生きるスライム

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アイテム番号:SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス:Safe/Euclid/Keter(SCP-XXXX-JP-AのみGuess)

特別収容プロトコル(2008年4月8日更新): SCP-XXXX-JPはサイト-8103にある厚さ150cmのアルミニウム板を厚さ100cmのコンクリートで挟むようにして作られた45m×45m×50mの部屋に収容されます。収容室には入室及び退出が可能な設備は設置されません。
SCP-XXXX-JPの存在が外部に漏えいした場合は大規模なクラスAの記憶処理が施されます。
収容室周辺には、常に10名以上の収容チームで保護されています。収容室の監視は、必ずレベル3セキュリティクリアランス職員が行い、6時間毎に交代して監視結果を██博士に報告して下さい。██博士が死亡及び、職務を遂行する事が出来ない場合は、██博士が相続を認めた███研究員に報告して下さい。
SCP-XXXX-JPには視覚的、物理的な接触は行われません。
SCP-XXXX-JPにはいかなる状況、状態に陥ったとしてもその実体に危害及び、攻撃はしないで下さい。危害、攻撃を行った際は、自己複製能力により大規模な被害が発生すると推測されます。
SCP-XXXX-JPが発見された山岳は一般人の立ち入りを防止するため、「猪及び熊による危険地帯」というカバーストーリーを流布し、3mの有刺鉄線柵で山岳全域を閉鎖して下さい。
SCP-XXXX-JP及び、SCP-XXXX-JP-A、SCP-XXXX-JP-B、SCP-XXXX-JP-Cのオブジェクトクラスは以下の通りです。
SCP-XXXX-JP:Euclid/Keter
SCP-XXXX-JP-A:Keter(Gusee)
SCP-XXXX-JP-B:Safe
SCP-XXXX-JP-C:Safe

説明: SCP-XXXX-JPは直径8.46mある自我を持つ起源不明の生物体又は物体です。SCP-XXXX-JPは、内蔵や生殖機能などは確認されていませんが、自己複製や刺激反応、自我などは確認されている為、「生物体又は物体」と定義付けています。SCP-XXXX-JPは1998年█月██日に、██県███市██村の山にある17,112平方メートルの湖で発見されました。SCP-XXXX-JPは青色で半透明の粘弾性物質(俗に言うスライム)に近しい見た目をしています。

SCP-XXXX-JPは被験者及び、対象と1度でも目線を合わせ、視覚的な接触を行った場合、明確な意識状態だとしても生命維持に必須の機能を除く全ての身体動作することが不能になる症状と共に、███kHzの超高周波がSCP-XXXX-JPから発生し、熱作用を発症させます。この熱作用は13分ごとに0.6℃以上体温が上昇することが分かっており、この超高周波を浴びた被験者及び、対象は急激な体温上昇により異常な発汗が発生します。身体を動作する事が出来ないため、水分・ナトリウムの損失により体内の体液が急激に減少し、極度の脱水症を引き起こします。体温上昇が進行すると脱水症により発汗が発生しなくなります。これにより、体温調節機能が麻痺し、急激に体温は上昇します。
のちに体温調節装置など、体温を調節する事の出来る装置を装着しなかった場合、被験者及び、対象は死亡、若しくは昏睡状態になります。この超高周波はヒトだけではなく、全ての生物体にも同様の反応、症状が起こることが報告されています。この超高周波は収容室内全体に広がるため、一名が目線を合わせた場合でも、入室している全ての生命体は超高周波の影響を受けます。しかし、SCP-XXXX-JPにこの超高周波の影響は受けず、現在の所無傷です。
この超高周波が発生している間は、SCP-XXXX-JPからの直接的攻撃は行われないとされています。また、SCP-XXXX-JPの超高周波は被験者及び、対象が死亡、若しくは意識不明状態になるまで発生し続ける事が分かっています。超高周波の影響範囲は、計算上、SCP-XXXX-JPを中心に半径最大57mまで影響が発生する事が分かっています。
SCP-XXXX-JPは非常に粘着性が高く、SCP-XXXX-JPに直接接触を行った被験者及び、対象はSCP-XXXX-JPとの分離が不可能になり、接触面から徐々に硫酸に類似した成分を含む未知の粘液が滲み出てくることが分かっています。なお、この粘液が体組織に接触すると、熱傷や、腐食を引き起こすことも報告されています。そのため、SCP-XXXX-JPに体組織が直接接触をすることは不可能ですが、強力耐酸手袋を2重にして使用することで接触は可能です。SCP-XXXX-JPは粘弾性である観点から破壊が困難です。

SCP-XXXX-JPはその実体が攻撃された場合、SCP-XXXX-JPを複製し繁殖させる高度の自己複製能力を有しています。複製される数は100〜200体に及ぶと推測されています。なお、複製された生物体をSCP-XXXX-JP-Aとしており、SCP-XXXX-JPはSCP-XXXX-JP-Aに活動内容をコピーし同様の目的を持ち活動すると推測されます。
また、一定時間が経つとSCP-XXXX-JP-Aは消滅又は何処かに移動すると考えられていますが、詳細は分かっていません。
SCP-XXXX-JP-Aは正式に確認する事ができていない為、未確認生物体としています。

前述に説明したSCP-XXXX-JP-Aの内容はSCP-XXXX-JPの発見場所から12m離れた場所にある建造物の室内で発見された日記に記されていた物を基に製作しています。この日記をSCP-XXXX-JP-Bとしています。
SCP-XXXX-JP-Bは、SCP-XXXX-JPの発見経緯や自己複製能力を有している事に関しての日々の出来事が描かれています。

財団職員は、SCP-XXXX-JP-Bの撮影を試みましたが全ての画像、動画は真っ暗であったり、ノイズが確認され、撮影は出来ませんでした。そのため、SCP-XXXX-JP-Bは電子機器(撮影機材等)に障害を引き起こす異常性を有している事が分かっています。
撮影が出来ない為、上述の日記はSCP-XXXX-JPに関係しているとされる内容を全て財団職員で書き写しされ、記録されました。いずれも、この日記の執筆者は分かっていません。
SCP-XXXX-JP-Bが発見された建物をSCP-XXXX-JP-Cとしています。
SCP-XXXX-JP-Cは1980年代に建築されたとされる白い二階建ての建造物です。
この建造物に関して情報は残っておらず、所有者の特定には至っておりません。
素材は主に鉄、ステンレス、檜、コンクリートで作られており、外壁は白く塗装されています。また、一部錆びたり、腐敗が進んでいる箇所も多数発見されています。
SCP-XXXX-JP-Cには現在の所、異常性は確認されていません。

██博士は2008年3月20日にSCP-XXXX-JPに対する実験を行いました。
実験結果は以下の通りです。

〈2008年3月20日に行った、SCP-XXXX-JPの実験結果〉

アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Euclid/Keter
収容サイト:サイト-8103
実験日: 2008年3月20日
実験最高責任者: ██博士

実験内容: ██博士のみ収容室に入室し、SCP-XXXX-JPとの会話を試みた。

実験方法:監視は行なわれず、撮影記録で実験を実施した。

〈以外、書き起こし〉

〈撮影開始〉
2008/3/20

(強力耐酸防護服、強力耐酸手袋を着用した██博士が撮影機械に向かって話す。)

██博士:これからSCP-XXXX-JPとの会話を試みる。

(収容室に入室する。)
(██博士がSCP-XXXX-JPに問いかける。)
██博士:よう。SCP-XXXX-JP。

SCP-XXXX-JP:……。

██博士:お前は話せるのか?

SCP-XXXX-JP:あなたは誰?

██博士:俺はお前の研究をしている者だ。
名前は覚えなくていいだろう。というか、話せるのか。
さて、早速質問なんだが、今どんな感じだ?

SCP-XXXX-JP:何か。何か、、、。言葉じゃない。
言葉だけじゃない、、。柔らかい感じ、、、違う。
[解読不能]。これがいい。

██博士:それはどういうことだ?

SCP-XXXX-JP:こう、、[解読不能]

(7秒間の沈黙。同時に酷く困惑する██博士。)

██博士:他の質問をする。
お前はどういう存在なんだ?
SCP-XXXX-JP:……。分からない。自然そのものだから。

(8秒間の沈黙。)

██博士:分かった。他の質問をする。
お前は人間に対してどう思っている?

SCP-XXXX-JP:人間……?人間……。人間。人間。
何かを、思い出した。私は人間とい、、う存在に振り回さ、れた。

██博士:どうしてだ?というか、どうしたんだ?

SCP-XXXX-JP:なにか。何か。
人間は最悪。人間さえいなかったら、、
「今」という酷いものは、、、、ない。

(突然、SCP-XXXX-JPが態度を変え、襲い掛かろうとする。)
(このとき、超高周波は確認されなかった。)

██博士:やめ…。やめろー!やめろー!!

SCP-XXXX-JP:人間。どんな、、状況でも。全て壊す。
あなた達は自分、、達が壊しているのを治そ、うとする酷い生物、、体だ。
けっ、、きょく。あなた達は自分が作ったかべを壊しては、、
また創りだす。
今だ、、に気づいていない、あなた達は、、私たちに、、、、、
私たちがあなたたちを████。

██博士:実験は中断だ!

〈撮影終了〉

実験結果:下記の実験撮影記録が実験結果となっています。

〈以外、書き起こし〉

〈撮影開始〉
2008/3/20

██博士:私はあいつと会話を行った。
あいつは人間並みの会話は可能であることは分かった。
しかし、私が人間に対して聞いたとき、あいつは突然私に襲いかかってきた。
身の危険を感じ、急遽実験を中断したんだ。
だが、あいつが言っていた事は非常に興味深く、今の世の中に関係する事だと感じた。
最後にあいつが言っていた事「人間。どんな状況でも。全て壊す。あなた達は自分達が壊しているのを治そうとする酷い生物体だ。」
それは、非常に当てはまる事だな。
さらには「結局。あなた達が作った壁を壊しては、また創りだす。」と言っていた。
何か伝えたい事を必死に話しているように見えた。
私が考えるに、あいつらは俺ら人間。ヒトに、過去何かをされたのだろう。
今の研究時点では「起源不明の生物体又は物体」という見解であいつの特徴しか分かっていない。
たが、あいつが言っていた事で考え方が変わりそうな感じがする。
もしかしたら何かの妖精?悪魔?
そう考えるとまだまだあいつは謎で溢れてるな。
今回の実験であいつは非常に敵対的なことが分かった。というか敵対的な生物体に私が変えてしまった。本当にすまない。
この生物体又は物体であるあいつは本当に危険な状況にある。
実験前のように触れることすら、収容室に入室することすらできないだろう。
また、現在の状態では収容室外部に影響を及ぼす可能性も考えられる。
その為、実験後少し考えたんだ。
ギリギリの状態で収容する事はオブジェクトを安全に収容するには私は繋がらないと考える。
私はなるべく安全性の高い収容室で収容をしたい。
これらの考えや危険性から私の結論は、
新しい収容室に移行する。
現在の収容室では収容室外部に出入りできるような構造にもなっている。
もしあいつが脱獄してしまったら、重大な収容違反にもなるからな。
詳細に関しては今後伝える。
とても急な事だ。本当に急だ。
だが、一番は私達が安全であるという所だ。
この判断はやむをえない事だと思っている。
以上だ。

〈撮影終了〉

〈以外、書き起こし〉

〈撮影開始〉
2008/4/5

██博士:少し日が空いたが、これから新しい特別収容プロトコルについて説明する。
まず最初に、今の収容サイト-8103は変更しない形で今後も同じサイトで収容する。
それに関しての理由だが、今のあいつは「生物体又は物体」と定義付けられている。
しかしながら、サイト-8103は生物用収容サイトなんだ。あいつは、生物なのか物体なのかまだはっきりはしていない。たが、今言えるのは自我を持ち、刺激反応が有り、自己複製が出来る。「これはもう生物だよな‼︎」という見解を最終的になった為だ。
それじゃ。これから新しい収容室の詳細が決定したから伝えよう。
今後はこれらの事を追加して収容するように。
大きさは45m×45m×50mの部屋に150cmのアルミニウム板を100cmのコンクリートで挟むような構造の新しい収容室に収容する事。
また、収容室に入室できるような設備は設置しない事。
収容室周辺には常に10人以上の収容チーム配置する事。
あいつの存在が外部に漏えいしないようにカバーストリーを流布し、外部に漏えいした場合は大規模のクラスAの記憶処理を施す事。
今後の監視はさらに強化し、12時間毎にレベル3のセキュリティクリアランス職員2人で交代して監視を行う。結果は私に、私が死んだり、職務を遂行できなくなったら███研究員に報告する事。
どうやって新しい収容室に移行するかが難しい所だ。
しかし、財団は優秀な人材を多く抱えている。現在に至るまで最高の方法、手段で確保・収容・保護してきたこの組織なら、より良い収容方法を見つけることだろう。

〈撮影終了〉

補遺XXXX-1: 2008年3月20日に行った実験で、SCP-XXXX-JPは人間と同様の言語能力を有している事が判明しました。
また、SCP-XXXX-JPは視覚的、物理的な接触を行わない場合でも、生物(ヒト)に対し非常に敵対的な生物体に変化したと推測されます。

補遺XXXX-2: SCP-XXXX-JPの実験撮影ログにある「[解読不能]」というものは何か、撮影機材に異常が発生し、読み取れなかったか、会話中に既に異常が発現していたと考えられます。

追記XXXX-1:SCP-XXXX-JP-Aは現在正式に確認が取れていない為、オブジェクトクラスは''Guess''としています。

注記: 前途に説明した通り、SCP-XXXX-JPは非常に敵対的である。
実験以前よりも要警戒して収容を行う事。
また、実験の際にSCP-XXXX-JPが言っていた事はある種の警告と捉えてほしい。
-██博士-


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