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クレジット
タイトル: SCP-XXXX-JP - ヒュームギア
著者: ©︎cheegyu_cow
作成年: 2022
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-8115 エリア-8147の小型物品収容室にSRAパネルに内包された状態で保管され、収容室にはEVE-T.G.観測器1と8基のスクラントン現実錨が設置されます。EVE-T.G.観測器は常時収容室中の現実性を観察し、現実性の変化を検知した場合には即座にエリア-8147が警戒コード"Hector"を発令します。
SCP-XXXX-JPの収容室には、ヒューム値が1.000±0.001Hmの範囲を逸脱する、又は潜在的にそれらの値を取り得る物体を持ち込むことは禁止されています。但し、スクラントン現実錨等の現実改変に抵抗のある物体は例外となります。
説明: SCP-XXXX-JPは、銅ベリリウム合金で構成される長さ13.5cmの円柱状の物体です。外部には手回し式のハンドルが接続され、出力用の端子が取り付けられています。SCP-XXXX-JPの分解の試みは、その異常性から行われていません。
SCP-XXXX-JPは、小規模な現実改変装置です。SCP-XXXX-JPの側面には「+10」「+1」「+0.1」2と印字されているスライド式のスイッチが取り付けられています。SCP-XXXX-JPの出力端子に物体(以後、対象物と呼称)を接地させ、SCP-XXXX-JPに接続されているハンドルを右方向に回転させた際、SCP-XXXX-JPの異常性が発現します。対象物にはハンドルを回転させた回数とスイッチが指し示す数の積のヒューム値が加算されます。
SCP-XXXX-JPは、1960年█月█日に東幣重工と関連がみられる企業の襲撃時に回収されました。
以後、実験記録XXXX-JP抜粋
実験記録XXXX-1 - 日付1960/██/██
実施場所: サイト-8115 対現実改変設備室い-1
対象物: 1.000Hmのヒューム値を持つ楠(Cinnamomum camphora)の木片
実施方法: スイッチを「+0.1」に設定、ハンドルを右方向に一回転させる。
結果: 対象物のヒューム値は1.001Hmを示し、kejelの現実性の第四法則により約15分後にヒューム値は1.000Hmに低下。
実験記録XXXX-4 - 日付1960/██/██
実施場所: サイト-8115 対現実改変設備室い-1
対象物: 1.000Hmのヒューム値を持つ楠(Cinnamomum camphora)の木片
実施方法: スイッチを「+0.1」に設定、ハンドルを右方向に二回転させる
結果: 対象物のヒューム値は1.002Hmを示し、同じく448秒後にヒューム値は1.000Hmに低下。
実験記録XXXX-6 - 日付1960/██/██
実施場所: サイト-8115 対現実改変設備室い-1
対象物: スクラントン・ボックス内の1.000Hmのヒューム値を示す標準大気
実施方法: スイッチを「+10」に設定、ハンドルを右方向に一回転させる
結果: 対象物のヒューム値は1.100Hmを示した。
実験記録XXXX-11 - 日付1960/██/██
実施場所: サイト-8115 対現実改変設備室ろ-1
対象: ヒューム値が1.000Hmのハツカネズミ(Mus musculus)一匹
実施方法: スイッチを「10」に設定、ハンドルを右方向に10回回転させる
結果: 対象物のヒューム値が2.000Hmに上昇、周囲の空間から標準実験用マウスの飼料が出現する。その後対象物の頭蓋骨、背部、尻尾が空気中に拡散するように消失し、対象物のヒューム値は1.000Hmに低下した。
分析: 対象物は内部ヒューム値が上昇したことによる現実改変能力を得たと考えられる。対象物の身体組織が1.000Hmへと戻ろうとした際、肉体が空気中に拡散したのではないか。
補遺1: 東弊重工社より押収された文章
81管区理事会より通達
警戒コード "Hector"発令中
当時案は優先度レベル5に該当する。
SCP-XXXX-JP収容担当者には一時的にクリアランスレベル4/KANTを付与し、下記の文章の閲覧を求める。
— 81管区理事会 -7
警告: 以下のファイルはレベル4/KANT機密情報です
このファイルにレベル4/KANT承認無しで行われるアクセス試行は記録され即時懲戒処分の対象となります。このクリアランスレベルは通常のレベル4/クリアランスレベルに含まれません。
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- portal:7672344 (01 Oct 2021 13:25)
拝読しました。現状dvです。
全体として要素がばらついている印象を受けました。個人的には読み進めていく中で「SCP-XXX-JP」「幼児」といった要素が回収され、一つの謎が明らかにされると期待していたのですが、最終的に「なぜヒューム値が上昇すると神格実体たる幼児が出現するのか?」「なぜそれが日本人の感情と関係するのか?」「なぜそんなものを東弊重工が作ったのか?」「なぜ日本人の感情のみが特別なのか?」といったような疑問が(本記事を読んだだけでは)回収されず、あまり良くないもやもやが残りました。結果として、ただ脈略なくオブジェクトが暴走し、教訓らしきものが語られるという展開になってしまっています。
全体的に、それぞれの展開等に合理性を持たせ、要素を整理し、すべての要素が活かせるようにしたほうが良いと思います。
また、「身体が1Hmに戻ろうとするときに拡散する」という理論がよくわかりませんでした。1Hmから低Hmに落ちる際に身体が拡散する現象はSCP-3001に描かれていますが、これは自身の頑健な現実を維持するために必要な1Hmを下回っているためであり、「現実性強度の減少」という現象自体がキーになっているわけではありません。
いくつか他の記事を参照している部分があるようですが、SCP-1153-JPなどは古い記事だということもあり、気付いてもらえない可能性が高いです。該当記事へのリンクを設置する等した方が良いと思います。
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御批評いただきありがとうございます。
コメントを読んで、狙っていたものが「良くないもやもや」となっていた事に気づきました。
要素が多すぎる、ばらついている、回収できていないという点について深く納得致しました。
改稿時には、要素を省いたり、説明を追加して単なる「教訓」のようなものにならないようにしようと思います。
すみません、説明不足でした。私のイメージでは、
「SCP-XXXX-JP-2になったAさんは高い現実性を持つけれど、Aさんの基本指向は1Hmのままなので(ここを、現実性の保持能力が欠落している、と表現しています)、基本集現実子力が1DHmを割る。さらに現実子密度回復力も内部ヒューム値が1Hmになるまでは働かない。よって、Aさんにとってこの世界は現実性希薄領域といえる。それによって体内の現実子が流出してしまい、肉体をとどめられない。」
というステップを踏んだ理論になると考えてます。
この説明を加えるか、まだ矛盾点があるかについて、よければアドバイス頂きたいです。
リンクについては追加したいと思います。
要素がとっちらかっている印象を受けました。展開が同一ページ内で二転三転して十分回収されずに終わる為、納得感に欠ける印象です。
具体的な要素にふれると例えば2Hmになる程度の回転で虚空から神格実体が出現するのには唐突感がありますし、それとカント計数機の計測能力喪失(現実性の揺らぎではなく)の関係性もいまいち明瞭としません。
あってしかるべきであろう分析・説明の不足も気になりました。SCP-XXXX-JPの異常性の根幹がSCP-XXXX-JP-1とされていますが、"水蛭子"が東弊へ渡るというのは少なくとも容易に発生しそうには見えません。加えて商品として販売している以上試作等を行っているはずですが、現状ではこの課題をクリアするのは難しそうです。これらについては財団も収容に際して(量産されている可能性もあるため)調査を行っているはずで、深堀りの余地が大きそうです。
必ずしも1つのオブジェクト記事に拘る必要はないと思います。要素を集合に分割し、SCPやTaleの連作という形式をとることを検討してみても良いかもしれません。
その他細かい所で大きな点
1960年にこのくらい実用に耐える液晶ディスプレイが既にあるかは少し気になりました。東弊重工の技術とヴェールとの兼ね合いではありますが……
COLLICULUSであるなら、神格は黒色になるのが妥当かと。
御批評いただきありがとうございます。
要素がとっ散らかっている、二転三転してかつ回収されず、納得感に欠ける、といった部分に気付きました。
個人的に歴史を感じさせるものが好きなのですが、それが原因で冗長な文書になっていたかもしれません。
改稿時に要素を削り、重要な部分を引き出してみようと思います。
全体的に説明不足で余計なことばかり書かれている、という点も深掘りすることで改善しようと思います。連作というアイデアについても考えてみます。
確かに…ギリギリ開発前ですね。年代を見直すか、設定を見直すか考えようと思います。
設定を完全に読み落としていました。何か別の名称を探してみます。