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はっぴぃばーすでい
誕生日を迎える度思い出す。忌々しい記憶。
12歳、6年生の時だったと思います。誕生日、3月27日。6年生なだけあってそろそろ卒業。中学生になるのと同時に誕生日、幸せの絶頂でした。
「あんたはなんのケーキにするの?」
「まあいつもどうりチーズケーキ…?」
ケーキ屋で毎年のように好物のチーズケーキを母に頼もうとした時でした。1つのケーキが目に入りました。
「おいしいけえき」
モンブランやチョコケーキのようなケーキに挟まった、平仮名で表記されたケーキ。目立つのも無理ないと思います。
「母さん、これ食べてみたい。」
母はいいと思うと言ってくれました。店員もお目が高いと言っていました。まだ幼い頃だったので、こう言うのに好奇心が沸いてしまうんでよね。
帰宅し、次の日。誕生日。
店ではあまり見えなかったのですが、箱を開ければそこにあったのは
母のモンブラン、父のガトーショコラ、兄のチョコケーキ。そして、私のおいしそうなけえき。違和感は全くありませんでした。何せ見た目が完全にショートケーキだったので。
皿に皆のケーキを盛り、電気を消し、私のけえきに立ったロウソクに火をつける。そして歌う。
「ハッピーバースデートゥーユー」
火を吹き消す。ケーキを、口に運ぶ。口に入れて始めに感じたのは、ショートケーキと同じ甘み。そして、ショートケーキと同じとろみ。確かに、おいしい。ただ…
「何か違う。」
分かりません。同じなんです。見た目も、甘みも、とろみも。ただ、何か違ったんですよ。…このケーキ。
「違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う」
恐らく、家族からは変な目で見られていたはずです。ただ…その時の私は狂っていたんです。家族の声なんて聞こえる訳がない。
あんた大丈夫!?どうしたの?ちょっと救急車呼ぼうよ!
…家族には申し訳無いことをしてしまいました。このケーキを頼んだのは私だったので。ただもう大丈夫です。
今日は私の何歳かの誕生日、
「はっぴぃばーすでい、自分」
今年も口に運ぶ。普通のおいしいけえきを。
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- portal:8472732 (14 Mar 2023 22:43)
拝読しました。
…が、現状では背景事情やコンセプトが推察できませんでした。
白色の隠し文字や太字の強調も今ひとつ意図するところが判然としません。
内容に関する批評がかなり難しい状態なので、スポイラーとして具体的にどういったストーリーなのかを明かしたほうが適切な批評を受けやすいように思います。
以上となります。
執筆の一助となれば幸いです。
言われた所を修正して、この作品についてを追加しました。改めて批評していただけるとありがたいです。
全体的に何が起きているのか分からないところが多く、「この作品について」の内容も自分の読解力では読み取ることが難しかったです。
KANAZUNI様がこのTaleで表現したいのは「語り手は普通だと思っているのに第三者から見ると狂っている」のような状況かな?と思ったのですが(間違っていたら申し訳ありません)それを指摘する第三者がいないため、読者が違和感を持つことなく読み飛ばしてしまうかと思います。
以下は個人的に気になった点です。KANAZUNI様のやりたいことに合わせて取捨選択していただければと思います。
以下は内容についての指摘になります。個人的な意見が含まれますので、やりたいことに合わせて取捨選択していただければ幸いです。
長々と的外れな批評であったと思うのですが、KANAZUNI様の参考になりましたら幸いです。執筆応援しております。