SCP-XXX-JP 誘い人たち

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クレジット

タイトル: SCP-XXXX-JP - 誘い人たち
著者: KANAZUNI
作成年: 2023

+ 注意

この記事内でアイテム番号とタイトルいがいの番号がSCP-XXX-JP-AとSCP-XXX-JP-A-1群となっていますが正常です。

アイテム番号: SCP-XXX-JP

オブジェクトクラス: Euclid Keter

特別収容プロトコル: SCP-XXX-JP-Aの出現範囲を常時特別に日本全域の小学校とその付近の通学路に設置した監視カメラで監視してください。また、児童の登下校時間には地元警察に扮したエージェントを巡回させてください

説明: SCP-XXX-JP-Aはモンゴロイドの年齢不明の身長約160cm、体重約60kgの成人男性にの人型実体です。

SCP-XXX-JP-Aは日本内に住ずる外出中の児童の側にランダムで出現し、様々な騙し文句で男女児童に中毒性のある違法薬物¹の使用を薦め、その説得を15分聞いてしまうと児童は薬物の使用に好奇心や憧れのような感情を抱き、薬物の使用を承認してしまいます。²またこの誘いは周囲からの軽い説得により拒否できる事が判明しています。(インタビューログを参照)

説得を聞き入れ承認してしまった児童はSCP-XXX-JP-Aとほぼ同様の異常性を持った児童、SCP-XXX-JP-A-1群へと変異してしまいます。SCP-XXX-JP-A-1群を正常な児童に戻すのは非常に難しく、記憶処理の効力も発揮されませんでした。

SCP-XXX-JP-A-1群の増加を食い止めるため、現在もプロトコルXXX-JPが続けられています。(補遺2を参照)

インタビューログ:

対象: SCP-XXX-JP-Aと対話していた男児

インタビュアー: エージェント・██

概要: このインタビューはSCP-XXX-JP-Aを男児から引き離した直後に埼玉県██市の路上で地元警察に扮していたエージェント・██によって行われました。

<ログ開始>

SCP-XXX-JP-A: これはただの栄養剤だから大丈夫…

エージェント・██: ちょっとちょっとちょっと！あんた子供になんてことしてんだよ！

SCP-XXX-JP-A: うっ！クソがよ！

[この発言の直後にSCP-XXX-JP-Aは消失した]

エージェント・██: [荒い息]君、大丈夫かな？

男児: うん！おっちゃんありがとう！

エージェント・██: 良かった。これからちょっと君に質問してもいいかな？

男児: いいよ！どしたの？

エージェント・██: よし、じゃああの男の人とは知り合いなの？

男児: うーん、あの人とは会ったこともないし、コンビニに行ってたらいつの間にか後ろにいて話し掛けてきたんだよ！

エージェント・██: よしよし、怖かったね。あと、男の人はなんていってたの？

男児: えっとね、なんか変な粉を見せてきて「栄養剤だから」とか言ってたよ。まぁ学校でいけないものって言われてたから耐えたけどね！

:エージェント・██: なるほどね。オッケー！ありがとね！またあんな奴がいたらすぐ大人を呼ぶんだよ！

男児: うん！ありがと~！

<ログ終了>

終了報告書:

エージェント・██が現場に駆けつけた時、SCP-XXX-JP-Aが即座に消失したため、SCP-XXX-JP-Aは子供³に大人が同行している場合は効果を発生しないと推測されています。また、対象となる男児の発言から、プロトコルXXX-JPが順調に進められていることが裏付けられました。

補遺1: 以下はSCP-XXX-JP-AとSCP-XXX-JP-A-1群の発する騙し文句のデータです。男女によって効力が異なるため、「対象となる性別」欄を確認して下さい。

言葉の内容	対象となる性別	説明
安全なものだよ	男女	SCP-XXX-JP-AとSCP-XXX-JP-A-1群共に最初に発言する言葉
皆やってるよ	男女	児童の意志が固い場合に使用されると見られる言葉
栄養剤だから大丈夫	男女	健康状態が悪い児童に使用される発言
ストレスが無くなるよ	男女	精神に問題のある児童に使用される発言
疲れがとれるよ	主に男児	スポーツなどを習っている男児に使用される発言
痩せるよ	主に女児	体型にコンプレックスを抱いている女児に使用される発言

補遺2 プロトコルXXX-JP:
SCP-XXX-JP-A-1群の増加防止の為にプロトコルXXX-JPが計画され、現在も尚続行されています。

プロトコルXXX-JP: SCP-XXX-JP-A-1群は主にSCP-XXX-JP-AやSCP-XXX-JP-A-1群からの発言によって変異するものの、軽い説得、もしくは元の知識によって阻止することが出来ます。その性質から、日本国内の小学校に保健の授業を追加し薬物の危険性を児童に伝えることで、変異の数を大幅に減らすことに成功しています。

補遺3: 以下はインタビューログ後に発見されたおそらくSCP-XXX-JP-Aが残したと見られる文章です。

この文書を読んでいる財団職員、なぜ貴様らは私が1人だと思っている？この伝染力、保健の授業で低下しているとしても異常だ。真実を教えよう。私は1人ではない。組織だ。私のような大人は組織内で幹部のポジションとされている。私達の組織の目標は君たちの財団の崩壊だ。そのためには子供が好都合だ。分かったか。

ある組織より

発見された文書から報告書の「SCP-XXX-JP」の表記を「SCP-XXX-JP-A」とし、「SCP-XXX-JP-1群」を「SCP-XXX-JP-A-1群」に改正しました。また、特別収容プロトコルの見直しが現在も行われています。

+ 評価していただきたい所

1. 正しく表現出来ているか
2. UVかDVか
3. 誤字脱字がないか
4. オブジェクトクラスが正しいか

Footnotes

1. シンナー、コカイン、大麻など

2. 騙し文句の詳しいデータについては補遺1を参照して下さい。

3. 小学校1年生~4年生までと考えられている。

付与予定タグ: scp、jp、Keter、人間型、中毒

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  KANAZUNI 20 Mar 2023 15:23

  3作目です。
  批評お願いいたします。

  kashima8 21 Mar 2023 12:55

  +批評となります。

  正直現状だとかなり厳しいです。
  SCP-XXX-JPは「麻薬を小学生に勧める男性」でしかなく、異常存在と感じませんでした。日本全域にランダムに出没するところが人間の域を超えている、自分の同族を増やすのは異常だ、と言えるかもしれませんが、そう感じる人は少ないのではないかと思います。

  以下はそれぞれの指摘点です。

  SCP-XXX-JPの出現範囲を常時特別に日本全域に設置した監視カメラで監視し、SCP-XXX-JPが一般人に影響を与えようとしている映像を確認した場合、即座に現場に向かい一般人を説得し誘いを断らせて下さい。

  ひとつの文章にまとめると読みずらいです。
  「出現範囲内に監視カメラを設置する」「一般人に接触しようとした場合現地へ向かい阻止する」と2つに分けた方が読みやすいかと思います。
  また、「出現範囲」が説明の文章（日本内に在宅している児童）から「児童のいる家の中を含む」ように受け取れるため、一般人の家の中に監視カメラをおいているように見えました。
  インタビューを読むに違うようなので、たとえば「小学校とその付近の通学路に監視カメラを設置する」みたいな書き方だと想像しやすいかもしれません（または説明などに入れても）。
  また「出没し接触したのを確認したら現場に向かう」「誘いを断らせるため説得する」というのも収容プロトコル的にちょっと違和感を感じました。
  接触する事自体を防いだり、被害者の子どもを説得するよりはやく引き離したりしたほうがいいように思えます。

  SCP-XXX-JPは34歳の身長約160cm、体重約50kgの成人男性に見えるモンゴロイドの人形実体です。

  「人型実体」でしょうか。
  それと、「成人男性に見える人型実体」としかわかっていないのに34歳と分かっているのはおかしく思えます。
  また、「モンゴロイドの人型実体」は変に見えます。モンゴロイドは人種なので「モンゴロイド（と思われる、の特徴を持った）の成人男性に見える人型実体」という順番かと思います。
  それと個人的な意見で申し訳ないのですが、ちょっと小柄＆やせすぎではないでしょうか。何かその理由がある（麻薬によって身長の伸びが阻害された痩せてガリガリな男性をイメージした、など）のでなければ、身長はともかく体重をせめて＋5kgくらいしてもいいのではないでしょうか。この設定だと一般的な日本人女性くらいの身長体重です。

  SCP-XXX-JPは日本内に在宅している外出中の男女児童の側にランダムで出現し、

  「男女児童」は違和感のあるワードに思えます。それぞれ「男子児童」「女子児童」です。男女どっちの児童も含む場合「児童」で十分です。
  また「在宅している」だと「自宅にいる」という意味になりますので「外出中」と矛盾しています。
  「日本内に住んでいる」みたいな意味でしょうか。この部分は必要ないかと思います。

  様々な騙し文句で男女児童に中毒性のある違法薬物の使用を薦め、その説得を15分聞いてしまうと男女児童は薬物の使用に好奇心や憧れのような感情を抱き、薬物の使用を承認してしまいます。またこの誘いは周囲からの軽い説得により拒否できる事が判明しています。

  最初にも書いた通り「普通の麻薬の売人」でしかないように見えます。
  だからといって「麻薬は普通のものではない、異常性のあるすごい麻薬だ」「精神影響や強制力を持つため、児童が麻薬を欲しがるようになる」というような設定にしても、それだけでは薄く、おもしろみがないように思えました。

  説得を聞き入れ承認してしまった男女児童はSCP-XXX-JPとほぼ同様の異常性を持った、SCP-XXX-JP-1へと変異してしまいます。

  全員「SCP-XXX-JPは34歳の身長約160cm、体重約50kgの成人男性に見えるモンゴロイドの人形実体」になるのでしょうか。

  SCP-XXX-JP-1の説得は非常に難しく、記憶処理の効力も発揮されませんでした。

  その前の文章の「誘いは周囲からの説得で拒否できる」その後のインタビューの「学校でいけないと習ったから耐えた」の部分と矛盾しているのではないでしょうか。

  このインタビューはSCP-XXX-JPを男児から引き離した直後に埼玉県██市の路上で穏やかな性格のDクラス職員によって行われました。

  Dクラスを外に出すのはかなりリスキーだと思います。Dクラスは基本死刑囚なので、いくら厳しく言い聞かせて処罰をちらつかせていたとしても、なにをしでかすか分かりません。
  いろいろ事情があって死刑に決定されたが本当はいい人だったり、罪を心から悔いていたDクラスだとしても、一般人のしかも子どもに接触させるのは危険です。D-38841は男子児童を助けましたが、彼は実質麻薬を勧める大人とさほど変わらないと思います。
  それと死刑に決まる犯罪者というのはニュースで大体的に取り上げられていたりして、「あっちにいる人、死刑になった〇〇に似てない？」みたいな騒ぎが起きかねないとも感じました。
  この場合小学校や地元警察に潜入していたエージェント等がふさわしいのではないでしょうか。

  筋肉がつくよ 主に男児 主に細身の男児に使用される発言

  疲れがとれるよ 主に男児 スポーツなどを習っている男児に使用される発言

  痩せるよ 主に女児 体型にコンプレックスを抱いている女児に使用される発言

  これまた個人的な視点なのですが、「筋肉がつく、痩せる」というのは小学生より中学生以降のほうがひっかかりやすい誘い文句に感じます。「疲れが取れる」も同様です。

  プロトコルXXX-JP:
  SCP-XXX-JP-1は主にSCP-XXX-JPやSCP-XXX-JP-1からの発言によって変異するものの、軽い説得、もしくは元の知識によって阻止することが出来ます。その性質から、日本国内の小学校に保険の授業を追加し薬物の危険性を児童に伝えることで、変異の数を大幅に減らすことに成功しています。

  「保険」ではなく「保健」だと思いますし、太字にする必要も感じられませんでした。 それと改行は必要ないかと。

  話の全体として最初に申した通りに「小学生に麻薬を売ろうとしている男」でしかないです。
  大人の静止によって瞬時に消えて日本中に出没するあたりが「異常存在」かもしれませんが、財団が何かしらするより警察や学校が頑張るだけでいいように感じます。
  仲間を増やすという部分も「通常ではありえない現象」ですが、SCP記事ではかなりありふれたものになっていて「特徴」にまで至っていないようにみえました、。

  主役を「麻薬売人」のままでいくのであれば、かなりの改稿が必要に感じます。
  それぞれの要素を整理して立て直すというような方向性はどうでしょうか。
  私は「なぜ子どもを狙うのか」「その麻薬はどこから来たのか」「どうして仲間を増やすのか」「大人が現れるとすぐ消えるのは何故か（大人に弱い？）」みたいな事が疑問に思いました。
  アイデアとブレインストーミング等が役に立つかもしれません。

  それとですが、ディスカッションへの「批評お願いします」的なコメントの投稿は、最近のサンドボックス利用ガイドの改訂で禁止になっています。
  ステータスを「批評中」にすればそのうち他のメンバーの目に留まりますので、気楽に待ってみてはどうでしょう。

  
  乱文失礼しました。少しでもお役に立てれば幸いです。

  批評ありがとうございます

  KANAZUNI 21 Mar 2023 15:25

  最初にも書いた通り「普通の麻薬の売人」でしかないように見えます。

  これが公式の言う難しさなのですね。確かに人間型オブジェクトと言っても見返したらただの売人なだけのように感じてしまいました。細かな誤字脱字の指摘もありがとうございます。あなたの言われた疑問をオチとして考えようと思います。それと身長、体重については薬物の使いすぎをイメージしたのでそのままにします。
  批評を受け、大幅な改正を行いました。2023/3/22

  最後の編集 22 Mar 2023 12:29 by KANAZUNI さらに表示

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