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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは一般市民の関心を遠ざけるため、原子力施設に偽装したサイト83██内格納施設に保管されます。保安上の理由により、格納施設に出入りする職員全員の身分、訪問目的、作業内容を必ず記録させるようにしてください。また、レベル2職員がこの施設に立ち入る場合、必ず許可を得たレベル3以上の職員を同行させてください。
説明: SCP-XXXX-JPは生物製造プラントです。プラントは数日に一回のペースで人体(SCP-XXXX-JP-A群)を製造します。SCP-XXXX-JP-Aはコーカソイド系、169cmのヒトに見える生物ですが、全ての個体で同一の見た目を有しており、また全ての記憶が全個体に共有(以下「同期」)されています。SCP-XXXX-JP-A群について調査を行った結果、「同期」の機能を除き異常性は確認されていません。
補遺1: SCP-XXXX-JPに対し非破壊検査を行った結果、ヒトの脳髄と見られる実体を発見しました。調査のためSCP-XXXX-JPの分解検査が提案されましたが、予期しない結果を生む可能性が否定されなかったので、却下されています。
補遺2: SCP-XXXX-JP-Aが異常性がないことが実験によって確かめられました。そのため、SCP-XXXX-JP-Aにインタビューを試みました。
回答者: SCP-XXXX-JP-A
質問者: 砧博士
前書: サイト83██にて実施。
<記録開始>
砧博士: こんにちは、SCP-XXXX-JP-A-26。今日から君と話ができると聞いて嬉しい。よろしく頼む。
SCP-XXXX-JP-A-26: やっと直接お会いできてうれしいです、博士。申し訳ありませんが、私たちには[編集済み]という名前があります。製品のように呼ぶのはやめていただきたいのですが。
砧博士: 申し訳ない。これは我々の規則なんでね。その[編集済み]という名前は、「君」ではなく「君たち」の名前なんだね。
SCP-XXXX-JP-A-26: ええ、私たちは全て同じ人格・記憶を有してますから。砧博士: となると、感覚も?
SCP-XXXX-JP-A-26: はい。完全なリアルタイムとはいきませんが。
砧博士: 何か
<記録終了, [任意の時間情報]>
後書: [インタビュー後に分かったことについての短い要約と節]
は当初ヒト型収容施設サイト83██に保管されていましたが、財団に対して友好的であり、要注意団体████に関する内部情報やSCP-███-JPに見られる[編集済み]の現象について知識を有していることから、サイト83██における研究員として雇用しています。
- portal:3332209 ( 21 Feb 2020 19:27 )

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