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アイテム番号: SCP-2297-JP
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-2297-JPは任意の液体が入った厚さ3cm以上の蓋付きの容器に入れた上でサイト-8181内の低脅威度物品収容ロッカーに収容されます。SCP-2297-JPを収容する容器は2日に1回、新しいものに置き換えられます。この際、内部の液体を変える必要はありません。
説明: SCP-2297-JPは鯛を模した外見を持つタレビン1です。SCP-2297-JPは液体の中を通常のキンギョと同じように泳ぎます。SCP-2297-JPは液体の中でのみその異常性を維持します。SCP-2297-JPは酸及び塩基への耐性と破壊耐性を有しており、液体内に存在する限り異常性を喪失することはありません。また、気体、もしくは固体中に5分以上晒されたSCP-2297-JPは間もなく非異常性のタレビンに不可逆的に変化します。
特筆すべき点として、SCP-2297-JPはSCP-2297-JP自身が存在する液体に人工物が隣接していた場合、それに自身の醤油キャップに当たる部分を押し当て、つつくようにして人工物を刺激します。刺激された人工物は素材に関わらず1日に約1cmのペースでつつかれた部分が削れます。
SCP-2297-JPの内部の空間にはそれの6割を満たすようにあんこが存在しています。このあんこはSCP-2297-JPの口のキャップを取り外すことによって取り出すことができ、味や風味はやや劣るものの通常のそれと同じように使用できます。このあんこは約2週間ごとに自動的に補充されます。なお、あんこを取り除いたSCP-2297-JPは他の個体よりも泳ぎが早くなることが実験により明らかになりました。
補遺: SCP-2297-JPは埼玉県内の住人から「もともと丸かった池がひょうたん型になっている」との旨の通報を受け、その存在が発覚しました。対象の住人には記憶処理が施され、住人の所有する池からは21匹のSCP-2297-JPが回収されました。調査の結果、SCP-2297-JPは4週間以上前からこの池に存在していたことが判明しました。
付与予定タグ:bbc24 scp euclid 適応 自律 液体 容器
この記事は 棍棒での殴り合いコンテスト 参加作品です。
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- portal:9014158 (05 May 2024 09:35)




魚類であるタイが漢字表記されているにも拘わらず、キンギョの方はカタカナ表記されているのが不釣り合いに思います。カタカナに統一することを推奨します。
なお「タイ」は一般的にタイ科魚類を指すようですので「タイ科魚類を模した外見を持つ」とし、キンギョは種レベルで指定できる分類群名のようですので「キンギョ(Carassius auratus)」として斜体で学名を付しておくとよいでしょう。SCP-JPサイトメンバーが広く参考としているエッセイ「学名の書き方ルールと豆知識」はどうやら属階級群名と種階級群名を対象にしているきらいがあるので、科階級群であるタイ科について学名併記を強く求められてはいなさそうです。
「同様に遊泳します」とかでいかがですか。
ひらがなが続いていて「でのみその」がやや読みづらかったです。「液体の中でのみ異常性を」として単純化してはいかがでしょうか。
酸と塩基への耐性が「破壊耐性」と別物として取り扱われていることに違和感を覚えました。化学的な破壊と物理(特に力学?)的な破壊とを区別したのかもしれませんが、酸や塩基以外にも加水分解や酸化還元反応といった生体に対して有害になりうる化学反応を引き起こせる物質は数多存在するため、酸と塩基のみ特記する必要性を感じられませんでした。一言で「破壊耐性」としてまとめるか、物理的/化学的に大別するか、あたりが妥当な対応に思います。
面白くなかったです。
1. オチがSCP-1238と同じ
スポイラーを読む限り池の変形をオチにしているようですが、周囲の物体を消費する異常性を持つ動物が地形を大規模に改変してしまったという結末は既にSCP-1238が実現しています。SCP-1238はSCP-JPでの評価こそ現状+59に留まっていますが、アニヲタwikiに独立記事が存在し、またYouTubeに複数の解説動画が投稿されているなど、SCP-JP内外で高い知名度を持つ生物系アノマリーと言ってよいです。
SCP-1238はしっかりとしたクリニカルトーンや、生物学的な作用が地質学的・地形学的なトピックに影響を与える意外性、またその論理の頑健性から、高い評価を得ています。本作はSCP-1238と同様のオチを辿っていますが、SCP-1238ほどの学術的興味を駆り立てる表現が無く、2.で後述する点も併せて説得力・納得感が薄いです。強力な前例が存在する展開や結末を採用するなら既視感を上回るだけの魅力がほしいところですが(個人的にはそれでも危ない橋はなるべく渡りたくありませんが)、現状ではそれが欠けていると考えます。
2. 要素間の脈絡が薄い
SCP-1238は魚類がその生活環の一部で鉱物の消費を可能とするという異常性でストーリーを成り立たせていますが、本作はSCP-1238よりも非現実的な要素が多く、かつそれらが適切な関係性を持って繋がっていません。
本作の要素を整理すると
という3要素に大別できます。これらの各要素は作中で全く因果関係ないし相関関係が示されていません。
これらの合理的な説明が皆無であり、現状の報告書は無関係の要素をただ陳列しただけでストーリーが成立していない印象を受けます。「これがこうなってそうなるから、この設定なのだなあ」と読者が納得できるように、物語に筋を通す方針が無難でしょう。オッカムの剃刀やチェーホフの銃のような考え方も参考になるかと思います。
批評ありがとうございます。
改めて弊記事を確認したところ、単なる設定の寄せ集めであったことを痛感しました。このアイデアの組み合わせによって相乗効果を乗せることは厳しいと考え、批評をとりやめとさせていただきます。頂いた記事のリンクは、どれも私の執筆の役に立つものでした。重ねて感謝を申し上げます。