SCP-XXXX－jp　一人ぼっちの理想郷(仮)

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アイテム番号:SCP‐XXXX‐jp

オブジェクトクラス:Euclid

特別収容プロトコル:SCP‐XXXX‐jpは標準人型実体収容チャンバーにて収容されており、部屋にはベッド、書籍、及びその年齢に適した本や遊具などが設置されています。また、一日に3度Ｄクラス職員に食事を運ばせてください。チャンバーの清掃は基本的にはSCP‐XXXX‐jpが自発的に行いますが月に一度、備品などの点検を行ってください。

説明:SCP‐XXXX‐jpは異常性を持った11歳の女児です。SCP‐XXXX‐jpの持つ異常性は収容当時の状況から周囲の人間がSCP‐XXXX‐jpに対して無条件で好意を持つようになるものであると推定されます。また、この異常性を獲得する原因は現在終了済みの現実改変者ーーーー編集済みであると推測されています。

補遺XXXX-jp.1:発見
地域の役所に潜伏していたエージェントが虐待を疑われている家庭に訪問した際、家庭環境及びその家庭を取り巻く人間関係が異常な改善を見せたことで異常が発覚しました。その際、以前まではその家庭と劣悪な関係だった近隣住人や大家までもがSCP‐XXXX‐jpの様子を確認しに来たことで一連の異常の中心がSCP‐XXXX‐jpであるとし収容に至りました。

以下はSCP‐XXXX-jpに対して行われたインタビュー記録です。インタビュアーはSCP-XXXX‐jpの異常性が不明であった為、Dクラス職員を用いて行われました。また、SCP‐XXXX-jpがどのように他者に好意を持たせるのか経過を観察するためDクラス職員は子どもに対して苦手意識を持っている者を起用しました。Dクラスには事前にSCP-XXXX‐jpに対して行う質問を事前に指示しています。

インタビュー記録#1　　
2022/5/9

［記録開始］
D-21003:あーえー、お嬢ちゃんの名前はなんだい？

SCP‐XXXX‐jp:ーーーー編集済です。あの、ここはどこなんですか？お母さんとお父さんはどこにいるんですか？私これから…

D-21003:チッ、別に誘拐とじゃねぇから安心しろ、とりあえず質問にさえ答えてくれれば、あったかい布団で寝れるしお母さんにも会えるからとりあえず質問に答えろ

SCP‐XXXX‐jp:はい…わかりました…

D-21003:よしいい子だ、とりあえず年齢となんていう学校に通ってるか教えろ

SCP‐XXXX‐jp:年齢は11歳で■■■■■小学校に通ってます…

D-21003:まだ、11歳か…

SCP‐XXXX‐jp:はい…

D-21003:

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注記:D-21003がSCP‐XXXX‐jp同年代の娘がいる語っていたが実際はそのような人間は存在せず、彼は結婚すらしていません。しかしながらD-21003は自身にSCP‐XXXX‐jpと同年代の娘がいると語り数十分前に初めて接触したとは思えないような執着を見せました。この結果からSCP‐XXXX‐jpは周囲の人間の記憶に干渉し自身に関心を示すように記憶を改変する異常性を持っていることが確認されました。

インタビュー内でSCP‐XXXX‐jpが語った、異常が発生した日以降消息を絶った少年について、

補遺XXXX-jp.2:観察記録

補遺XXXX-jp.3:2022/5/17の事件

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