SCP-XXXX-JP キチン南蛮(仮)
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アイテム番号:SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス:Keter

特別収容プロトコル:SCP-XXXX-JPはサイト81██にあるユニット〇〇内に設置された2×1×0.5mのアクリル製水槽に収容されます。SCP-XXXX-JPがユニット外で発見された場合、迅速に確保し収容してください。発見時点でSCP-XXXX-JP個体が死亡していた場合は、死骸を回収し、サイト81██の資料保管室へ提出・保管してください。死骸はクリアランスレベル2以上の職員であれば自由に検査することが認められています。SCP-XXXX-JPの確保に伴い何らかの事象が発生した場合、カバーストーリー「積み荷崩れ」「コンタミネーション」などを適用し、必要ならば事象を目撃した民間人に対して記憶処理を実施してください。適用するカバーストーリーは補遺を参考に選択し、適宜改変して使用してください。収容されているSCP-XXXX-JPの個体数の増加に応じてより大型の水槽を用いること、また複数の水槽を用いることが認められています。水槽にはろ過装置が設備されます。二週間に一回水槽及びろ過装置の清掃とろ過装置の点検を行ってください。水槽には水深0.3m程度になるよう人工海水を注入し、また、砂利や流木等を用いて陸地部分を形成し、SCP-XXXX-JPが上陸するのに十分な面積を確保してください。餌として一日二回市販のザリガニの餌を与えてください。餌の量は収容されているSCP-XXXX-JPの個体数に応じて適宜調節することが認められています。

説明:SCP-XXXX-JPは体長4~6cm程の未知の甲殻類です。生体から採取されたサンプルのDNA鑑定の結果より、SCP-XXXX-JPは軟甲類1に近縁であることが判明しました。SCP-XXXX-JPは既知の軟甲類に類似した成長過程を取り、幼生の形態は既知の軟甲類には見られない特徴をいくつか有します。

成体のSCP-XXXX-JPの外見はチキン南蛮に酷似しています。SCP-XXXX-JPの外骨格はキチン質で構成されていますが、既知の甲殻類のものに比べ非常に硬く、ヒトが咀嚼を試みた場合、歯が欠けることがあります。SCP-XXXX-JPは1対の鋏脚と4対の歩脚を有しています。鋏脚は小型で餌を口に運ぶのに用いられます。SCP-XXXX-JPは静止している間、鋏脚と歩脚を折りたたみ体の下に収める習性を持ちます。また、SCP-XXXX-JPの体表には藻が付着しています。この藻は既知の褐藻類複数種から構成されており、SCP-XXXX-JPから除去した場合は異常性を示しません。この藻はSCP-XXXX-JPが成体の形態まで成長した時点で付着していることが確認されていますが、成長過程のどの段階で藻が付着するかは判明していません。SCP-XXXX-JPに付着した状態の藻は高い保水性を持ち、一度SCP-XXXX-JPが水中に入れば上陸後少なくとも48時間は乾燥しないことが明らかになっています。この異常性によりSCP-XXXX-JPの体表は常に湿っています。

SCP-XXXX-JPは水中2、陸上のどちらでも生存可能ですが、上陸してから約36時間以上水中に戻らなかった場合、約16%の確率でチキン南蛮が存在する方向へ移動を始めます。チキン南蛮の存在をどのように知覚しているかは判明していません。確保状況の記録からは、SCP-XXXX-JPが知覚し移動先に選ぶチキン南蛮は皿か皿に類似するもの3に盛りつけられている状態であること、また、タルタルソースが無いか別の器に分けられているものよりは提供時点でタルタルソースが掛かっているものを好むということが推測されています。チキン南蛮の存在する場所まで移動したSCP-XXXX-JPはチキン南蛮の皿に入り込み、タルタルソースが掛かっている場合はタルタルソースの下に潜り込みます。チキン南蛮の存在する場所が冷蔵庫の中や電子レンジの中といった閉鎖された空間である場合は未知の手段を用いて内部へと侵入し、皿に紛れ込みます。SCP-XXXX-JPがヒトやその他の動物によって捕食されそうになった場合、SCP-XXXX-JPは脚などを用いて抵抗します。脱出に成功した場合、SCP-XXXX-JPはその場から逃走し、しばらくはその場所に近づこうとしません。抵抗に失敗して捕食された場合は死亡します。ヒトがSCP-XXXX-JPを摂食することによる健康被害はありませんが、外骨格の硬さにより歯が欠けることがあります。また、甲殻類アレルギーを持つヒトが摂食した場合、アナフィラキシーショックを起こします。ヒト以外の動物がSCP-XXXX-JPを捕食した際に生じる影響は判明していません。

SCP-XXXX-JPは20██/0█/██に██県で開催されたグルメグランプリにおいて、本来甲殻類を含まないチキン南蛮を食べた██名がアナフィラキシーショックを起こし救急搬送されたこと(事案-XXXX-aと指定。)で存在が明らかになりました。被害者██名のうち1█名は回復しましたが1名は手足の麻痺等の後遺症が残り、2名が死亡しました。救急搬送された██名はいずれも甲殻類アレルギーを有しており、当初はコンタミネーションによるものと考えられていました。その後、被害者の中に前歯が欠けたヒトが複数人いることや、チキン南蛮の屋台とその近辺の屋台では甲殻類を全く取り扱っていないことなどいくつかの不自然な点が判明しました。この段階で、現地の保健所で勤務していた財団職員が異常性を持つ事案である可能性を考慮し本部へ報告したことで詳細な調査が開始しました。

事案-XXXX-aが発生した屋台の物品を検査したところ、揚げられた鶏ムネ肉を載せた大皿の中から5匹のSCP-XXXX-JPが発見されました。この鶏ムネ肉はチキン南蛮として提供するために甘酢に浸された後の状態でした。揚げた直後の鶏ムネ肉を載せた大皿の中に異常な存在はありませんでした。この際収容された個体のDNA検査から、SCP-XXXX-JPが軟甲類に近縁であることが判明しました。民間に対しては、事案-XXXX-aを「屋台で使用された鶏ムネ肉の加工工場で甲殻類の混入が起きたことによるアナフィラキシーショックの多発事故」としたカバーストーリーを適用しました。

文書-XXXX-α:文書-XXXX-αは20██/1█/██に発生した事案-XXXX-bについての報告書です。

文書-XXXX-β:文書-XXXX-βは実験結果をふまえ、20██/0█/██にサイト-81██所属の猫宮博士が提出したSCP-XXXX-JPの扱いについての意見書です。

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