も出ています。
補遺2: 収容違反。SCP-XXX-JPに感染したままの研究員が頭蓋骨を割られて脳髄を失った死体として発見されました。野生動物に襲われたか、他の組織がSCP-XXX-JPのサンプル奪取を行ったかは明らかになっていません。
事件の発生から5年後、死体の発見された場所から半径5kmの範囲内でSCP-XXX-JPに感染している者が何人も発見され、周辺広範囲の野生生物から採集された寄生生物のうちの複数が、成長前のSCP-XXX-JPであると同定されました。
また、研究員と同様に脳髄を奪われた死体が8件報告されています。この事実は、SCP-XXX-JPの最終宿主であるか、またはそれに繋がる存在である、ヒトを捕食して食うものの存在を示唆するものと思われます。
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任意A任意B任意C- portal:3949653 (28 Dec 2018 07:13)
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