みられてるみられてない - SCP-JPサンドボックスⅢ

みられてるみられてない

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SCP-XXX-JP

アイテム番号:

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル:

説明: SCP-XXX-JPは宮城県██町の路地に設置された2つの道路反射鏡です。高い破壊耐性を有している為、構成物質の解明、撤去作業には失敗しています。SCP-XXX-JPが設置された時期は工事の記録が存在しないことや、周辺住民が憶えていない等の理由から不明です。

SCP-XXX-JPの異常性は午後18時〜午前6時までの間に周囲に自分しかいない状態でSCP-XXX-JPを通して自身を見た人物(以降、対象と表記)に発現します。対象はSCP-XXX-JPを通して見た自分の背後に人影のようなものが見えた、と主張します。しかし、映像等の記録にはそのような存在は確認されていません。

以降、対象は自身の背後を強く意識するようになります。これは基本的に生活に支障を来すことはありませんが、暗い場所に滞在する、1人きりで行動する等した場合、対象は強い不信感と恐怖感を覚えます。これを繰り返すことによって対象は精神状態が不安定な状態となり、鬱病等の症状に陥ったり、最悪の場合自殺を試みるようになります。SCP-XXX-JPの異常性は約対象を約1ヶ月の間暗い場所に滞在させない、1人きりの状態を作らないようにする等することによって除去が可能です。

SCP-XXX-JPはSCP-XXX-JPの周辺住民数名に鬱病の傾向が見られたことから財団の関心を引き、その存在が確認され、収容に至りました。この際、作業を行ったフィールドエージェント2名がSCP-XXX-JPの影響を受けましたが、カウンセリングや、上記のような措置を取ることで職務に復帰できる状態まで回復しています。¹また、影響を受けた一般市民の中には、SCP-XXX-JPの存在を知らない人物も存在していますが、これがSCP-XXX-JPとどのような関連性があるのかは明らかになっていません。

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