2/12改稿 パーティーはお開きの時間だ

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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはその異常性から完全な収容は不可能です。そのためSCP-XXXX-JPが出現した後の対処に注力します。SCP-XXXX-JPが出現した場合、SCP-XXXX-JPの影響を受けた人物に記憶処理を行い状況に適したカバーストーリーを流布してください。SCP-XXXX-JPに対する新たな確保・対話・インタビュー等の試みはSCP-XXXX-JPの異常性により困難であるため行われていません。

説明: SCP-XXXX-JPは5人以上が出現する集会にて出現する、身長約175cmかつ細身の日本人の容姿をした人型実体です。出現の際、SCP-XXXX-JPはすべての事例で正装を着用しビデオカメラを所持していることが確認されています。SCP-XXXX-JPが出現している間、SCP-XXXX-JPはビデオカメラを起動し撮影を行っていると発言や様子から考えられていますが、ビデオカメラの画面は強いノイズで覆われておりSCP-XXXX-JPがビデオカメラの端末でどのような操作を行っているか識別するのは困難です。

SCP-XXXX-JPは不定期に集会が行われている場所の入り口や周辺に出現します。出現したSCP-XXXX-JPは、ビデオカメラを起動するとともに集会が間もなく終了される旨の発言をします。このときの発言は共通して享楽的であり、参加者の今後を肯定するようなポジティブな内容である場合がほとんどです。この発言に集会の参加者は必ず同調し、集会が進行途中であったとしてもSCP-XXXX-JPの発言から10分以内には集会は終了します。その後、集会の参加者は集会中の記憶を忘却し、集会の参加者全員が集会の場を去ったのちSCP-XXXX-JPは消失します。

この際集会においてすべての参加者から注目を受けた、または受けるはずだった人物(結婚式での新婚の夫妻、演説やデモ活動での演説者や主催者)がいた場合、その人物についての記憶も事例によって差はありますが部分的に失われます。失われた記憶の代わりに、集会中の感情が曖昧な記憶として残ることが全ての事例において確認されています。この記憶は記憶処理によって消去することが可能です。

特筆すべき事項として、SCP-XXXX-JPが出現した集会の参加者は「SCP-XXXX-JPは集会の開始から参加していた」という認識の改変を受けます。また参加者はSCP-XXXX-JPの存在や行動に疑念を覚えることはないため、SCP-XXXX-JPは何かしらの認識災害的影響を保持していると考えられます。

以下は今までに確認されたSCP-XXXX-JPの主な事例です。

事例XXXX-JP-1

発生日: 1998年12月9日

概要: 有限会社██████で行われた忘年会で発生。忘年会が開始されてから43分後にSCP-XXXX-JP-Aが出現し、忘年会に参加していた14人が影響を受け忘年会中の記憶を喪失した。この事例に対する対応は完了済み。
補足: この事例は財団が初めて認知したSCP-XXXX-JP事例である。

事例XXXX-JP-6

発生日: 2004年7月2日

概要: 群馬県高崎市███小学校で行われた転校する生徒とのお別れ会で発生。お別れ会が開始されてから31分後にSCP-XXXX-JPが発生し、参加していた23人が影響を受けお別れ会の記憶及び転校する生徒についての一部の記憶を喪失した。この事例に対する対応は完了済み。
補足: この事例は財団が初めて「集会においてすべての参加者から注目を受けた人物がいればその人物についての記憶も部分的に失われる」という異常性を認知した事例である。また、偶然周辺で財団エージェントが業務をしていたことからSCP-XXXX-JPに対するインタビューに成功した。インタビューログはインタビューログXXXX-JP-6を参照されたし。またSCP-XXXX-JPを確保する試みも行ったがSCP-XXXX-JPが消失したことで失敗した。

事例SCP-XXXX-JP-14

発生日: 2010年11月10日

概要: 愛媛県で行われた全国高校サッカー選手権大会予選の決勝で敗れた███高校の試合後のミーティングで発生した。ミーティングが開始されてから11分後にSCP-XXXX-JPが発生し、参加していた21名が影響を受けミーティング中の記憶及びチームの監督についての一部の記憶を喪失した。この事例に対する対応は完了済み。
補足: この事例は財団が初めて「集会においてすべての参加者から注目を受けるはずだった人物がいればその人物についての記憶も部分的に失われる」という異常性を認知した事例である。

2023年█月█日に発生したSCP-XXXX-JPで新たな異常性が確認されました。この異常性がSCP-XXXX-JPの事例すべてで起こりえるのか、それとも異常性が確認された事例のみのものなのかは現在調査中です。詳細は補遺1を参照してください。

補遺1: 2023年█月█日に出現したSCP-XXXX-JP(事例XXXX-JP-31)で従来のSCP-XXXX-JPの異常性とは異なる異常性が確認されました。SCP-XXXX-JPはインターネットでインフルエンサーとして活動していた三谷康太氏の葬式で出現しました。三谷氏はインターネット上で誹謗中傷が殺到しており死亡する前日には「この死をもって世の中の無情さを証明する」といった旨の自殺予告をしていました。SCP-XXXX-JP-Aは三谷氏の葬式が始まってから15分後に出現し従来通りの行動をしましたがSCP-XXXX-JPの異常性である集会中の記憶の改竄が葬式に参加している人間の他に日本に住んでいる人間1515人にも発生しました。これによって異常性を受けた1515人は三谷氏と三谷氏に関連するインターネット上の騒動についての全ての記憶を失いました。財団は異常性を受けた全ての人物を速やかに特定し記憶処理とカバーストーリーの流布を行うことでSCP-XXXX-JPの存在が社会に流出することを阻止しました。

事例XXXX-JP-31でSCP-XXXX-JPの異常性に曝露した人物の共通点についての調査が進められており、異常性に曝露した人物の全員が三谷氏の葬式が行われている間に三谷氏または三谷氏に関連するインターネット上の騒動についてインターネット上で言及していたことがわかりました。

この情報より事例XXXX-JP-31において「集会においてすべての参加者から注目を受けた、または受けるはずだった人物がいた場合、その人物について集会が行われている時間にインターネット上で言及すると集会の参加者でなくても異常性の影響を受ける」という新たな異常性が確認されたと判断されました。財団はこの異常性はSCP-XXXX-JPのものなのか事例XXXX-JP-31のみのものなのか調査を進めるとともに、三谷氏がこの新たな異常性に関与しているのかについても調査しています。

また、この事例において偶然周辺に待機していた財団エージェントがSCP-XXXX-JPへのインタビューを行いました。インタビューの書き起こしはインタビューログXXXX-JP-31を参照してください。

補遺2: 事例XXXX-JP-31調査で資料として三谷康太氏の遺書が発見されました。全文はサイト管理官から許可を得ることで参照できます。

三谷氏の遺書は三谷氏の遺族の家のゴミ袋の中から発見されました。遺書の内容には遺書は三谷氏の自宅の自室の机の上に置いてあると記載されているため、後述する理由で三谷氏の遺族が遺書を所持して葬式に参加し、SCP-XXXX-JPの効果で遺書について忘れ、いらないものだと判断して帰宅したのちに捨てたと考えられます。

三谷氏の遺書には自身に誹謗中傷を行ったものに対する怒りや家族や友人への感謝と謝罪、そして「自身の葬式が終了したときにこの遺書をインターネット上で公開して誹謗中傷の風習を終わらせる」という旨の文が書かれていました。さらにそれと同時に誹謗中傷を行った人物に対し自身の貯金で裁判を起こせという要望も明記されていました。三谷氏の遺族が葬式時に遺書を所有していた理由は葬式終了後速やかに遺書の公開などを行うためだと考えられています。

現在三谷康太氏の遺書は非危険物収容ロッカーで保管されています。カバーストーリーの内容の都合上この遺書は公開されていません。


scp keter jp 人間型 認識災害 記憶影響 未収容



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執筆者: TOU-yuu
文字数: 5309
リビジョン数: 33
批評コメント: 6

最終更新: 18 Feb 2025 01:25
最終コメント: 13 Feb 2025 13:21 by TOU-yuu

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