SCP-XXXX-JP 海洋列車(仮)

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 海洋列車(仮)
著者: KANAZUNI
作成年: 2023

発見時に撮影されたSCP-XXXX-JP

アイテム番号: SCP-XXXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPの現実性の吸引を防ぐために、SCP-XXXX-JPの移動手段である線路やアスファルトを使用していない収容房に収容されます。

説明: SCP-XXXX-JPは横4m、縦5m、幅20mのコンテナ車に見える尾ひれやエラなどがついた魚類生命体です。

一般的な魚は水中で生活していますが、SCP-XXXX-JPは地上で生活しています。また、SCP-XXXX-JPはマグロ(Thunnus)と似た構造をしており、エラと見られる部位の筋肉がないため、一定周期で線路上を走行し呼吸していることが判明しています。

SCP-XXXX-JPは一般的な知能を有しており、魚類には見られない発声器官を持っています。SCP-XXXX-JPは自身が人類に影響を与えていることを自覚しておらず、インタビュー中は財団に友好的です。

+ インタビューログ(2███/█/██)

インタビューログ:

インタビュアー: ██博士

対象: SCP-XXXX-JP

<ログ開始>

██博士: こんにちは。SCP-XXXX-JP。差し支えなければ少し質問したいのですが？

SCP-XXXX-JP: ん？ああ、こんにちは！██博士！他にやることも無いしいいですよ。

██博士: ありがとうございます。では、何故あなたは現実性の吸引を行うのですか？

SCP-XXXX-JP: うーん、難しい質問ですね。まあ、生きるために必要な事です。博士たちも生きるために呼吸をするでしょう？それと同じですかね。

██博士: 「呼吸」、ですか…しかしあなたはエラを動かせないのでは無いのですか？

SCP-XXXX-JP: そりゃあ私たちはマグロの子孫ですからね。エラを動かす筋肉が無いんですよ。聞いたことがあるでしょう。マグロは泳がなければ死んでしまうんですよ。

██博士: ですが今あなたは動いていませんよね？苦しかったりしないんですか？

SCP-XXXX-JP: まあそれは私の両親が今も現実性を吸っていますから…

██博士: はい？どういうことですか？

SCP-XXXX-JP: 説明してませんでしたね。私もどうなっているかは分からないのですが両親が現実性を吸っていたら私も吸っている事になっているんですよ。見えないへその緒が常についているようなものです。

██博士: はー…ではあなたの両親は今も海で現実性を吸引していると。

SCP-XXXX-JP: いえ、両親も私と同じ姿で地上で暮らしていますよ。

██博士: えっ？…すみません。急遽インタビューを終了します。ありがとうございました。SCP-XXXX-JP。

SCP-XXXX-JP: ああ、ありがとうございました。

<ログ終了>

終了報告書: SCP-XXXX-JPの両親とされる魚類が地上に存在していることが判明しました。現在もエージェントによって日本全域の調査が進められています。

+ ██研究員と██研究助手の会話(1部抜粋)

██研究助手: アレが魚ではなくただのコンテナ車にしか見えないのは私だけでしょうか…？

██研究員: 良かった。自分だけじゃなくて。強力なミーム的な何かかもしれんな。担当者に報告してみる。

██研究助手: 了解です。

付与予定タグ: scp、jp、Euclid、魚類、ミーム、乗り物

+ 使用画像のライセンス表示を開く

ファイルページ: 電車

ソース: https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:JR_Negishi_line_Negishi_station_EF64-1042_20090606.jpg
ライセンス: CC BY-SA 3.0

タイトル: 電車
著作権者: Nzrst1jx
公開年: 2009

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  批評コメント批評コメント

  
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  Tutu-sh 29 Mar 2023 05:27

  設定がちぐはぐとしていて、全体的に取っ散らかっている印象を受けました。方向性を試行錯誤するのは結構ですが、読者からの目線を考えた際に、ストーリーや展開は1本の筋が通るようにすることを意識するのが良いでしょう。

  より具体的に申し上げると、「SCP-XXXXX-JPは陸上に生息する魚である」「SCP-XXXX-JPは現実性を吸引して呼吸する」「SCP-XXXX-JPの両親が呼吸をしていればSCP-XXXX-JPも呼吸をしていることになる」「SCP-XXXX-JPの外見はコンテナ車である」というそれぞれの設定に関連性がありません。複数の要素の間に繋がりが無く、読者からすると無関係の設定が寄せ集められただけに見えてしまいます。読者から納得してもらう報告書を執筆するには、AとBという2つの要素があるから組み合わせたらCという設定を開示できる、Dという設定はEという設定として言いかえることができる、というように展開を滑らかに運ぶ必要があります。まずはオブジェクトの合理性を高めるところから始めてみてはいかがでしょうか。

  一般的な魚は水中で生活していますが、SCP-XXXX-JPは酸素を水とし地上で生活しています。

  よく分かりません。水中の魚も水中に溶存する酸素をエラから取り込んで好気呼吸を行っているはずです。水と酸素の対比関係が成立していません。

  また、SCP-XXXX-JPはマグロ(学名Thunnus)と似た構造をしており、

  動物の属名・種小名は斜体で表記してください。//Thunnus//のようにするとThunnusのように斜体表記が可能です。

  一定周期で線路上を走行し呼吸と言う名目で現実性を吸引していることが判明しています。

  陸上に生息しているなら普通に陸上の酸素を吸えばよいのではないでしょうか。酸素を消費して二酸化炭素を放出するマグロに、なぜ呼吸に用いる物質を現実子に変える必要があるのでしょうか。

  インタビューログ:

  インタビュアー: ██博士

  対象: SCP-XXXX-JP

  <ログ開始>

  枠からはみ出しています。

  私もどうなっているかは分からないのですが両親が現実性を吸っていたら私も吸っている事になっているんですよ。見えないへその緒が常についているようなものです。

  上で述べましたが、この設定が後の展開に活かされておらず、死に設定になっています。

  <ログ終了>

  同じく。なお<ログ開始>と<ログ終了>は太字の方が良いでしょう。

  1部抜粋

  1部, 2部, 3部……のように数えるものではないため、算用数字でなく漢数字を用いてください。

  ██研究助手: アレが魚ではなくただのコンテナ車にしか見えないのは私だけでしょうか…？

  ██研究員: 良かった。自分だけじゃなくて。強力なミーム的な何かかもしれんな。担当者に報告してみる。

  ██研究助手: 了解です。

  これまでの展開との脈絡がありません。

  全体の構成から練り直す必要があるように感じました。例えばですが、魚として振る舞うコンテナ車、というシンプルな設定で筋を1本通すようにして話を展開してみると面白くなるかもしれません。頑張ってください。

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  Tutu-sh

  批評ありがとうございます！

  KANAZUNI 29 Mar 2023 06:50

  話の展開や構成を考えるのは苦手なので本当にありがたいです。参考にしてもう少し考えてみます。ありがとうございます。

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