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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の低危険度物品収容ロッカーに収容されます。実験等でSCP-XXXX-JPを使用する際はセキュリティクリアランスレベル3以上の職員1名以上の許可が必要です。現在SCP-XXXX-JPの使用やSCP-XXXX-JPを用いた実験は禁止されています。SCP-XXXX-JPの使用が確認された場合、直ちにサイト管理官に報告してください。
説明:SCP-XXXX-JPは過去の日付を書き込んだ者(以下対象と表記)の意識をを書かれた日付の対象の身体に送信し丸一日宿す1ことができる日記です。対象が過去の身体に憑依した状態で過去改変を試みると書き込んだ瞬間の対象が消失し過去改変が阻害されます。紙の劣化は確認できませんが、製本技術などの観点から16世紀ごろに制作されたと推定されています。
SCP-XXXX-JPは埼玉県██市に存在する個人経営の骨董品店で販売されていたところを青木██氏に購入され、書き込んだ途端に青木氏が消えたと青木氏の親族から通報が為されたことで発見されました。通報内容から異常存在だと判断した財団職員が現場へ向かい、SCP-XXXX-JPを確保しました。確保時、SCP-XXXX-JPには複数の筆跡で日付が書き込まれていました。青木氏の筆跡で書かれた日付は通報日の前日の日付のみが確認されています。骨董品店の店主や青木氏の親族には軽い聴取を行った後、クラスBの記憶処理を施し解放しました。
実験記録
担当:[削除済み]博士
日付20██/05/15
対象:D-69450
実施方法:被験者に実験日の日付をSCP-XXXX-JPに書き込ませる。
結果:特に何も起こりませんでした。
分析:確保時の状況と照らし合わせ、現在の日付では異常性が発現しないのでは、という結論に至りました。
日付20██/05/28
対象:D-71726
実施方法:被験者に実験日の前日の日付をSCP-XXXX-JPに書き込ませる。
結果:被験者はきっかり24時間意識を失い、その後目覚めました。目覚めた被験者に意識を失っている間について尋ねると、被験者は「前日の出来事を繰り返しているようだった」と答えました。
分析:SCP-XXXX-JPの異常性は対象に特定の日付の幻覚を見せることではないかと推論が立てられました。ただし、確保のきっかけとなった使用者の消失について説明ができないため、推論の検証が急がれます。
日付20██/06/08
対象:D-31867
実施方法:被験者に実験日の翌日の日付をSCP-XXXX-JPに書き込ませる。
結果:特に何も起こりませんでした。
分析:被験者に未来の日付を書き込ませても何も起こりませんでした。SCP-XXXX-JPは過去の日付が書き込まれた場合にのみ異常性を発現するようです。
日付20██/06/19
対象:D-18309
実施方法:被験者に、被験者が誕生する前の日付をSCP-XXXX-JPに書き込ませる。
結果:特に何も起こりませんでした。
分析: 実験記録日付20██/05/28の被験者の証言から、過去の日付の対象視点の幻覚を見せるのではないか、と仮説が立てられました。被験者の誕生前の日付では異常性が発現しなかったことから、その可能性は高いと思われます。
日付20██/07/02
対象:D-73647
実施方法:被験者に実験日の前日の日付をSCP-XXXX-JPに書き込ませ、前日に起こらなかった事象を引き起こさせる。
結果: 書き込んだ瞬間に被験者が消失しました。
分析: 確保時と同様の事象が確認されました。この結果から青木氏は過去改変を行おうとしたものと思われます。また、幻覚ではなく実際に過去の対象の身体へ対象の意識を送信しているのでは、という推論を立てる者が出てきました。その推論の真偽については不明です。
日付20██/07/03
日付20██/07/02の実験内容を承認した[削除済み]博士は、過去改変によるKクラスシナリオの危険性に対しての認識が不足しているとして降格処分になりました。後任の博士は未定です。
日付20██/07/13
事案XXXX-JPの発生により予定されていた後任の博士の選定、および実験は中止とします。
事案XXXX-JPにより改訂された報告書、及び事案XXXX-JPについての閲覧にはレベル4以上のクリアランスが必要です。
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ジャンル
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任意A任意B任意C-
- _
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- portal:7980495 (14 Apr 2022 16:06)
批評を受け大幅に改稿しました。
引き続きミスの指摘や内容についての批評等もらえると嬉しいです。
結論から言うと、マジックアイテムの異常性を説明しているだけで面白い話が見出せませんでした。過去に戻れるだけで、過去を変えられないのではそれ以上話を発展させようがないと思いました。過去に戻っても同じ過去の繰り返しを生きるだけなら戻る意味がほとんどなく、何が目的でそんな日記が作られ継承されてきたのかという解消されてない疑問だけが残ります。補遺の内容もそれまでの内容の答え合わせをやっているだけで話の発展やどんでん返しはありません。
SCP-JPでは明確なアイデアや演出で読者の感情を動かすものが高い評価を受ける傾向があるというのが個人的な所感です。まずは「自分がどんな話を書きたいか」「その話で読者に面白いと思ってもらえるにはどんな工夫が必要か」から検討する必要があると考えます。そのためには評価が高めなJPの記事(トップクラスは参考にしづらい尖ったアイデアの記事も入ってくるので、+50~100程度がお勧めです)でどの様なアイデアが使われているかを研究したり、お役立ちリンク集にある"SCP-JPメンバーによるエッセイ"を読んだりするのが良いかと思います。
批評ありがとうございます。
たしかに面白味には欠けてしまう作品でしたね…
元々自分自身の「あの頃の体験をもう一度したいな」
という願望を取り出して
SCP記事にしたものだったので
ストーリー性を見出すことに失敗してしまいました。
この案の修正、今後の記事作成に
役立てたいと思います。ありがとうございました。
説明パートで情報が混在してます。適切に改行と空行で整理してください。
異常性については砕いた説明が必要なので一旦概要を書いてください。また、日記はスケール感を想像させなくてもよいので大きさの情報は省いてください。
この部分には様々な情報が入り乱れています。軽く書き出します。
1. オブジェクトの出自
2. オブジェクトの制作年代
3. 発見時の状況
2については上の概要と接続し、それ以外は別の1つのパラグラフに纏めてみてください。まとめると以下のようになります。
異常性の説明がよく分からなかったです。憑依と括られて書かれていますが、「記入時点での記入者の意識を記述した日付に送信する」くらいの噛み砕いた説明が必要だと思います。
その上でですが、現時点では記事全体として何が起きているかもよく分かりませんでした。タイムリープと世界改変の話をやりたいのは分かりますが、この話では何が問題となっているのかが伝わりません。タイムリープのデメリットらしきものも曖昧なまま展開されていますし、どうなるとその問題を回避できるかなどが上手く整理されていないように思います。条件などを列記しろというわけではありません。作品として流れを意識して作ってほしいです。
また、この記事は「過去の体験を追体験したい」という願望に従って書かれたそうですが、SF的な展開に比重が傾き過ぎている現状を見るとその願望自体が表に現れていないと思います。自分のやりたいことを掘り下げ、それが可能になるモチーフを見つけると書きやすくなると思います。
批評ありがとうございます。
参考にしてさらに改稿を行おうと思います。
願望に関しては異常性を考えるきっかけにしただけなので
半ば無視していただければと思います…
ありがとうございました。