あなたはひとりじゃない【5/6 11:10改稿】

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!注意 こちらの内容を大きく変えようとしています。

変更点としては起承転結の起承を大きくエセ科学だったところを、共同幻想のようなものを持っている初めからそういう人間たちが居たという内容に書き換えるつもりです。

起 初めから普通の人には見えない共同幻想のような本来居ないはずの人間たち(土着の神様みたいなもの?)みたいなものが見える村人たちが居た

承 村から出るためにはあるオブジェクトに触って本来居ないはずの人間たちが見えない状態にならないと出ていってはいけない仕組みになっていた

転 村人以外(財団の人間)がオブジェクトに触り本来見えるはずの財団の一部の人間や一般人が見えなくなっていることに気づく

結 実は本来居ないはずの人間が見える共同幻想には村人以外にもかかっていて村人以外が触るとそれが解除されて、自分が大切に思っていた人たちが幻想だったことに気づいて自殺する(財団は完全には気づかないようにしたい)
の流れにしようと思っています。

アイデア募集中
財団がオブジェクトを回収しない(村人から引き剥がさないだけで周囲を見張る、立ち入り禁止区域にするのはがいいかなと思っています)理由

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはセクター-██で冷蔵して収容してください。

説明:このSCP-XXXX-JPは日本の██県██市にある、GOI-████1によって管理される研究施設から発見されました。確認されたSCP-XXXX-JPは注射剤です。人間の静脈に注射することで利用します。この薬を注射された人間は体内で細菌SCP-XXXX-JP-Aを生成し、感染します。この細菌は感染した対象が一人の場合、周辺約50メートルに微弱な電波を発します。

この弱い電波は特に健康などに影響を与えません。対象者が複数人になった場合、対象者から出る電波が一定のパターンに収束し、お互いに交信している可能性が指摘されています。

実験記録XXXX - 日付20██/05/05

対象: Dクラス職員A及びDクラス職員B
実験:感染経路調査(空気感染)
実施方法: 感染したDクラス職員と非感染のDクラス職員を複数人同じ密室で9時間放置。
結果: 感染はしなかったが、複数の被験者が空気が重いと訴えた。
分析: 実験後、質量変動の可能性があるとして調査したが変化は認められなかった。

実験:感染経路調査(接触感染)
実施方法: 感染したDクラス職員と非感染のDクラス職員を3時間手を繋がせた。
結果: 感染はしなかったが参加した複数の被験者は長時間手をつなぐのは疲れたと訴えた。

実験:感染経路調査(飛沫感染)
実施方法: 感染したDクラス職員から非感染のDクラス職員に向かって10回のくしゃみを浴びせた。
結果: 感染はしなかったが被験者は非常に不快感を感じたと訴えた。

実験の結果、感染力は異常なほどに低く、パンデミックの可能性などはないと位置づけらました。実験の最中にある1人の被験者Aが体調を崩し、医務室へ移動した際に、被験者Bも体調が悪そうだから医務室に行ったほうがいいのではないかと進言しました。被験者Aと被験者Bはその際に一時的に別の部屋で検査を受けており、接触はなく、通信機器も保持していなかっため、電波での交信は被験者に感染した細菌が発しているものの、その情報が感染者に関するものである仮説が生まれました。

実験記録XXXX - 日付20██/05/06

対象: Dクラス職員A及びDクラス職員B
実施方法: 感染者AにESPカードを見せて、感染者Bに今感染者Bが見えているカードを引くように指示
結果: 30回のテスト結果、6回の的中を見せた。
分析: 確率的には平均的であるため、影響は確認できなかった。

実施方法: 感染者Aの特定の箇所に針を指し、感染者Bにどこが刺されているか指で指すように指示
結果: 30回のテスト結果、3回の的中を見せた。
分析: 特に得るものがなかった。
・・・
・・・
・・・
実施方法: 本実験を最後に終了予定であった感染者Aの終了処理を予定通り実施し、感染者Bの状態を確認
結果: 感染者Aの終了処理直後から感染者Bは「なぜ殺したんですか?」「私も殺されるんですか?」などと非常に怯えた。
分析: SCP-XXXX-JP-Aは 感染者にとって緊急度の高い情報を交換している可能性があると仮説が生まれた。

実験記録XXXX - 日付20██/05/10

対象: Dクラス職員10名
実施方法: 感染者の1人(感染者Cと呼称)に対してこれからされることを伝えた。
結果: 伝えられた本人は非常に怯えたが、他の9人は特筆することはなかった。

実施方法: 感染者Cに対し、死なないように指を切り取った。
結果: 切り取られた本人は強い苦痛を訴え、大声で助けを叫んだが、他の9人は特筆することはなかった。
・・・
・・・
・・・
実施方法: 感染者Cに対し、終了処理を行った。
結果: 他の9人は特筆することはなかった。
分析: 特に得るものがなかった。

仮説のような結果が得られなかったため、感染者9人に対し、実験の終了を伝えたところ、他の感染者に会ってみたいとの声が一部で上がり、それを許可しました。

感染者9人の間で、一部で感染者Cの話題が上がったため、実験担当者が彼はすでにいないことを伝えると、感染者9人はそれを否定しました。

対象: 感染者D

インタビュアー: ██研究員

付記: 簡易インタビュー記録(速度を重視したためオープンスペースで感染者複数人のインタビューを同時並行)

<録音開始>

インタビュアー: 感染者Cの名前を伝えてください。

感染者D: 彼の名前は[削除済み]ですよね?

インタビュアー: 感染者Cはどのような状態ですか?

感染者D: えっと、そこにいるので彼に聞けばいいのではないでしょうか?

インタビュアー: 質問に答えてください感染者Cはどのような状態ですか?

感染者D: 先程は実験で「ずいぶんひどい目に合わされた」と言っていましたが、今は元気に見えます。

インタビュアー: どのようなことをされたと言っていましたか?

感染者D: 指を切り取られたり拷問されたりしたと言っていましたが、全ては夢だったようだと言っていました。

インタビュアー: 感染者Cにそこのコーヒーを持ってくるように伝えてもらってもいいですか?

感染者D: わかりました。
(感染者Dが感染者Cへ対する呼びかけを行いコーヒーを持ってくる)

インタビュアー: なぜ感染者Cではなくて、あなたがコーヒーを持ってきたのでしょうか?

感染者D: 持ってきたのは感染者Cですけど?

<録音終了>

終了報告書: 彼らは分散コンピュータのように自分たちの情報を複数人で補完しあっているようでした。おそらく感染者がその補完できる状態が破綻するまでその状態が続くと思われます。今後何人までこの補完は対応できるのか、そして何人欠落すると補完できなくなるか引き続き実験を行うべきと思われます。

追記: 実験後、被験者から症状の治療をして欲しいと要望があったため、██博士による治療が行われました。治療は成功したと思われましたが、そのうちDクラス職員Eは、翌日以降SCP-XXXX-JP-A効果範囲対象外の職員を一部認識できなくなっており、混乱していたため、検査及び聞き取り調査が行われました。

対象: Dクラス職員E

インタビュアー: ██研究員

付記: 対象が一部インタビュアーを認識できなかったため複数回インタビュアーの交代を行った。

<録音開始>

インタビュアー: なぜ職員を無視するのでしょうか?

Dクラス職員E: あなたたちがいると言っている職員は本当に存在するのですか?冗談にしか思えない。

インタビュアー: Dクラス職員αはわかりますでしょうか?

Dクラス職員E: 友人です。もちろん知っています。

インタビュアー: Dクラス職員αは本日あなたからずっと無視されていると訴えています。

Dクラス職員E: 知りませんでした・・・。

インタビュアー: この写真を見てください。
[写真を提示]
Dクラス職員E: 確かこの写真にはDクラス職員αと一緒に写っていたはずですが。

インタビュアー: 写真に写っているDクラス職員αが見えませんか?

Dクラス職員E: 本当は映っているのですか?あなたたちが編集したわけではなく?

インタビュアー: 私たちは修正を行っていません。

Dクラス職員E: もしかすると職員のほかにも家族が見えなくなっていたかもしれないのです。今朝から姿が見えなくて。家族に連絡を取ることは可能ですか?

インタビュアー: わかりました。10分間お時間を取らせていただきます。

Dクラス職員E: わかりました。

[Dクラス職員Eが家族に連絡を取る]

インタビュアー: 家族の方はなんといっていましたか?

Dクラス職員E: 電話はつながったのですが、声が妻とは別人のように聞こえました。話している内容もどこか不自然でした。これも薬の副作用なのでしょうか?

インタビュアー: その可能性があります。こちらもできる限りサポートしますので治療を進めましょう。

Dクラス職員E: わかりました。

<録音終了>

補遺:Dクラス職員が非常に協力的だったこと及び問題を起こす可能性が低かったため一時的に帰宅の許可を出したところ、3日後自宅の部屋でDクラス職員が自殺しているところをその妻が発見しました。Dクラス職員は過度の妄想で混乱していたと思われ、発見された遺書には以下のような文章が書かれていました。

私たちは騙されていた!実験の影響ではない。いつから感染していた?いつからこんな世界だった?

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  1. portal:8575413 (04 May 2023 11:05)
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