【改稿その3】SCP-XXXX-JP「等価交換」【ルーキーコンテスト下書き】

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アイテム番号: SCP-xxxx-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-xxxx-JPは標準低危険物収容室に保管されています。当該オブジェクトへの実験の計画、実施にはレベル2クリアランス以上の職員による承認・同行が必須です。現在当該オブジェクトへの実験は禁止されています。

説明: SCP-xxxx-JPの視覚による外見は両替機の形をしていますが、観測者により異なります。聞き取りにより、観測された当該オブジェクトの外見は、全て日本国内で流通する両替機であると確認されました。日本国内で流通する両替機、██の写真を見せたのちにSCP-xxxx-JPを視認させると全ての観測者が当該オブジェクトの外見を██と同じだと発言しています。また、すべての機器による質量・温度・外見等の測定は不可能であり、人による視覚的・触覚的観測が可能です。機器による測定を試みた場合、その場に何もない場合の結果と一致します。メジャーで当該オブジェクトを測定した結果、測定者により数cmのズレが生じました。前述した両替機、██の実際の規格を認知した状態で測定を行った結果、全ての測定値は規格に一致しました。実験に使用する対象となる素材は当該オブジェクトを使用する者の素材に対する認識と一致している必要があります。

当該オブジェクトの異常性質は、硬貨投入口或いは紙幣挿入口に物体(以下対象と表記)を接触させた場合に発現します。当該オブジェクトに接した対象は消失し、その後両替硬貨枚数設定ボタンのランプが点灯します。点灯するランプの個数は対象によって異なります。点灯しているボタンを押すと硬貨取り出し口に対象と同音異義語である物体が排出されます。またランプ点灯中に返却レバーを引くと消失した対象が硬貨取り出し口に排出されます。排出された物体と返却された対象に異常性は確認されませんでした。

SCP-xxxx-JPは20██年██月██日に██県██町██山の奥深くで遭難していた█歳の少女により発見されました。少女は自衛隊により発見、保護された際に浅い傷が複数あり、遭難時より軽装でしたが時間経過より想定されていた健康状態に比べ健康であることが記録されています。また、駆けつけた自衛隊員は少女が発見された地点付近に半壊した木造の建造物を発見しました。屋内最奥でしめ縄に囲まれた当該オブジェクトが硬貨取り出し口から大量の飴を排出していたことが確認されています。その後自衛隊に潜入しているエージェント・██の報告によって当該オブジェクトを回収し、現場にいた人間に対してクラスA記憶処理を施し、カバーストーリー「奇跡の生還」を流布しました。

実験記録-xxxx-1-1

実験責任者: █████博士
対象: 皮の表面に印をつけたサケ(Oncorhynchus keta)の切り身
方法: Dクラス職員に対象を硬貨投入口に触れさせます。
結果: 対象は消失し、ボタンは1つ点灯しました。点灯したボタンを押すと硬貨取り出し口に██████社製の█████が排出されました。外見・中身とともに日本国内にて一般販売されている発泡酒と一致しています。

実験記録-xxxx-1-2

実験責任者: █████博士
対象: 実験-xxxx-1-1で排出された██████社製の█████
方法: 実験-xxxx-1-1で操作を行ったDクラス職員に対象を硬貨投入口に触れさせます。
結果: 対象は消失し、ボタンは1つ点灯しました。点灯したボタンを押すと硬貨取り出し口にサケが排出されましたが、実験-xxxx-1-1に使用された対象ではなく、生命活動を維持した幼体のサケでした。このサケを解体するも実験-xxxx-1-1の対象につけた印は確認されませんでした。

補遺1: 実験-xxxx-1-1及び実験-xxxx-1-2に用いるDクラス職員を変更したところ排出される物体に差異が生じました。前述の発泡酒から███社製の██という外見・中身とともに日本国内にて一般販売されている日本酒に、サケは生存しているものから切り身に変化しました。後者の切り身にも印は確認されませんでした。聞き取りにより、排出された物体はDクラス職員が対象の同音異義語で一番初めに想起するイメージに合致していることが確認されました。

以上より、排出される物体は最後に対象にふれていた人物に依存していると推測されます。

実験記録-xxxx-2-1

実験責任者: █████博士
対象: バラ(Rosa)
方法: Dクラス職員-aに対象を硬貨投入口に触れさせます。また、Dクラス職員-aには対象を花として認識させます。
結果: 対象は消失し、ボタンは1つ点灯しました。点灯したボタンを押すと硬貨取り出し口に人間の鼻が排出されました。
また、その際にDクラス職員-aの顔から一般的に鼻と呼称される範囲の部位が消失しました。顔・物質共に出血は認められず消失した鼻の範囲は皮膚でふさがれていました。Dクラス職員-aは自身に起こった異常性に気付きパニックを起こしましたが、実験を記録していた職員によって拘束されました。その後の聞き取りでDクラス職員-aから鼻が消失した際に痛みはなかったと判明しています。排出された鼻の遺伝子は99.8%の確率でDクラス職員-aの遺伝子と一致することが確認されました。

以上より、排出される物体はオブジェクト内で生成されるのではなく最も近い位置にある該当する物体を転位させていると推測されます。

補遺2: Dクラス職員-aは実験から9分後に激しい頭痛を訴えました。原因は不明で、頭痛薬の使用後も効果は認められませんでしたが、1日間の休養により回復したとのことです。

実験記録-xxxx-2-2

実験責任者: █████博士
対象: バラ
方法: Dクラス職員-bに対象を硬貨投入口に触れさせます。また、Dクラス職員-bには対象をバラとして認識させます。
結果: 対象は消失し、ボタンは1つ点灯しました。点灯したボタンを押すと硬貨取り出し口にサイコロステーキ用の肉が一塊排出されました。牛肉はバラと呼称される部位以外にもサーロイン、ロースがミンチ状で確認されました。Dクラス職員-bに聞き取りを行った結果、バラ肉をバラバラにした肉であると誤認していることが確認されました。
また、Dクラス職員-bは実験から67分後に軽度の頭痛を訴えました。投薬による効果は認められませんでしたが、2時間の休養により回復したとのことです。

以上より、対象の同音異義語が事実と異なる場合でも最後に対象に触れていた者の認識が優先されると推測されます。
また、体調不良の程度と症状の回復にかかる時間は相関関係にあると推測されます。

実験記録-xxxx-3

実験責任者: █████博士
対象: 錨
方法: Dクラス職員-cに対象を硬貨投入口に触れさせます。
結果: 対象は消失し、ボタンは1つ点灯しましたが、押しても硬貨取り出し口には何も排出されませんでした。
また、実験から2分後にDクラス職員-cに感情の激しい起伏と暴力的な様子が見られたため検査を行ったところ、ノルアドレナリンの分泌が活性化し血圧が上昇していたことが確認されました。聞き取りによると、突然無性に腹が立ったと発言していました。
また、Dクラス職員-cは実験から26分後に腹痛を訴えました。投薬による効果は認識されませんでしたが、7時間の休養により回復したとのことです。

以上より、対象の同音異義語が物質でない場合物質は排出されずに目視できる影響は時間を置いてから最も当該オブジェクトに近い人物に及ぶと推測されます。体調不良が発現するまでの時間の長さと発生条件については現在調査中です。

実験記録-xxxx-5-1

実験責任者: ████研究員
対象: 柿(Diospyros kaki
方法: Dクラス職員-eに対象を硬貨投入口に触れさせます。
結果: 対象は消失し、ボタンは3つ点灯しました。点灯した1つ目のボタンを押すと硬貨取り出し口に牡蠣(Crassostrea)が排出されました。
また、この際にDクラス職員-eに体調不良が発現することはありませんでした。

実験記録-xxxx-5-2

実験責任者: ████研究員
対象: 柿
方法: Dクラス職員-eに対象を硬貨投入口に触れさせます。
結果: 対象は消失し、ボタンは3つ点灯しました。点灯した2つ目のボタンを押すとピースメーカーが排出されました。また、当実験に同伴していたセキュリティ担当者が所持していたピースメーカーが消失したことが確認されました。ピースメーカーの銃床に彫られていたイニシャルと本人の確認により、排出されたピースメーカーは実験に同伴したセキュリティ担当者のものであることが判明しました。
また、Dクラス職員-eは実験から33分後に胃痛を訴えました。投薬による効果は認められませんでしたが、6時間の休養により回復したとのことです。

実験記録-xxxx-5-3

実験責任者: ████研究員
対象: 柿
方法: Dクラス職員-fに対象を硬貨投入口に触れさせます。
結果: 対象は消失し、ボタンは3つ点灯しました。点灯した3つ目のボタンを押しても硬貨取り出し口には何も排出されませんでした。実験から2分後に室温が32度まで急速に上昇しました。室温は実験から1時間後に室内に設置している空調機の設定温度まで急速に下降しました。
また、Dクラス職員-fは実験から6分後に激しい頭痛を訴えました。投薬による効果は認められませんでしたが、1日間の休養により回復したとのことです。

実験記録-xxxx-6-1

実験責任者: ████研究員
対象: A4用紙
方法: Dクラス職員-gに対象を硬貨投入口に触れさせます。
結果: 対象は消失し、ボタンは1つ点灯しました。点灯したボタンを押すと硬貨取り出し口に毛が排出されました。また、この操作を複数回行いDNA検査を行った結果、Dクラス職員-gの遺伝子と一部を除き一致しました。この一部は検査上生じるものであるため無視できるものです。点灯したボタンの数は1つであり、他のDクラス職員複数名が行った結果にも大きな変化は認められませんでした。
また、Dクラス職員-gに体調不良は認められませんでした。
また、操作を行う者が神を知覚している場合の実験が検討されました。


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