彼女の半生に世界が涙した

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アイテム番号: XXXX-JP
レベル1
収容クラス:
neutralized
副次クラス:
none
撹乱クラス:
glory ekhi
リスククラス:
calm warning
            
特別収容プロトコル: 彼女はその可憐ながら哀しい人生の中での精神的異常につき、監視体制をとることや、その他彼女についての実験、記録についてもいかなる過剰な接触や干渉を行う事は禁止されています。
彼女に対して不必要な接触や干渉を行った対象職員は、直ちに彼女との遮断を行い、適切な処分を行ってください。

SCP-XXXX-JPについて、これまで接触を重ねてきた職員達には用意した適切なカバーストーリーによる補完を行い、SCP-XXXX-JPが決して友好的な存在でない事の確認をとるようにしてください。
なお、SCP-XXXX-JPにより開放された自発的なSCPオブジェクトには、該当するオブジェクトに割り当てられた適切な収容プロトコルを実行するようにしてください。

説明: 彼女は、容姿端麗で髪の整った美しい女性でありながら、その半生と精神はとてつもなく人智を超越した素晴らしい女性です。彼女に年齢の概念はなく、不老であるとされ、これまでその可憐な姿を職員達に振る舞う様子が度々目撃されます。彼女がSCPオブジェクトとして収容された経緯については財団内でも確認が取れておらず、報告書の消去と共に近々財団からの退去が検討されています。

SCP-XXXX-JPは76~79歳と推察される白色人種の女性(以下、SCP-XXXX-JP-1)と、SCP-XXXX-JP-1に対し異常な肯定感を持ち、崇拝する一種の症状(以下、SCP-XXXX-JP-2)です。SCP-XXXX-JP-1は、それまで財団で自由な行動範囲で度々財団職員に話しかけていました。SCP-XXXX-JP-1がする話には、聞いた対象に「この話は紛れもない真実である」と錯覚させる他、SCP-XXXX-JP-1の存在について異常な肯定感を持ち、崇拝するようになります。前述した行動が繰り返されると、対象はSCP-XXXX-JP-2として活性化し、SCP-XXXX-JP-1と行動を共にするようになります。

SCP-XXXX-JP-2には、以上の行動が繰り返される他、対象の知能や精神を問わず、それらがSCP-XXXX-JP-1と同化するようになり、重症化したケースについて、物事に対する考え方、肺活量、骨の強度などもSCP-XXXX-JP-1と似通ったものになり、財団はSCP-XXXX-JP-2を一種の催眠ではなく症状であると判断しました。

なお、この症状に汚染1されていない対象がSCP-XXXX-JP-1と接触すると、一様に「親しみやすい」「淑やかである」という親近感が湧くとされています。

SCP-XXXX-JP-2は、SCP-XXXX-JP-1について批判的な意見を述べたり、過剰な接触、干渉を行おうとした対象に本能的に恫喝、暴行、███、██████を集団で繰り返し行うようになります。
対象の行動が観測されなくなると、行為は終了され、この時の執拗な行為についてSCP-XXXX-JP-2は「全く覚えていない」等、またそれに似通った記憶欠乏を訴えています。

現在、生存するSCP-XXXX-JP-2が確認されていないことから、SCP-XXXX-JP-2による他の実例の発見や実験は不可であり、同時に似た環境や設備を用意し、観測する事は禁止されています。

補遺1: SCP-XXXX-JP-1は当初、財団が保管するサイト-████で確認されました。
SCP-XXXX-JP-1への記憶処理、及び聴取を行おうとした財団職員はいずれもSCP-XXXX-JP-2に変化し、エージェントが配備された時にはサイト-████内の設備、壁、天井にはいずれもSCP-XXXX-JP-1を歓迎するような装飾や職員の立ち振る舞いが確認され、14時間後全てのSCP-XXXX-JP-2の回収に至りました。
なお、SCP-XXXX-JP-1についての身体的特徴や詳細を求める調査の際には、SCP-XXXX-JP-2個人による情報の相違があり、財団は「対象個人が思う理想的な人物像に錯覚するのではないか」と定義付けました。

補遺2: 次は、SCP-XXXX-JP-1が発言した記録とその際のSCP-XXXX-JP-2の行動の一覧です。

補遺3: 次は、発言記録0128についての収容違反が発生した後のエージェント・美呂津の手記です。
当該エージェントによる事件発生後、SCP-XXXX-JPはNautralizedに再分類されました。

 こいつについての報告書を先ほど目を通した所だ。
なんだあれは?ふざけてる。

そもそも、あの収容違反以来、あいつの特異性に接触
する機会は財団本部自体無かったはず。
どうにもこうにも、報告書の担当者も
上層部もみんな揃ってあの[データ削除済] を馬鹿
みたいに崇拝してやがる。

そんな中で、ある日あいつらの会話が耳に入った。
すべてを聞き取れた訳じゃないが、内容として
「keter」「オブジェクト」「収容」
くらいの単語を反復していた気がする。

とりあえず、何かロクでもない事が起きるのは
確かだ。しばらく観察をしようと思ってる。

俺がもし出る幕になったら、エージェントから
人殺しに成り下がっちまうところだろう。

(この後取り乱したように筆跡が乱れる)

しかし、あのふざけた集団のイライラする会話
を小耳に挟むのはいい加減うんざりなんでね。

俺の命と引き換えに、あの会話を止めないと
気が済まないもんだよ。

手記が発見された場所から26██m離れた収容室で、keterクラスオブジェクトの深刻な収容違反が発生しかけました。

この際エージェント・美呂津はSCP-XXXX-JP-1に発砲。SCP-XXXX-JP-2はエージェントに対し████発の発砲を行い、
SCP-XXXX-JP-1は無力化、エージェント・美呂津は死亡が確認されました。

この事件発生後、SCP-XXXX-JP-2の行動や症状、存在も消失し、SCP-XXXX-JPは完全な無力化によるNautralized再分類が行われました。
報告書については偏向記述が見られたため直ちに改訂されました。
エージェント・美呂津にはSCPオブジェクトに対する強制的な無力化を図ったことによる厳重注意を財団職員に対する喚起とし、及び彼の収容違反発生前についての適切な行動が評価され、奨励が行われました。

今後、上記のような状況の為に、当報告書を閲覧するためのクリアランスレベルが廃止され、収容違反際の処理方法としても使用する意向となりました。

財団では、SCP-XXXX-JPの全容として
「接触した対象に、当該オブジェクトを理想的な人物だと錯覚させる効果」の他、SCPオブジェクトについて強い興味を示した事から、要注意団体により派遣、または作成された可能性もあり、
今後このオブジェクトについて要注意団体とコンタクトを取る段取りが進行中です。

サイト-████は完全封鎖されました。


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