SCP-XXXX-JP 目覚めぬ繭

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██の幅8M、高さ8M、奥行き8Mの梯子が多く設置されている収容室に収容されています。また保護管理者の許可なくSCP-XXXX-JPを傷つける、若しくは危害を加える行為は固く禁止されています。 入室する場合は必ずDクラス職員2名以上にライターなどの火器を持たせて入室させてください。 現在、SCP-XXXX-JPに接近することは禁止されています。

説明: SCP-XXXX-JPは直径約3Mの楕円体の巨大な蛾の繭のような見た目をしています。当該実体は自身を支えるためにの繭を周りに張り巡らせており定期的に支えの破壊が必要です。 現在は繭の中の生物をSCP-XXXX-JPとされています。また繭の内部の空間は異常に広大であり、内部の生物と接触すると人の心理を支配され、それ以降SCP-XXXX-JPを敬うような態度になります。しかし繭自体に接近すると接近した者は繭を破壊したいという衝動に強く襲われるようになります。また、周りの繭は非常に高い硬度を持っていることが実験によって確認されており、別の実験で熱に弱い事も確認されています。

SCP-XXXX-JPは20██年4月█日に██県██市の███公園の木と木の間に巨大な繭のようなものがあると近隣住民から通報を受け、近くに居合わせたエージェントによって発見、その場で回収を試みたが失敗。2日後に到着した回収部隊によって回収、保護されました。

収容から一か月後に、支えの処理を行っていたDクラス職員が、繭に接近した際に他の作業を放棄し繭を破壊しようとしたという報告の元、繭の中を音響で調査する実験が行われました。以下はその実験記録です。

実験記録XXXX-JP-3 - 日付20██/5/██

対象: SCP-XXXX-JP

実施方法: 音響による内部調査

結果: 繭の厚さは約0.3M、反響は確認されなかった。

分析: 繭の中は反響が全くない程広大であると考えられる。

上記の実験の後、Dクラス職員2名による直接的な内部調査を行いました。しかし、その調査中にサイト-81██内のDクラス職員8名、研究員3名が死亡、サイト-81██が半壊する事件が起こりました。下記は当時の音声を記録したものです。

音声記録XXXX-JP

<録音開始20██/6/█>

██研究員: D-48████、D-33███、先程伝えたように実験を開始してください。

D-48███: 任せとけ、こいつを燃やせばいいんだな?

D-33███ そうですね、私は後ろから燃やします。

██研究員: 何か変化があるまで燃焼し続けてください。

(数分間の沈黙)

D-48███: もしもしー?なぁ、結構溶かしてるけど、こいつの厚さって0.3Mじゃなかったのか?

██研究員: そのはずです、D-33███、そちらはどうなっていますか?

(数秒間の沈黙)

██研究員: D-33███?応答してください。そちら側はどうなっていますか?

(数秒間の沈黙)

D-48███: おい…わかったぜ…何でこいつの繭が硬いのかがよ…。

██研究員: D-48███、その場で何が起こっていますか、D-33███はどうなっていますか。

D-48███: 早く俺を出してくれ!俺までD-33███のようになっちまう…!

██研究員: 質問に答えてください。D-33███はどうなりましたか。

D-48███: 繭だ!中にいるんだよ…!顔がちらっと見えたんだ…あれはD-33███なんだよ…。

██研究員: D-33███はSCP-XXXX-JPの中にいるという事ですか?その中に他には何かありますか?

D-48███: あぁ…繭の中に…いるぜ…神々しい…誰も起こしちゃいけなかったんだ…あのお方は…。

(巨大な咆哮が響く)

(音声が途切れる)

<録音終了>

また、以下はサイト復旧後に破損した映像を修復し、SCP-XXXX-JPの内部を写した部分を抜粋した映像記録です。

映像記録XXXX-JP

[ログ開始]

D-48███: あなたは…俺をどうなさるおつもり何ですか…目覚めて何をするのですか…。

(繭の中から巨大な蛾のような5つの巨眼を持つ生物が姿を見せる)

D-48███: あなたの世界に留まることはできないのですか…?

(巨大な翅が繭を破壊し全容が露になる)

D-48███: これ以上の質疑はお赦しにならないのですね…。

(巨大な翅でゆっくりとD-48███を包み込む)

(数秒後、開かれた翅からD-48███が白い繭に包まれ現れる)

(繭の残骸から白い光が発せられ膨張し始める)

[ログ終了]

また、事件から2週間後に、生き残った研究員にインタビューを行いました。以下はその音声記録です。

対象: ██研究員

インタビュアー: 海心博士

付記: ██研究員は極度の自閉症に陥っている。

<録音開始 20██/7/█>

海心博士: 二週間前、あなたがサイト-81██内で体験した事を詳しく聞かせてください。

(ブツブツと何かを呟く声)

海心博士: あなたはSCP-XXXX-JPの内部を見たのですか?

██研究員: あのお方はそんな名前じゃない!

海心博士: わかりました、ではあなたが体験した事を教えてくれますか。

██研究員: 何もない真っ白な場所で…あのお方の御言葉を聞きました。

海心博士: その言葉とはどんな言葉でしたか?

██研究員: いけません、あのお方の御言葉を選抜者以外が聞くのは…あのお方がお赦しになりません…。

海心博士: では後程紙に書き起こしてもらえますか?

██研究員: 書き起こすのであれば大丈夫だと思います。

海心博士: わかりました。では他に見た、又は聞いたことはありますか?

██研究員: これ以上は…何もありません。

海心博士: わかりました、以上でインタビューを終わります。

<録音終了>

以下はインタビュー後、██研究員が聞いたと証言するを言葉を文章にしたものです。

補遺:1 また、先述した繭の内部の空間が限りなく膨張した場合、この世界が白い空間に飲み込まれ、その全てが消え去ってしまうだろうと考えられ、YK-クラス:世界終焉シナリオが完了する可能性があるため、SCP-XXXX-JPへの接近は厳しく制限されました。

補遺2: 上記の事件の後、半壊したサイト内に何も変わった様子のないSCP-XXXX-JPが通常の状態で発見されました。サイト復旧後、再度X線で透写した所、繭の中に死亡したとされる職員の人数分、反応が確認されました。
また、当事件後にSCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスが見直され、SefeからEucildに引き上げられました。


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