SCP下書き「夢でなき夢」

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アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP、またはSCP-XXX-JP-1について記録されたファイルはサイト-████のドキュメント保存庫に保管されています。一般人でSCP-XXX-JP-1を行って生存している者を発見次第、すぐにCクラス記憶処理を行ってください。SCP-XXX-JP-1が映った一般向けの映像媒体は発見次第破棄した後、その映像に関わった人物を特定してCクラス記憶処理を行ってください。

注意: 現在、SCP-XXX-JPに関する実験は禁止されています。事件記録XXX-1を参照してください。

説明: SCP-XXX-JPは、ある動作(以下、SCP-XXX-JP-1と指定)を行った後に就眠することによって、見ることが出来る夢です。これらの動作については別紙を参照してください。SCP-XXX-JPの中に入ると、被験者は自分が就眠した場所で目を覚まします。SCP-XXX-JPの中では、地面と人型実体(以下、SCP-XXX-JP-2と指定)を除いて被験者が物体に触れることはできません。また、被験者の目には地面とSCP-XXX-JP-2を除いたすべての物体を透視することができます。SCP-XXX-JP内は現実世界の環境と変わりありません。SCP-XXX-JP内には、現実世界と全く同じ見た目の生物(以下、SCP-XXX-JP-3と指定)が存在してます。なお、SCP-XXX-JP-3は現実世界の生物と同期していません。

SCP-XXX-JPに入ってから約10分が経過すると、被験者から約1kmほど離れたところにSCP-XXX-JP-2が出現します。SCP-XXX-JP-2は、全身が黒色で覆われていて、体型は一般の男性と変わらず、身長は3m近くあります。SCP-XXX-JP-2は、物体を通り抜けることができます。SCP-XXX-JP-2は、被験者には関心を示しません。SCP-XXX-JP-2は、出現してから一直線に被験者と同じ見た目のSCP-XXX-JP-3へと向います。SCP-XXX-JP-2は、被験者と同じ見た目のSCP-XXX-JP-3にたどり着くとすぐさま標的に向かって攻撃をします。被験者の見た目のSCP-XXX-JP-3が攻撃を受けると同時に現実世界の被験者は目を覚まします。その場合被験者はSCP-XXX-JPに関するほとんどの記憶を失っており、24時間後に死亡します。

SCP-XXX-JP-1が途中で中断された場合やSCP-XXX-JP-1の間に余計な動作が加わった場合、SCP-XXX-JP-1を行ってから10分以内に就眠しなかった場合はSCP-XXX-JP内に入ることが出来ません。SCP-XXX-JP内に入る際、被験者の体に直接触れていた物体は持ち入ることができます。被験者が就眠した後も被験者及びその体に触れていた物体は消滅しません。SCP-XXX-JP内と現実世界とのやり取りは無線電話でのみ可能です。SCP-XXX-JP内の様子を映像として記録する、及び実験中に被験者を強制的に目覚めさせる試みは失敗に終わっています。SCP-XXX-JP-1は人が就眠する直前には普通しない様な動作のため、現在に至るまでSCP-XXX-JP内に入ったことがある人数は記録されている限りでは█人です。

補遺1: 3回目の探査まで、被験者の肌に触れていた現実世界の物体を持ち込めるということが判明していなかったため(3回目の実験後のD-2345の証言により判明しました。)、探査ログは4回目以降の実験のものです。結果としては、3回とも被験者は実験に関する断片的な記憶しか覚えておらず24時間後に死亡しました。

探査ログ: XXX-JP-FF-4
時刻: 20時32分
対象: SCP-XXX-JP
探査者: D-5234
所持品: 無線電話・ビデオカメラ

「うぅ…頭が少し…痛いが、それ以外は特に問題ない…」

「うお!?なんだこれ!」

(8秒間沈黙)

「壁やらなんやらが全部透けて見えてる。えっと…その壁が少し曇ったガラスみたいというか。とにかく、収容されてる奴らもみんな透けて見えるんだよ!とりあえず録画を開始する。」

「おい!これ壁通り抜けられるぜ!感触は全くないな。いや、地面は触れる。なあ、もうちょっといろいろ確かめていいか?……わかった。」

「職員達はみんな現実世界にいる奴らと同じだ。透けて見えること以外はいつもと変わらないな。夢って感じがしねえ。….了解。あの男の職員に話しかけてみる。」

「なあ、そこのあんた!…..おい、聞こえてんのか?」

「…..だめだな。こいつ俺の存在に気付いてないみたいだ。….ああ、そもそもこいつ触れられねえ。俺の体を通り抜けてる。たぶん他の奴らも同じだろう。」

「….時刻?…..時計は午後8時36分。寝た時刻とだいたい同じくらいか?てことは、同じに見えて実は別世界とか。」

(約7分後)

「ん?ちょっと先生まってくれ。なんか一人違うやつがいるぞ。ずっとこっちに歩いてきてる。…..いや、あいつは透けてないし全く止まらずこっちに歩いてきてる。…..見た目か?えっと真っ黒だ。デカい影みたいだ。3mぐらいってとこか?….わかった。えっと…体型はただデカいってくらいかな。」

「…了解。近くにいってみる。」

(約2分後)

「10mくらいまできた。もういいだろ?いや、でもあいつ俺に向かって進んでない気がする…。ちょっとまってくれ。」

「やっぱり俺じゃねえ。…..了解。今からこいつの後を追う。」

(約4分後)

「え?あれって…。」

(12秒間沈黙)

「俺だ!これはどういう…。もう一人俺がいて、そいつのほうにこいつが…だからこの真っ黒のデカ男がむかってんだよ。あの俺なにのんきにパンなんか食ってんだよ!….見守る?それは無理だ、悪いが断る。」

「お!?こいつ触れられるぞ!」

(7秒間沈黙)

「…..だめだ!びくともしない!全然止まらねえ。…..うあ!?近え!よせ!!うああああああ!!!」

補足1: 直後にD-5234は悲鳴を上げながら目を覚ましました。D-5234はほとんどの記憶を失っており次の日、食事中に死亡しました。
補足2 現実世界の拳銃及びビデオカメラには何も変化は見られず、D-5234がSCP-XXX-JP内で録画したはずの映像も現実世界のビデオカメラには記録されていませんでした。

探査ログ: XXX-JP-FF-5
時刻: 15時28分
対象: SCP-XXX-JP
探査者: D-3245
所持品: 無線電話・拳銃1丁・弾倉5本

「よし、入ったぞ。まずは待てばいいんだな?……了解した。」

(約10分後)

「ん…?お!!見えた。どうだろう…こっから1キロぐらい先か。そんなもんだろ。思ってたより迫力あるな。あれを撃てばいいんだろ?….わかった。」

(約6分後)

「そろそろいいんじゃないのか?もう目の前だ。攻撃するか?….わかった。発砲する。」

(6発の銃声)

(5秒後さらに2発の銃声)

「なんだ?倒れたが死んだかわからない。いやまて!!動いて!…いや溶けていっているみたいだ。」

「ちょっとまて。なにかがでてきて…紙だ。….そうだ、奴の死体からだ。….わかった今見る。…これは….いや、何も書いてなかった、たぶんもとからここに落ちてたやつだ。」

(15秒間沈黙)

「ああ、聞こえてるよ。で?これからどう…」

補足: 直後にD-3245は目を覚ましました。CSP-XXX-JP内での記憶は鮮明に残っているらしく、D-3245は24時間が経過しても生存していました。

探査ログ: XXX-JP-FF-6
時刻: 13時18分
対象: SCP-XXX-JP
探査者: D-3245
所持品: 無線電話・拳銃1丁・弾倉5本

「よし、今入った。…..前回と変わったとこは特にないな。….わかった、待機する。」

(約10分後)

「お!見えたぞ。また現れた。…..わかった。今回もだいたい1kmほど先だ。」

(約2分後)

「え?俺の方に…あ、いや、前と同じくもう一人の俺の方へむかっている。 」

(約8分後)

「ああ、そうだな。撃たないとな。」

(4発の銃声)

「よし、殺したぞ。溶けてる。紙は今回はでてこなかったな。」

(10秒沈黙)

「よし、じゃあそちらに帰還する。…いいか?」

補足: 直後にD-3245は目を覚ましました。記憶は鮮明に残っている様子でした。

事件記録XXX-01 日付20██/8/11

事件内容: D-3245が脱走しました。脱走に使用したと思われるルートには計█6名の職員の死体があり、これらはXXX-JP-FF-6の実験の次の日の13時35分過ぎにそこを通りかかった職員によって発見されました。検査の結果█6名全員が13時32分から38分の間に死亡していることが判明しました。

補遺2: 事件記録XXX-01を受けて、SCP-XXX-JPはEuclidからKeterへと格上げされました。

奴は何としてでも見つけ出して終了させなければならない。 ──██博士


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