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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Pending Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-8115の植物型オブジェクト収容室で、冬虫夏草菌糸が伸びた土壌によって適切に管理してください。収容室には、完全に消毒された研究者以外のいかなる生物も入室できません。SCP-XXXX-JP-3に曝露した人間は専用の検査キットで検査の後、必要な場合は記憶処理を施してください。現在この検査キットは試験的なものです。
説明: SCP-XXXX-JPは、現実改変能力を持った冬虫夏草です。現在確認されている実体の種類は約█百種類におよび、これ以上の種類がある事が研究によって明らかになりました。これらはまとめてSCP-XXXX-JP-1と呼称されます。
実体は普通、異常性のない冬虫夏草と同じ挙動を見せます。高温多湿の環境で昆虫や菌類から発生し、胞子を撒いて寄生を繰り返します。ですが、昆虫に寄生した際、寄生主(SCP-XXXX-JP-2)のヒュームを吸い取り、自身のヒューム値を少し高める事があります。SCP-XXXX-JP-2はトンネル効果1、量子もつれ2など通常ではありえない挙動を見せます。そしてSCP-XXXX-JP-2の生命活動が終わる直前に胞子を撒き、別の個体に付着すると、ヒューム値を受け継いだ実体が発生し、胞子を撒いた直後の実体は消滅します。そのようにしてヒューム値を一定以上3まで高めた実体は、冬虫夏草が育つのに適した菌が付着した土壌に菌糸を伸ばします。そして、菌糸の伸びた実体が人為的、または他の要因によって掘り起こされた際、中規模から大規模の地震が発生します。掘り起こされなかった場合、胞子を撒く直前に土壌中の微生物からヒューム値を吸い取り、新たな実体のヒューム値を高めます。震源は掘り起こされた実体の土壌に対する接触部分から、陸なら半径28km、海洋なら半径415km以内の範囲に位置するとされています。震度は菌糸の地表からの深さに正比例します。また、実体が撒く胞子(SCP-XXXX-JP-3)は、蓄積されているヒューム値に正比例する濃度の放射線を発する上、軽度の反ミーム能力も有しています。微量でも被曝すると、確実に放射汚染4を起こします。また、低確率5で、ある場所に実体が存在しているという根拠のある事実が認識出来なくなります。この反ミーム効果は、検査キット"K-540N7"によって曝露状態を検査出来ます。現在、K-540N7の確実性は99.█%です。反ミーム効果は、Bクラス記憶処理によって完全な治療をする事が出来ます。
実体は、サイト-8115の花壇に生えている冬虫夏草をとある研究者が掘り起こした際、震度3の地震が起こった事で発見されました。その地震の際、█個のSafeオブジェクトが収容違反を起こしましたが、数分後には再収容に至りました。その後も日本の各地で同じ異常性を持つ実体が発見され、現在6██種、3███個体が収容されています。
実験記録XXXX-JP-い 20██/█/█
概要: 実体のSCP-XXXX-JP-2からの人為的栽培
方法:異常性を発する事が可能な実体を発生させるSCP-XXXX-JP-3を、既に寄生から解放され、且つ生存しているSCP-XXXX-JP-2の肉体に付着させる。
結果: SCP-XXXX-JP-1が発生したが、異常性が弱まっていた。6
備考: 斎藤博士が微量のSCP-XXXX-JP-3に被曝したが、検査キットによる検査と口頭でのインタビューの結果、軽度の放射汚染以外に異常性は見られなかった為、自宅療養での経過観察とした。
実験記録XXXX-JP-ろ 20██/█/█
概要: 環境条件における性質の変化の検証
方法: 高温乾燥・低温乾燥・低温多湿で、アブラセミの肉体にSCP-XXXX-JP-3を付着させ、土壌に再寄生したところで掘り起こす事で起こる事象を検証する。
結果: 高温乾燥だと火事、低温乾燥だと電気機器の誤作動、低温多湿だと津波がそれぞれ発生した。
備考: 実体は地震のみではなく、震災と呼ばれるもの全てを起こす事が可能であると考えられる。
実験記録XXXX-JP-は 2011/3/11
概要: 異常性の合算実験
方法:震度4の地震を起こす実体を2つ用意し、安全が確保された状態で同時に掘り起こす。
結果: 不可解な現実改変7が見られ、震央が東日本の太平洋沖となり、最大震度7を記録した。また、ある民家の火で高温乾燥の環境になった場所の実体が掘り起こされ、連鎖的に各地で火事が相次いだ。加えて、川が氾濫し、低温多湿の環境になった場所の実体が掘り起こされ、最大40.5mの津波が発生した。更に、福岡第一原発近くに胞子が大量に撒かれ、放射汚染が起きた。
補遺1: サイト-8115研究所と斎藤博士のメール
To: 斎藤博士
From: サイト-8115研究所
Subject: SCP-XXXX-JPについて
療養中のところ申し訳ないが、博士に研究の結果を報告いたす。
近年、東京大都市圏での養蜂が増加している。それにより、SCP-XXXX-JP-2に成りうる媒体が首都圏に急激に増えている。それらを踏まえて計算したところ、首都圏にSCP-XXXX-JP-1実体が約7██個体程、集中的に分布しているという結果になった。これらの問題について、我々研究所と日本支部理事会とで協議中である。
博士。急かす訳ではないが、一刻も早い研究所への復帰を求める。下手をするとK-クラスシナリオを起こしかねない事態となっている。
To: サイト8115-研究所
From: 斎藤博士
Subject: Re:SCP-XXXX-JPについて
実体の集中的分布についての返信。
私もコンピュータ8を使い計算してみたが、そこまで集中的に分布している事はありえないと考えている。ただのミスではないのか?日本支部理事会に御迷惑をかける前に訂正しておけ。
このようなミスを犯すとは私も少し不安だ。一刻も早く復帰出来るよう、食生活に気を付けてみようかな。
補遺2: 日本支部理事会と斎藤博士のメール
To: 日本支部理事会
From: 斎藤博士
Subject: SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスについて
日本支部理事会へ上申いたす。
SCP-XXXX-JPの研究の結果、
1.適切な管理によって危険性が著しく低くなる点
2.広い範囲での分布の可能性が著しく低い点
以上の2点を根拠に、現在オブジェクトクラスPendingの当実体はSafeが妥当であると結論が出た。
日本支部理事会による承認を求む。
加えて、先日のK-クラスシナリオの発生に関する上申の誤りを、当実体の研究部長の私が代表して謝罪いたす。
To: 斎藤博士
From: 日本支部理事会
Subject: Re:SCP-XXXX-JPのオブジェクトクラスについて
斎藤博士の申告を承認する。
今後は特別収容プロトコルに基づいて適切に管理・研究・保護する事を命じる。ただし、先日のような誤りを今後もする事がないよう、当実体の研究担当を他の部に委嘱するように。
このようなミスは二度と無くすよう、サイト-8115の更なる活躍を期待する。
確保、収容、保護。
補遺3: 小島助手と斎藤博士のメール
To: 斎藤博士
From: 小島助手
Subject: お元気ですか?
その後、SCP-XXXX-JP-3の影響はいかがでしょうか?悪化しているという事が無ければ良いのですが。
集中的分布の件、確かに我々のミスだったようですね。博士が言うんですから。きちんと担当をクリアランスレベル4の部に委嘱して、日本支部理事会にと私達から謝罪しておきましたよ。危うく助手である私の首が飛ぶところでしたが笑
ところで、最近の世の中はやたらと物騒ですよね。陰謀論だとか何とか。SCP-XXXX-JPで思い出したんですけど、首都直下地震とかも言われていますよね。また新しいオブジェクトとして扱われるのでしょうか。我々のサイトに任されないと良いですね笑
博士の回復と、また博士と共に働ける日々を、研究員一同心からお待ちしています。
To: 小島助手
From: 斎藤博士
Subject: 少なくとも私はそんなもの信じないが
お気遣い感謝する。最近は吐き気を催す事もなくなって、あと少しで復帰出来そうだ。
日本支部理事会は怒らせるなよ。前に私が間違った報告をした際、1ヶ月の減給処分を食らった事があるからな。あの時期は卵かけ飯しか食べれなかったんだぞ。
首都直下地震か。レベル3の私はレベル4以上で何が起きているのか知らないが、私はこの地震は起きないと信じている派なものでね。東京に多くコイツがいるってのが本当だったり、なんてな。本当だったら冗談では済まないが。
そういや、私に使った検査キット、まだ試験的なものなんだろう?ほとんど完成しているようなものだが、万が一という事もある。早く完成させておけ。
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- portal:8608126 (28 May 2023 12:21)




拝読しました。現状DVです。
細かい表現面もありますが、何よりこの記事の根本的な問題として財団が無能すぎる点が挙げられます。その為展開に違和感があり、面白さが阻害されています。ざっと挙げていきましょう。
・斎藤博士について
何よりもこの点です。説明の時点で「異常性の反ミームに曝露すると放射汚染というサインが出る」と読者に示しているのにも関わらず、何故報告書内で誰も斎藤博士が反ミームに曝露している可能性に気付かないのでしょうか? 記事は文字通り「財団が書いた報告書」という体裁を取るため、読者に示されている事はイコールで"財団にも知られている事"を意味します。その為現状ではかなり展開に無理があるように感じます。
また、その言動も大きくDVを誘ってしまうでしょう。というより「SafeクラスがK-クラスシナリオを起こす事はありえない」の一文を見た瞬間にDVする人はいると思います。「そんな訳が無い」です。
Safeクラスオブジェクトに指定されていた物が後々にKeterクラスものと発覚したり(キチクマなんかがその代表例です)、本来Safeでも一歩ミスっただけでK-クラスシナリオに直結してしまったという記事は沢山あります。その上で「Safeは危険度じゃなく収容難易度であり、一歩ミスれば世界を滅ぼす危険な代物である事も往々にしてある」事は読者の共通認識と言っていいでしょう。この発言は展開のご都合感を底上げしてしまっています。
またその後のメールの内容(Safeクラスが妥当では?のメール)的に「SafeクラスがKクラスシナリオを〜」発言時ではまだオブジェクトクラス決まってなくない?という疑問点もあります。
・実験について
実験も同様です。実験で東日本大震災を起こすほど財団は頭の悪い行動をしないと感じます。
・異常性について
そもそも当SCPの異常性は「震災を起こす冬虫夏草」ですが、この異常性の時点でかなり既視感があります。現状ではあまり「冬虫夏草である」必要性を感じなかったので、よりそういった面で個性を出せるのではないでしょうか。
・オチについて
当記事が目指す面白みは「首都直下地震が将来起きるであろう事を読者が知っている」事を前提として成り立っています。その上で「首都直下地震は都市伝説だ」と言う旨の文章は共感性が低く、これもご都合感を上げる要因になっています。
総評としては財団の言動にツッコミ所があまりにも多く、現状では残すのは厳しそうです。異常性は特に悪くないと思いますので、今一度展開の方を作り直す事をお勧めします。
以上です。執筆応援しています。
ご批評ありがとうございます。
コメントで自分では気付けなかった点に多く気付かせて頂きました。
・斎藤博士について
読み返してみるとかなり支離滅裂ですね…。確かになんで財団は反ミーム効果に気付けないのか意味が分からないですね。では確率で反ミームが起こるというのはどうでしょう?
・オブジェクトクラスについて
メールの段階では決まっておらず、現在はSafeにされているという状態です。Pending削除からのSafeに改稿させていただきます。
・実験について
確かに財団の実験は細心の注意をはらって行われているものでしょうし、実験で大震災はおかしいですね。では何かしらの原因で収容違反を起こした、なんて展開にすると良くなりそうです。
・異常性について
冬虫夏草である必要性は「昆虫からヒュームを吸い取る」、「昆虫に寄生するので分布が広い」などの点です。分かりづらいようでしたらどのようにすれば分かりやすくなるでしょうか?
・首都直下地震について
「首都直下地震は都市伝説だ」は確かに「え、結局起きるの?起きないの?」となりそうですね。まだベストな表現は見付かっていませんが改稿していくうちに見付けていきたいと思います。
以上の点を確認しながらもう一度改稿させていただきます。重ねて、ご批評ありがとうございました。