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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: ██大学付属病院の小児病棟は閉鎖されます。配慮が必要な病人の移送などは財団が全てバックアップを行い、SCP-XXX-JPによる医療機能の妨害は可能な限り抑制されるように努力されます。
SCP-XXX-JP-Cが発生させたアゲハチョウについては、適切なカバーストーリーを流布することにより、一般人の注目を回避してください。
説明: SCP-XXX-JPは毎年09/14〜09/15の夜間に、石川県にある██大学付属病院の小児科病棟を中心として発生する異常現象です。SCP-XXX-JP発生中は空間のヒューム値が僅かに減少します。
SCP-XXX-JP-Aは20██/01/14〜20██/04/11までの間、同小児病棟において髄膜炎の治療のため入院していた██ 颯斗氏に酷似した人型実体です。SCP-XXX-JP-Aは09/14の午後8:00になると205号室にあるベッドの上に点滴注射を行なっている状態で出現します。それからおよそ3分ほど経つとSCP-XXX-JP-Aは点滴を自分の体から引き抜き、それと同時にSCP-XXX-JP-Aの肉体は消失します。この後SCP-XXX-JPの発生領域圏内ではSCP-XXX-JP-Aが複数体同時になんらかの異常を伴って観察されるようになります。
SCP-XXX-JP-Bは顔面に口や目といったパーツが存在していない複数の人型実体です。全ての個体が女性の身体的特徴を持ち、薄く桃色がかった白衣を着用しています。SCP-XXX-JP-Aの出現と同時に現れ、SCP-XXX-JP-Aが行うイベントに参加します。
以下がこれまでに観察されたSCP-XXX-JP-Aによる行動の一覧表です。
振り当てられた番号 | 出現場所 | 概要 |
---|---|---|
SCP-XXX-JP-A-1 | プレイルーム | SCP-XXX-JP-Aはマイクと思われる物体を持っており、頭上には宙に浮いたスポットライト、SCP-XXX-JP-Aの左右には音響機器が出現した。SCP-XXX-JP-Aは音響機器から発せられる演奏に合わせてカエルの歌を3分間歌唱した。 |
SCP-XXX-JP-A-2 | 第1手術室 | 手術台を机として食事を行う。SCP-XXX-JP-Bは手術台の上にテーブルクロスを敷いたあと、皿を並べ食事の準備を整えた。ここで提供される料理には食用に向かないものも多いが、SCP-XXX-JP-Aはそれを食用としても問題ないように振舞った。 |
SCP-XXX-JP-A-3 | 普通病室の並ぶ201号室から205号室に至るまでの廊下 | 背の低いSCP-XXX-JP-Bが複数出現し、SCP-XXX-JP-Aと徒競走を行った。また、観客役のSCP-XXX-JP-Bが複数出現した。 |
SCP-XXX-JP-A-4 | 外来患者窓口 | 待ち時間を表示するテレビが██社のものと思われるゲーム画面を映し出す。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-Bとともにテレビゲームを行った。 |
SCP-XXX-JP-A-5 | 病院の平面駐車場 | SCP-XXX-JP-Aは緊急患者窓口から駐車場に現れる。駐車場にはSCP-XXX-JP-Bにより祭りで見られるような屋台が展開され、SCP-XXX-JP-Aとそれに同伴する複数のSCP-XXX-JP-Bは各種食品を購入しながら平面駐車場の出口に向かい、病院の外へ出ようと行動した。出口に到達した時点でSCP-XXX-JP-Bの腹部は破裂し、中から大量のビー玉が出現した。 |
SCP-XXX-JP-A-6 | 屋上 | SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-Bと花火を行った。時間はまちまちだがおよそ30分経つとSCP-XXX-JP-Bの1個体が「そろそろ部屋へと戻る必要がある」のような意の発言をし、その発言をした個体は上空へ打ち上げられるように飛翔し、爆発した。 |
20██年に石川県のサイト-81██にあるカント計測器は局所的なヒューム値の変動を観測しました。調査の結果、██大学付属病院にその原因があると判明し、関係者へのインタビューや調査が行われました。以下は、発生から1年後に行われたDクラス職員による探査記録です。
SCP-XXX-JP-A-1〜6が全て完了された時、同時に出現していたSCP-XXX-JP-A実体は消失し、病棟の廊下にいるSCP-XXX-JP-Cの目の前に再出現します。
SCP-XXX-JP-Cはアゲハチョウ(学名: Papilio xuthus)の幼虫と思われる実体です。幅3m、高さ6mの病棟の廊下のほとんどを占めるほどの体躯を持ち、活発に動き回ります。病棟の廊下がSCP-XXX-JP-Cにより循環可能な形をしているため後退することなく周回しながら活動しています。
SCP-XXX-JP-CはSCP-XXX-JP-Aを追いかけながら病棟を循環し続けます。SCP-XXX-JP-Aはそれに抵抗して逃げ続けますが、SCP-XXX-JP-Bの全ては直立不動の姿勢でSCP-XXX-JP-Cに踏み潰されます。
全ての観測事例においてSCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-Cに追いつかれ踏み潰される結果となっています。その後のSCP-XXX-JP-Cは動きを緩やかに停止し、全身を膨大な個体数のアゲハチョウに変化させます。このアゲハチョウは窓から飛翔し、病棟から200m離れた地点で消失します。
追記: SCP-XXX-JP-Cが発生させたアゲハチョウは、██町の一般人に多く観察されました。ネットにある情報の中には██大学付属病院に関する噂もあり、それに対する特別収容プロトコルが制定されました。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3442755 (28 Jul 2018 16:30)
写真の出典は以下の通りとなります
批評ありがとうございます。ご指摘の点全て直させていただきました。
拝読しました。
対しては、が少し違和感あり、大量の、は不要に思います。「SCP-XXX-JP-Cが発生させたアゲハチョウについては、」としてみるのはどうでしょうか。
読点が無くて読みにくいですね。
「SCP-XXX-JPは例年09/14~09/15の夜間に、石川県██大学付属病院の小児科病棟を中心として発生する異常現象です。」とすると少し読みやすくなると思います。
「同小児病棟において髄膜炎の治療のため入院していた██ 颯斗氏に酷似する人型実体です。」としてみるのはどうでしょうか。また、髄膜炎の説明補足は「常識なので要らないです」と言われる可能性があるので消した方が無難かもしれません。
「SCP-XXX-JP-Aは09/14の午後8:00になると、205号室に置かれたベッド1上に点滴注射を行っている状態で出現します。」としてみるのはどうですか。また、この点滴がどこから現れた何者なのかがわからないです。
文をくっつけられますね。
「それから約3分間ほど経過するとSCP-XXX-JP-Aは点滴注射を自身の体から引き抜き、それと同時に消失します。」
結構読みにくいですね。
「その後、SCP-XXX-JPの発生領域圏内には複数体のSCP-XXX-JP-Aが、各個体ごとに別々の異常性を伴って出現します。」
「以下は、~」
観察され「た」行動の表なのに、どれもこれも現在形で書かれているのが気になります。
「SCP-XXX-JP-Aはマイクと思われる物体を持ち、頭上には宙に浮いたスポットライト、左右には音響機器がそれぞれ出現した。SCP-XXX-JP-Aは音響機器から発される演奏に合わせ“かえるのうた”を3分間歌唱した。」
ここまでSCP-XXX-JP-Bの説明がないのに、普通に出てくるうえその後の内容にも頻出してますね。表の下にある-Bの説明を表の前に置くべきかと思います。
「身長の低いSCP-XXX-JP-Bが複数出現し、SCP-XXX-JP-Aと徒競走を行った。」
「~とともにテレビゲームを行った。」
「駐車場にはSCP-XXX-JP-Bにより祭りで見られるような屋台が展開され、」
「「そろそろ部屋へと戻る必要がある」という意の発言をし、」
打ち上げ花火のように、は主観的で不要な文章ですね。例えば、
「その発言を行った個体は上空へと“打ち上げられるように”飛翔し、爆発した。」としてみるのはいかがですか。
「SCP-XXX-JP-Bは、顔面に口や目などのパーツが存在していない複数の人型実体です。」
唐突に始まった印象ですね。探査記録を始める前に、その目的などを書いた何かしらの文があった方がいいです。
これ、タブじゃないですね。普通に「[探索記録を閉じる]」とするのが良いと思います。
ヘッドカノンで変化する話だとは思いますが、よく見るのは「SCiP」という表記ですね。また、こんなことを言っておきながら指摘するのもアレですが、「ここから先はSCIPの世界です。命の保証はありません。」という発言は不要に思います。
「皆んな」と言う表記に違和感があります。「みんな」で良いでしょう。
「実体」は不要かと。
全体にイタリックが掛かってますけど、学名標記の部分だけでいいです。つまり、「学名: Papilio xuthus」です。
「~を占めるほどの体躯を持ち、」
いい表現とは思えないのですが、いい代替案も思い浮かびませんでした。何かしら「口」について別の表現をなさることをお勧めします。また、「一周しながら活動しています。」は「周回します。」でいいです。
「SCP-XXX-JP-CがSCP-XXX-JP-Aを追跡しつつ病棟をを循環します。SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-Cから逃走を図ることに対し、SCP-XXX-JP-Bの全個体は直立姿勢を維持しつつSCP-XXX-JP-Cによって踏み潰されます。」
「全ての観測事例において、SCP-XXX-JP-AはSCP-XXX-JP-Cに追いつかれ踏み潰される結果となっています。」
「その後SCP-XXX-JP-Cは動きを停止し、全身を膨大な個体数のアゲハチョウへと変化させます。」
不要な文章だと思います。
「これらのアゲハチョウは病棟あら200m離れた時点で消失します。」それ以降の文章は大して特筆するような内容だと思えませんでした。
句点がないです。
内容としてはあまり恐怖を感じるものとは思えず、面白みに欠けているように思いました。そのうえほとんどの文章がクリニカルトーンではないため、一次投票と二次投票のどちらでも厳しい結果になるように感じました。時間はあるので、大幅かつ内容をもっと膨らませるように改稿されることをお勧めします。
ご指摘の点全て修正しました。批評ありがとうございます。「ロ」の表現についてですが"病棟の廊下がSCP-XXX-JP-Cにより循環可能な構造をしているため、後退することなく周回します。"という表現に変更してみました。
たしかにクリニカルトーンと恐怖が欠けているようです。この2つを念頭において改稿を試みます。