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アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid Keter
本部の無能め。なぜ最初からKeterにしない
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの外周に機動部隊り-28"水隊"を展開し、民間漁船が近づいた場合、即時撤退するよう呼びかけてください。警告を無視した場合、記憶処理を施し、5km以上離れた地点まで移動させてください。小笠原諸島沖にサイト-2525を設置して対応してください。サイト-2525は移動式サイトへと改造されました。現在は太平洋を移動中です。
彼女はもう戻らない
説明: SCP-XXX-JPは海の中に出現する水没している都市で、中世ヨーロッパを彷彿とさせる外観や日本家屋、日本の城、洋風の城などが混在しています。現在まで建物が水中から飛び出したことはありません。材質は確認できているものでは半分が未知の素材(以下SCP-XXX-JP-A)で出てきています。SCP-XXX-JP-Aは鑑定の結果、鉄に似ている性質だと判明しました。またSCP-XXX-JP-A以外は鉄や強化ガラスなどの既知の素材でできています。
SCP-XXX-JPはSCP-████-JPによる実験中、近くに現れたことで発見されました。関係性は現在、調査中です。
SCP-XXX-JPは決まった場所に存在しません。一週間に一度、場所を移動します。原因は調査中です。移動する場所は固定されておらず、再び同じ場所になることは現在までありません。大きさは現在、判明している限りでは最大一辺50kmの正方形です。
SCP-XXX-JPの中に入るとめまいや吐き気、気絶などの身体異常を引き起こします。SCP-XXX-JP内部に財団が確認したオブジェクトに類似した異常存在が存在しています。また、Neutralizedのオブジェクトが異常性を失う前の状態で存在しています。
事案XXX-1
以下は録音された音声記録です。
以上の常時音声記録の後、内部オブジェクトが増えているのが報告されました。
これによりオブジェクトクラスはEuclidからKeterに変更されました。
また黒堀研究員は職務怠慢として降格処分されました。なぜこれだけで降格された?
探査記録XXX-1
以下の報告書によりBH-クラスの可能性が示唆されました。
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探査記録XXX-1の報告書: ―筆記:黒堀博士
D-1454、D-2525、D-3513の3名を内部調査に向かわせました。
装備は空気ボンベなどの潜水用のものと記録用にボイスレコーダー、カメラ、通信装置を持たせました。
内部に入る前、ボイスレコーダーの記録を開始させました。しかしカメラ、ボイスレコーダー共にD-1454のものしか回収が行えませんでした。
以下はD-1454が記録したボイスレコーダーと撮影されたカメラ映像の一部です。<音声記録>
D-1454 こちらD-1454、内部に侵入した。今のところ異常は見られない。
(他のDクラス職員も異常なしと連絡する)
黒堀博士 そのまま続行せよ。
(数分間の一言も喋らず聞こえるのは水の音のみ)
D-1454 こちらD-1454、SCP-████の水中の姿を遠くで視認。
黒堀博士 SCP-████を避けて奥地へ進め。
(数分後)
D-2525 こちらD-2525、頭痛がします。
(数分後)
D-3513 こちらD-3513、腹痛です。
(どちらも問題なしと黒堀博士は続行させる)
(数十分後)
D-1454 博士、今どこだ?
黒堀博士 中心地の近くです。
D-1454 研究員の様な服装をしている女性が見えます。酸素ボンベなどは見られません。
黒堀博士 彼女は…
D-1454 どうしました?
黒堀博士 なんでもありません。近づいてみてください。
D-2525 …分かりました。████(D-3514の本名)行くぞ。
D-3514 近づくのは危険な気が…。
D-2525 行くぞ。
D-3514 はい…。
(女性は近づいても反応はない)
D-2525 おーい。聞こえてる?
D-3514 返事がないですね。
(数分間静寂が続く)
D-3514 …え?
(D-3514の肩が吹っ飛ぶ)
D-3514 うわああああああ!!!
黒堀博士 どうしました?
D-1454 女性が… ████(D-3514の本名)の肩を吹き飛ばしました…。
黒堀博士 帰還してください。
D-1454 ████(D-3514の本名)は助けれません!2人で逃げ帰ります!
黒堀博士 記録を回収するため、エージェント███を派遣します。
D-1454 ████(D-2525の本名)も殺されました!
(女性がD-2525のスピーカーから聞こえてくる黒堀博士の声に注目する)
エージェント███ D-1454を発見しました。中心地から500m程離れています。
D-1454 助かった!
エージェント███ D-1454、件の女性はどこですか?
D-1454 それなら振り切れました。ほら、後ろにいないでしょ。
(D-1454が後ろを振り向く)
D-1454 うそだろ…?
(カメラに素早い速度でこちらに泳いで来る黒堀研究員と見られる人が映されている)
エージェント███ 終了処分の許可を。
(沈黙が続く)
エージェント███ …終了処分します。
黒堀博士 ……分かりました。
(女性に何発が命中する。しかし効果はあまり見られない)
(その後、数分間戦闘が続く)
D-1454 水上に出ました!
黒堀博士 当初より離れた位置に出ました。機動部隊り-28"水隊"を向かわせます。
D-1454 博士、早くしてくれ!
(D-1454の悲鳴が聞こえる)
エージェント███ D-1454の死亡を確認しました。記録装置のみ回収できました。
黒堀研究員 逃がさない。
(機動部隊り-28が数名到着、発砲する)
黒堀研究員 ガアアアア!!
(黒堀研究員が沈んでいく)
(機動部隊り-28の隊員1名がエージェント███を救出)
エージェント███ 記録を停止します。
黒堀博士 はい…。
これによりBH-クラスの可能性が示唆されました。
以上のことから我々はこのSCPオブジェクトの破壊を提案します。SCPオブジェクト管理部より通達
申請は却下されました。
我々の使命は確保、収容、保護であることを忘れてはならない。
世界オカルト連合ではなくSCP財団の職員という自覚を持たなければならない。— 管理者"████"
ふざけるな
補遺1: 黒堀博士と黒堀研究員は夫婦関係であったことが確認されました。
補遺2: 探査記録XXX-1の数日前から黒堀研究員は行方不明になっており、捜索隊によって捜索されている途中でした。
補遺3: 黒堀博士のものと思われる日記が確認されました。
以下抜粋
補遺4: 1995/██/██に黒堀博士は[修正済み]しました。
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:7531339 (06 Nov 2021 07:02)
拝読しました。
最終的な真相としては、別世界から逃げ延びてきた海底都市で、都市を守るためオブジェクトを放っている、ということでしょうか。本文からは侵攻というより都市を守るために行動しているように読めたので、「別世界からの侵攻による絶望感」はありませんでした。ただ、個人的には「めちゃくちゃ危険なオブジェクトで、ラストの折り畳みで世界が滅びそうなのが示唆される」という流れはかなり安易で面白味の無いものだと感じるので、なにか別の軸を考えた方が良いかと思います。
前半部でかなりの文量を割いて描かれている黒堀夫妻のストーリーについては、結局真相と関連しない嘘だったことで徒労感が強く、面白味を削いでいると思います。また、後半では黒堀夫妻関連が「カバーストーリー」とされていますが、このカバーストーリーでは
・なぜSCP-XXX-JP内にオブジェクトがあるのか」
・SCP-XXX-JPのルーツはなんなのか
といった読者が抱く謎を解決できておらず、むしろ
・なぜ黒堀研究員が洗脳されたのか
・なぜ黒堀博士は報告書に反転文字を入れるという迂遠な手段を用いているのか
といった新たな疑問を生じさせています。現状では、財団が前半の内容をカバーストーリーとして利用する正当性が欠けており、納得しづらいです。
>O5の番号は7でいいのか。黒塗りの方がいいのか。それとも管理者の方が妥当かどうか
現在のサイトでの雰囲気として、よほど壮大な記事でない限りO5のコメントを登場させるのは相応しくないと思います。O5は基本的にメチャクチャ忙しい人達な筈で、そんな人がわざわざ情緒的なメッセージを報告書に残すというのなら、それが必要だと思わせるだけの設定なり演出が必要とされます。
文体について、全体的にSCPらしくない言い回しが目立つと感じました。ある程度サイトの記事に目を通すと良いかもしれません。以下、具体的に違和感のあった箇所の一部を挙げます。
>Euclid Keter(BH-クラスの可能性)
オブジェクトクラス欄でこの括弧内のような補足を行う書き方は一般的ではありません。クラスの選定理由や背景を書くなら、説明で書くべきだと思います。また、BHクラスの説明が無いのも気になりました。
>幻覚は確認されていません。
「起こらない事象」は幻覚以外にもいくらでもあるはずなので、幻覚のみ特記する必然性は無いでしょう。
>SCP-XXX-JPの内部にはオブジェクトクラスKeterのSCPオブジェクトが水中に適応して住んでいます。
後半の内容からすると、「海底都市内部に財団が既に収容しているオブジェクトに類似した異常存在が存在する」ということかなと思いますが、この記述ではそれを読み取れませんでした。また、「Keterクラスオブジェクトがたくさん居る」というのが安易な危険性の誇示のように感じられ興味を削がれました。
>探査ログ
改行の際の空行がありません。
>世界オカルト連合ではなくSCP財団の職員という自覚を持たなければならない。
「世界オカルト連合はとにかく破壊、財団はとにかく保護」というのはかなり昔のイメージで、現在のサイトの雰囲気にはそぐわないと感じます。財団のモットーは保護ですが、あくまで最優先は人類の保護、あるいは正常性の保護であるというのが現在のサイトメンバーにある程度共有された理念かと思います。
>D-3514の肩が吹っ飛ぶ
肩が青字ですが、このような強調の仕方は一般的ではありません。
批評ありがとうございます。私もまだまだですね。
少し違っていて、元々は海底都市ではないものの、敵から逃れるために海底都市にした。という感じです。それ以外は合っています。
なにか別世界からの事例でも増やしたら良いでしょうか?
実は危険系で行った方がいいんでしょうか?それとも今までのを全て消して一からやった方が早いでしょうか?
少しは関連性を持たせておきます。
確かに書かれていませんね…。盲点でした。追記します。
わざと濁している部分です。
直接言うと降格処分されてしまうからですね。降格処分された後、黒堀研究員が洗脳されているのでそれを恐れているのです。
現状では管理者の方がいいということですね。分かりました。
分かりました。
BH-クラスの説明は説明のところで書くべきでしょうか?
修正します。
私の書き方の問題ですね。修正します。
安易な危険性の誇示の方がストーリー的には合っていると思うのですが、そこのところはどうお考えですか?
アルバートとしては都市を守りたいのですから、私的には危険性を示すことで人を立ち寄れなくさせ、結果として保護につながると考えています。
修正します
初耳です。人類の保護については分かるのですが、正常性の保護とはどこから出てきたのでしょうか?
修正します
修正するため批評を中断いたします。