アイテム番号: SCP-XXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid
定期検査直後のSCP-XXX-JP
特別収容プロトコル: SCP-XXX-JPはサイト81██の人事局資料保管庫に保管されます。人事局員による1日1回の定期調査時以外の持ち出しは許可されません。 SCP-XXX-JPの定期調査により、SCP-XXX-JP-1が発見された場合は速やかにSCP-XXX-JP-1及びSCP-XXX-JP-2を破棄し、人事保全部隊によってSCP-XXX-JP-3の終了を行ってください。
現在数ヶ月の間SCP-XXX-JP-1の発生は確認されていません。再調査のため、新たなSCP-XXX-JP-1が発見された場合は、サイト81██の人事局の下で実験が行われます。
説明: SCP-XXX-JPはサイト81██における職員雇用記録張です。人事局に保管されているほかの資料ファイルと見た目に大きな違いはありません。人事ファイルと同様の職員の基本情報に加え、雇用過程、家族構成、雇用責任者となっている人事局員等の情報が記録されています。SCP-XXX-JPは不定期にSCP-XXX-JP-1、SCP-XXX-JP-2、SCP-XXX-JP-3を同時に発生させます。SCP-XXX-JPは不定期にSCP-XXX-JP-1を発生させます。
SCP-XXX-JP-1はサイト81██における職員の職員雇用記録と同じ形式で書かれた書類です。ただし、雇用責任者となっている人事局員は記録されていないか、人事局に存在しない人物の名前が記載されています。この書類が人事局によって作成された記録は残されていません。また、書類の記録に基づいてSCP-XXX-JP-2及びSCP-XXX-JP-3を発生させており、その際にに過去改変及び現実改変を行っていると考えられます。
SCP-XXX-JP-2は財団データベースに記録された、人事ファイルです。SCP-XXX-JP-1に記録された基本情報と同様の内容が記載されています。
SCP-XXX-JP-3はSCP-XXX-JP-1の情報と同様の能力、姿、経歴を持つ人型実体です。どの実体も自身のことを、財団に雇用された職員と認識していますが、雇用以前の経歴は存在しません。今まで█体の発生が確認されましたが、ほとんどの場合が発見直前に財団内で大きな失敗を冒しており、財団に多大な被害を与えています。どのような条件で発生しているかは未だ不明ですが、被害を最小に抑えるために、発見されしだい終了されます。以下、人型実体の起こした失敗のうち、特に被害が大きかったものの記録です。
被害記録:
SCP-XXX-JP-3-F: SCP-███の情報を外部に流出させた。一般人35名の記憶処理を行うことで解決したと思われるが、要注意団体に情報が漏洩した恐れあり。SCP-XXX-JP-3-L: SCP-███を移送時に転倒させ、サイト81██を半焼させた。
補遺:
以下SCP-XXX-JP-3-██終了時の音声記録です。
SCP-XXX-JP-3-██: 一体何が起きてるんだ?
人事保全部隊███: SCP-XXX-JP-3-█。あなたを終了します。できるだけ暴れないよう
SCP-XXX-JP-3-█: ちょっと待ってくれ。SCP-XXX-JP-3-█?何の話だ?
人事保全部隊███: あなたの事です。暴れなければすぐに終わります。
SCP-XXX-JP-3-█: 私は[編集済]だ!人事ファイルでも何でも調べてくれ!
人事保全部隊███: いいえ、あなたはSCP-XXX-JP-3-█です。
SCP-XXX-JP-3-█: 待て。その声は[編集済]だろう?!君が私を知らないはずがない。君が私をスカウトしたんじゃ───
[銃声]
人事保全部隊███: [削除済]
<記録終了>
サイト81██人事局長アクセスコードが必要です
ページコンソール
批評ステータス
カテゴリ
SCP-JP本投稿の際にscpタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にgoi-formatタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
本投稿の際にtaleタグを付与するJPでのオリジナル作品の下書きが該当します。
翻訳作品の下書きが該当します。
他のカテゴリタグのいずれにも当て嵌まらない下書きが該当します。
言語
EnglishРусский한국어中文FrançaisPolskiEspañolภาษาไทยDeutschItalianoУкраїнськаPortuguêsČesky繁體中文Việtその他日→外国語翻訳日本支部の記事を他言語版サイトに翻訳投稿する場合の下書きが該当します。
コンテンツマーカー
ジョーク本投稿の際にジョークタグを付与する下書きが該当します。
本投稿の際にアダルトタグを付与する下書きが該当します。
本投稿済みの下書きが該当します。
イベント参加予定の下書きが該当します。
フィーチャー
短編構文を除き数千字以下の短編・掌編の下書きが該当します。
短編にも長編にも満たない中編の下書きが該当します。
構文を除き数万字以上の長編の下書きが該当します。
特定の事前知識を求めない下書きが該当します。
SCPやGoIFなどのフォーマットが一定の記事種でフォーマットを崩している下書きが該当します。
シリーズ-JP所属
JPのカノンや連作に所属しているか、JPの特定記事の続編の下書きが該当します。
JPではないカノンや連作に所属しているか、JPではない特定記事の続編の下書きが該当します。
JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:3669025 (01 Jun 2018 11:48)
最後のミーム汚染じゃね?という発言が唐突に感じます。異常だと思い込むより「過度の成功至上主義が財団を良くない方向に導いている」ぐらいの言及に留めておいた方がいいと思います。
だとするとこれについての報告書を書いた方がいいと思います。例えば旧報告書として今のものを、現在の報告書にサイトに蔓延るミームについてのものを、みたいな感じにするといいと思います。
細かい点
:のあとは半角スペースを空けてください。
また各段落は一行空けてください。
批評ありがとうございます。
細かい点についてはすぐに訂正させていただきます。
ミーム汚染かどうかということについて旧人事局長がそう考えただけで、もしミーム汚染だった場合、ミームの感染を広めるという失敗を恐れて誰にも報告できないため、報告書を作成するというのは実質的に不可能ではないかと考えました。また、単なる失敗だった場合でも、失敗を恐れている彼は、ミーム汚染を広めてしまうかもしれない行為をしないと考え、このような形にしました。
ただ、自分でも少し唐突ではないかと考えていたので、とりあえず今の形のままで文体や偽報告書を少し改変して、違和感のないような形に修正したいと思います。
後半部分を改稿しました。
批評よろしくお願いします
全体的に、まず「読んでもらう」魅力が欠けていると感じました。プロトコル、説明に関しては偽造で後々揶揄されるものであるにしても、最初に読者の目に入る部分ですから、ただの偽造報告書であるのなら明快で違和感のないものにした方がいいでしょう。人事課の人間であれ、偽装しようと思えばしっかり偽装できると思いますし。補遺の音声記録も伏線として分かりやすすぎるように思え、あまり有効であるとは感じません。
後半の文書についてですが、改行が多く、また空行の挿入もされていないので読みづらいですね。報告書と同様、段落ごとに言いたいことはまとめましょう。全体的に回りくどく、話の流れを把握しづらいですし、読者に対する「こう思ったでしょう。でも~」という形式の語りかけが多すぎます。SCP-2357やSCP-2213などが参考になるかもしれません。職員だって人間ですし、異常性によって不安になったりおかしくなったりすることはあるでしょうが、最後に収容プロトコルとして開き直って閉鎖的にこの報告書に関する収容を続けているのであれば、やはりある程度恐怖を受け入れ、毅然としていた方が読みたいです。
そして、この「恐怖」という異常影響に対する報告書はやはり存在するべきだと思います。そもそも、それがなくては人事課内部において現在自分たちが置かれている環境の確認ができませんし、外部公開しなければミームが拡散することもありません。失敗への恐怖はその存在を財団外部へ知らせられないことで表現できるでしょう。同じような例にSCP-2508がありますね。
批評ありがとうございます。
偽装の報告書について、明快にするというのは確かにそうですね……
自分の書きたいことを書くためにほかの部分がなおざりになってしまいました。
それから、考えてみたら恐怖に対する報告書がないことに理由がないですものね。確かにその通りです。書き直させていただきます
この報告書は計3枚で構成されていますが、特に1~2枚目の報告書にかけて、依然として読者に読ませる魅力に欠けているように思いました。この報告書の場合各報告書が各々で完結してしまっており、次の報告書を読ませるに当たり読者に残す謎やフックが不足しているように思います。こういった要素が無い場合、読者が興味を持って読み進めるというよりは「まだ続くのか」と思いながら惰性で読むという事態が起こりかねません。報告書内にセキュリティ制限がかかっている旨を記載するなど何らかの対策が必要であるように思われます。
また、インタビュー記録や最後のO5の台詞について、文ごとの句読点の統一性の無さや漢字の使用されてない箇所があるなどで締まらない印象を受けました。
最後に、1~2枚目のオブジェクトクラスは「Euclid」ではありませんか?