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アイテム番号: SCP-XXXX-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPはサイト-81██内の大型低危険度物品収容ロッカーに折りたたまれた状態で保管されています。
説明: SCP-XXXX-JPは████社製造の縦横ともに1mの外見を呈すテントです。内部は縦幅2m横幅5mの高温室(以降SCP-XXXX-JP-1と表記)とそれに隣接した水風呂のある縦横ともに3mの部屋(以降SCP-XXXX-JP-2と表記)という外見より明らかに大きな部屋とタオルが存在します。
SCP-XXXX-JPの異常性は内部で一定の行動を行うことで発生します。行う行動は以下の通りです。
- SCP-XXXX-JP-1内に15~20分ほど留まる。
- SCP-XXXX-JP-2内の水風呂に30秒~1分ほど入る。
- SCP-XXXX-JP外でに満足するまで風に当たる。
- 上記の工程1~3を凡そ4回繰り返す。
- 成功すると寒暖差によって快楽を得る事ができる。
工程5による快楽は、劇的な温度変化に晒された結果、血流や心拍数がSCP-XXXX-JP-1と水風呂で増減し、また自律神経の優位性が変化して神経伝達物質の分泌量が変化することによって、そういった快感が生まれていることが判明しましたが、上記の工程5以外の作用によって身体に影響を及ぼす例は確認されていません。(実験記録SCP-XXXX-JPを参照)
実験記録SCP-XXXX-JP-1:
対象: D-26553
実験方法: SCP-XXXX-JP内部での実験時間は1時間とし、SCP-XXXX-JP-1の熱源の確認。
結果: 満足した様子のD-26553が内部から出てくる。身体に異常は発見されず、SCP-XXXX-JP-1の熱源は火を焚いて加熱した洞窟による蒸気であることが判明。
実験記録SCP-XXXX-JP-2:
対象: D-58841
実験方法: SCP-XXXX-JP内部での実験時間は1時間以内とし、SCP-XXXX-JP-1内の温度とSCP-XXXX-JP-2内に存在する水風呂の温度の確認。
結果: 満足した様子のD-58841が内部から出てくる。体温が少し上がっただけで身体に異常は発見されなかった。また、SCP-XXXX-JP-1内の温度はちょうど100℃であり、水風呂内は15℃前後といった具合であった。
実験記録SCP-XXXX-JP-3:
対象: D-30490
実験方法: SCP-XXXX-JP内部での実験時間は1時間以内とし、SCP-XXXX-JP内での通信が可能であるかの確認。
結果: 満足した様子のD-30490が内部から出てくる。大量に発汗しているが、身体に異常は発見されなかったものの、D-30490が内部に侵入した直後、GPSと通話が途切れてしまった。
実験記録SCP-XXXX-JP-4:
対象: D-99246
実験方法: SCP-XXXX-JP内部での実験時間は1時間以内とする
結果: 満足した様子のD-99246が内部から出てくる。また、D-99246の流した汗から未知の成分が検出された。成分の研究によって現在の強度を遥かに上回る金属の素材となる事が判明した。
補遺1: 実験の対象からのSCP-XXXX-JPの評価が非常に高かったので、SCP-XXXX-JPと完全に同じ機能を持った部屋、名付けて「サウナ部屋」が建設されました。また、職員の投票によって得られる快楽のことを、「ととのう」と呼ぶことになりました。
補遺2: SCP-XXXX-JPの圧倒的な快楽と、それが法に触れていないことから、SCP-XXXX-JPを調整した「サウナ」が一般的な銭湯などへの設置が検討されています。
付与予定タグ:scp、jp、Safe、温度、時空間、感覚、人工
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シリーズ-JP所属
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JPのGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
JPではないGoIやLoIなどの世界観用語が登場する下書きが該当します。
ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:8472732 (14 Mar 2023 22:43)
私の2つめの自信作です。批評よろしくお願いいたします。
アノマリーとしては「外見無視した広大空間」、というのはわかるんですが……
まだwiki構文や分かりやすい文章などの正しい書き方をあまり理解できていなかったことを実感しました。
SCPなだけあって、危険性がなければなんだか腑に落ちないので(完全に個人の感想ですが)危険性の追加に応じて文章の変更を行いました。
ほとんど無くしました。
拝読しました。
返答が遅れてしまい申し訳ありません。
まだ自分は記事に関する知識が乏しかったということが分かりました。
サウナにはタオルが必須なのでそのままにしました。意見ありがとうございます。
特別面白いオチ、と言われ突然思い付いたのがSCP-XXXX-JP-4と実験記録SCP-XXXX-JP-5を無くして、実験対象のDクラスの評価が良かったのでSCP-XXXX-JPと同じ施設を作った。それが現在の「サウナ」である…と言うものです。よろしければ考えをお願いいたします。とりあえず編集しておきます。
また、「ととのう」時間は人それぞれなので…実験時間は考えますね。
まぁ確かに面白いものではあると思いますが、それをする場合にはサウナが広まった時系列をしっかりする必要があります。少し調べると、サウナの元は2000年前に形作られており注目されたのは1936年のベルリンオリンピックの時だそうです。
ここに上手くこの異常性を絡め、更に財団として相応しい行動をした結果の事として描写出来るとKANAZUNI様のやりたいことができると思います。
改稿次第では光る記事だと思いますので、応援しております。
もともと「サウナ」が今の今まで存在していなかった世界を意識して書いていたものなので、(だから補遺までサウナと言う単語を使わなかったんです。)それをどう表現するか悩んでいたんですよね…そのあたりをしっかりと考えます。応援ありがとうございます!
現状DVです。まず、アイテム番号:やオブジェクトクラス:などの各項目の半角コロン(「:」)の後には半角スペースが必須です。また補遺1:や補遺2:の後に改行が挿入されている点も読者によっては違和感を覚えるかもしれません。記事のテンプレートを参考に、テンプレートにならった体裁に整えるのがよろしいかと思います。
サウナで「快楽を得る」、すなわち「ととのう」というのは人体の作用によるものです。劇的な温度変化に晒された結果、血流や心拍数がサウナと水風呂で増減し、また自律神経の優位性が変化して神経伝達物質の分泌量が変化することによって、そういった快感が生まれているはずです。すなわち身体は外部環境に強く影響を受けており、「身体に影響を及ぼす例は確認されていません」という記述は矛盾しています。
もし身体に他の異常な作用や悪影響がないことを示すのであれば、それを明記した方が良いでしょう。
日常生活に溢れているものが実はアノマリーだった、という展開や設定はかなり多くの報告書で見ることができます。「サウナはアノマリーに起源を持つものである」というオチ自体は本作独自のものであったとしても、「〇〇はアノマリーに起源を持つ」という構図自体がありふれたものであり、多くの読者は新鮮さを感じないと思われます。加えて言うならば、このあたりの設定は著者が掌で粘土を転がすようにどうとでもできてしまうものではあるので、その面でも読者から面白みを感じられにくいのかもしれません。サウナが財団由来のものだったとして、著者がそう設定したならばそうなってしまうのは必然ですので、意外性が無いのかもしれません。サウナが財団起源であること以外に、何か面白み/意外性をもたらす展開やオチを武器にすることを推奨します。
なお現状のオチを維持する場合、先行作品の強さを参考にすべきかと思います。この手の設定をオチにして高く評価されている作品は、読者に「そりゃそうじゃん」と思わせないための工夫、すなわち読者を作品の中に没入させる工夫/実存の説得力を高める工夫が施されているものかと思います。例えば、SCP-522-JPであればフランスパン濃度という明らかに異質なものを平然と登場させて読者を良い意味で困惑させ、SCP-2770-JPは生物の生態を叙述してリアルさと気持ち悪さを読者に抱かせています。本作では序盤から中盤にかけて読者を惹き込む力が弱いように感じたため、このオチを維持するならばサウナの特徴(例えば批評欄で既に言及されている歴史)に注目して独自性を出すと良いかなと思います。
なるほど…!素晴らしい意見をありがとうございます!確かに現在のオチでは弱いですね。歴史についてではベルリンオリンピックについて焦点を当てて見たいと思います。また、「ととのう」についても自分の勉強不足でした。批評を中断してもう少しサウナに研究した上で(歴史についても)記事を編集したいと思います。編集したらお伝えしますね!
「独自性」!気を付けます!
また、この場合ベルリンオリンピック以前にすでに財団を存在させていてもよいのでしょうか?(もちろんこの記事だけの話です。)
申し訳ありませんがフォーラムディスカッション/質問で解決しました!
申し訳ありませんが、SCP-XXXX-JP「サウナテント」の批評を終了します。評価していただいた皆様に感謝します。また、新作が公開されたらお願いいたします!