セキュリティクリアランス5-XXX-JPがが確認されました
SCP-XXX-JP抵抗値の計測が完了
…報告書が確認されました。
報告書を確認しました。報告書に基づいて改定を行ったため確認してください。
アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Thaumiel
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPの報告書はSCP-XXX-JPに対する抵抗を持つ人(以下反SCP-XXX-JP実体)のみ閲覧可能です。
SCP-XXX-JPの観測のため不自然な動きが見られた団体には即座に”ムネモシュネの目”を起動してください。SCP-XXX-JPが発生した集団(以下SCP-XXX-JP-1)すべての管理は不可能であるため国家規模あるいは国際規模の組織及び、SCP財団の下部組織がSCP-XXX-JP-1となった際にのみ監視がつけられます。
SCP-XXX-JPによってSCP-XXX-JP外に大きな被害をもたらすと考えられた場合、反SCP-XXX-JP実体をSCP-XXX-JP-1に潜入させ被害をできるだけ抑えてください。ただしその被害が間接的にでも世界を滅ぼしうるものでない場合、その集団の解散や崩壊をもたらすような行動は起こさないでください。
現在、反SCP-XXX-JP実体以外によるアクセスの危険性を減らすため後述の虚偽の報告書と同様の番号を割り当てています。
説明: SCP-XXX-JPは目的を持つ集団に発生する、人の無意識に作用する異常性です。”ムネモシュネの目”による観測が可能であるため、異常性を持った 次元固着思念1であると考えられています。SCP-XXX-JPは 集団の規模に関係なく不規則に SCP-XXX-JP-1となった集団と関わりが深い集団にほど多く発生しますが、異常性の影響力には規則性は見られません。
SCP-XXX-JPの影響はSCP-XXX-JP-1となった集団の、反-XXX-JP実体を除く全ての人間に作用すると考えられています。
SCP-XXX-JPの影響を受けた人間(以下SCP-XXX-JP-2)は、無意識のうちにある”目的”を完遂するために行動するようになります。SCP-XXX-JP-2は他人から指摘を受けない限りその影響を認識することはありません。この”目的”はSCP-XXX-JP-1の目的であることが大多数ではありますが、例外も存在するため調査が進められています。”目的”は一つの集団にひとつであると考えられますが、複数のSCP-XXX-JP-1に所属している場合それら全ての”目標”に優先順位がつけられるようです。ですがその優先順位にも規則性は見られません。この”目的”がSCP-XXX-JP-1の本来の目的より優先される場合”目的”の達成のために行われる行為がエスカレートしていくという事例が多く報告されているため要監視対象団体に指定されます。
またSCP-XXX-JP-1の解散や崩壊などが起こるほど新たなSCP-XXX-JP-1の発生の頻度が高くなっているといったデータもあるため不用意にSCP-XXX-JP-1を壊滅させることは推奨されません。
直近の報告によりこの異常性は集団ではなく個人であっても起こりえる可能性が発覚しました。詳しい条件の確認のため更なる調査が続けられます。
付記:
以下、不自然な動きが見られた団体への観測とその結果のうち、直近五件の抜粋です。
対象: SCP-XXX-JP-1-████3
団体名: 国際NGO 大地の手
観測対象となるに至った行動: 難民受け入れをしていない国への脅迫的行為
観測媒体: インターネット上に公開されている████への脅迫的文書
観測された”目的”: より多くの国に難民の受け入れをしてもらうこと
”目的”の優先度: 国際法に触れないぎりぎりの行為であったため、法律の遵守よりも優先度は低いと考えられます
今後の監視の必要性: あり。脅迫的行為の取り下げ及び、同じような行動を起こさないように内部から抑制を行ってください
対象: SCP-XXX-JP-1-████4
団体名: ████国上院
観測対象となるに至った行動: 核開発禁止条約の批准を取り下げる意向の表明
観測媒体: ████国上院議員██
観測された”目的”: 異常思念の観測はなされませんでした
”目的”の優先度:
今後の監視の必要性: なし
対象: SCP-XXX-JP-1-████5
団体名: ███募金機構
観測対象となるに至った行動: ███の富豪である██████氏に対する襲撃
観測媒体: 襲撃犯が所持する携帯電話に残っていた襲撃に関するメール
観測された”目的”: 恵まれない子供たちに金銭的な援助をすること
”目的”の優先度: 襲撃の際、スラム街に住んでいた三名の子どもを含む、十一名の関係ない人物が襲撃者達によって殺害されました。本来の目的よりも”目的”が優先されています
今後の監視の必要性: 要監視対象潜入員を送った時点ですでに集団の解体が決定的なものとなっていました。今後、同様の事態が起こらないように観測条件の見直しが検討されています
対象: SCP-XXX-JP-1-████6
団体名: SCP財団 サイト81██人事局
観測対象となるに至った行動: 虚偽の報告書の作成、職員に対する殺人行為及びその隠蔽
観測媒体: SCP-XXX-JP報告書
観測された”目的”: 異常思念の観測はなされませんでした
”目的”の優先度:
今後の監視の必要性: あり。虚偽の報告書を作成した人物及び、職員に対する殺人を犯した人物のデータが削除されていたため、同様の自体が起こらないように監視が続けられます
対象: SCP-XXX-JP-2-1
団体名 対象名: サイト81██人事局長██
観測対象となるに至った行動: サイト81██人事局観測時に発覚
観測媒体: SCP-XXX-JP報告書
観測された”目的”: 部下サイト81██人事局に所属する職員を守ること
”目的”の優先度: SCP-XXX-JP-1-1と同等。もしくはそれ以上。
今後の監視の必要性: 要監視対象個人単位での暴露という新しい例の研究のため、監視がつけられます
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JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3669025 (01 Jun 2018 11:48)
最後のミーム汚染じゃね?という発言が唐突に感じます。異常だと思い込むより「過度の成功至上主義が財団を良くない方向に導いている」ぐらいの言及に留めておいた方がいいと思います。
だとするとこれについての報告書を書いた方がいいと思います。例えば旧報告書として今のものを、現在の報告書にサイトに蔓延るミームについてのものを、みたいな感じにするといいと思います。
細かい点
:のあとは半角スペースを空けてください。
また各段落は一行空けてください。
批評ありがとうございます。
細かい点についてはすぐに訂正させていただきます。
ミーム汚染かどうかということについて旧人事局長がそう考えただけで、もしミーム汚染だった場合、ミームの感染を広めるという失敗を恐れて誰にも報告できないため、報告書を作成するというのは実質的に不可能ではないかと考えました。また、単なる失敗だった場合でも、失敗を恐れている彼は、ミーム汚染を広めてしまうかもしれない行為をしないと考え、このような形にしました。
ただ、自分でも少し唐突ではないかと考えていたので、とりあえず今の形のままで文体や偽報告書を少し改変して、違和感のないような形に修正したいと思います。
後半部分を改稿しました。
批評よろしくお願いします
全体的に、まず「読んでもらう」魅力が欠けていると感じました。プロトコル、説明に関しては偽造で後々揶揄されるものであるにしても、最初に読者の目に入る部分ですから、ただの偽造報告書であるのなら明快で違和感のないものにした方がいいでしょう。人事課の人間であれ、偽装しようと思えばしっかり偽装できると思いますし。補遺の音声記録も伏線として分かりやすすぎるように思え、あまり有効であるとは感じません。
後半の文書についてですが、改行が多く、また空行の挿入もされていないので読みづらいですね。報告書と同様、段落ごとに言いたいことはまとめましょう。全体的に回りくどく、話の流れを把握しづらいですし、読者に対する「こう思ったでしょう。でも~」という形式の語りかけが多すぎます。SCP-2357やSCP-2213などが参考になるかもしれません。職員だって人間ですし、異常性によって不安になったりおかしくなったりすることはあるでしょうが、最後に収容プロトコルとして開き直って閉鎖的にこの報告書に関する収容を続けているのであれば、やはりある程度恐怖を受け入れ、毅然としていた方が読みたいです。
そして、この「恐怖」という異常影響に対する報告書はやはり存在するべきだと思います。そもそも、それがなくては人事課内部において現在自分たちが置かれている環境の確認ができませんし、外部公開しなければミームが拡散することもありません。失敗への恐怖はその存在を財団外部へ知らせられないことで表現できるでしょう。同じような例にSCP-2508がありますね。
批評ありがとうございます。
偽装の報告書について、明快にするというのは確かにそうですね……
自分の書きたいことを書くためにほかの部分がなおざりになってしまいました。
それから、考えてみたら恐怖に対する報告書がないことに理由がないですものね。確かにその通りです。書き直させていただきます
この報告書は計3枚で構成されていますが、特に1~2枚目の報告書にかけて、依然として読者に読ませる魅力に欠けているように思いました。この報告書の場合各報告書が各々で完結してしまっており、次の報告書を読ませるに当たり読者に残す謎やフックが不足しているように思います。こういった要素が無い場合、読者が興味を持って読み進めるというよりは「まだ続くのか」と思いながら惰性で読むという事態が起こりかねません。報告書内にセキュリティ制限がかかっている旨を記載するなど何らかの対策が必要であるように思われます。
また、インタビュー記録や最後のO5の台詞について、文ごとの句読点の統一性の無さや漢字の使用されてない箇所があるなどで締まらない印象を受けました。
最後に、1~2枚目のオブジェクトクラスは「Euclid」ではありませんか?