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アイテム番号: SCP-XXXX-JP

アノマリーと同系の、非異常のスプリンクラーヘッド
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-XXXX-JPは、耐熱素材を直方体に組み上げた、専用室の天井に設置されます。その性質上、適切な水量がアノマリーに供給されているか、定期的に確認されます。また、活性化する時期には「意図しない出火」を制限するため、紙などの可燃物が100g~150gの範囲になるよう事前補充し、熱源および火気の持ち込み制限が解除されます。不活化の確認が取れ次第、可燃物は撤去され、実験を除く火気の持ち込みが制限されます。
説明: SCP-XXXX-JPは、120日前後1で活性化する、スプリンクラーヘッドです。活性化した場合、軽度の現実改変および過去改変により火事を起こし、ある程度2燃え広がってから火が5cm3に収まる状態になるまで、水を噴霧します。鎮火するまでは異常性が継続し、複数回の噴霧が行われる場合があります。自然消化または、スプリンクラーの停止後に人の手による消火が行われると不活化します。
活性化時に可燃物がない、または燃焼可能でない環境だった3場合、周囲の非異常性のスプリンクラーに異常性が移動し、翌日に再度火事を起こします。この「異常性の移動」については、最大距離として半径3█mが確認されていますが、追加実験は収容違反の恐れから実施されていません。
また、常時発動している異常性として、配管に接続されていない状態でも問題なく水を噴霧できます。ただし、配管が接続されていない状態で作動させた場合、噴霧した水の120%から200%の水を周囲の水源から消費しています4。また、貯水施設より水道管のような流水を優先的に水源として選択しているようですが、水源の調達限界については実験が禁止されています。
以下に、活性化により出火した状況を抜粋します。
また、活性化する時期に補充される可燃物は、安全性の観点から以下の要件を満たす必要があります。
- 直径1mm以下の粒子で構成されない(粉塵爆発を防ぐため。小麦粉や砂糖は適さない)
- 室温での揮発性を示さない(空間での爆発を防ぐため。ガソリンは用いない)
- 高い着火点を持たない(火が付かず、収容違反を起こす可能性があるため)
以下に、可燃物として使用に適したものを例示します。活性化時に補充する可燃物として参照してください。
- 紙全般(メモ用紙、ハガキ、名刺など)。ただし機密情報が書かれたものは、燃え残る可能性から使用しない。
- 枯れ枝、木炭
- 古布、ウエス。ただし白衣は耐火性の観点から不適切。
補遺: SCP-XXXX-JPは、フロント企業[データ削除済み]の社屋建設時に使用されました。定期的に発生する失火と異常な水道料金をもとに調査が行われ、アノマリーの発見と収容、実験が行われました。当該の建物で使用されたスプリンクラー、および同型の製品には異常性が認められませんでした。
付与予定タグ: scp jp euclid 炎
欲しい指摘内容
- 誤字脱字(あれば)、読みやすくできる点
- 収容プロトコルとして問題ないか
- 脱走(異常性の移動)がありうるので、Euclidで問題ないか。
- 現状で収容できているので、Safeが妥当か。
- その他(感想など)
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ジャンル
アクションSFオカルト/都市伝説感動系ギャグ/コミカルシリアスシュールダーク人間ドラマ/恋愛ホラー/サスペンスメタフィクション歴史任意
任意A任意B任意C- portal:8457264 (12 Feb 2023 11:12)
1. 誤字脱字
誤植は見られませんでしたが、改行が過剰です。記事のテンプレートにあるように、段落(パラグラフ)を空行で分ける場合を除いて改行を入れることは推奨されていません。他の高評価の報告書を読んでみると、文章が段落ごとに纏められていることが読み取れるのではないでしょうか。
加えて、非異常性の火災報知器について二重鉤括弧は不要でしょう。二重鉤括弧は作品名を表記する場合や、あるいは会話文中でさらに鉤括弧を要する場合などに用いられます。今回の非異常の火災報知器について、何か特別な意図があるわけでもないでしょうし、鉤括弧は不要です。また補遺1の二重鉤括弧についても、単なる引用であれば単鉤括弧で十分でしょう。
2. プロトコルの不備
活性化が予想される場合に熱源・火気の持ち込みを容認する必要性が読み取れませんでした。結局オブジェクトが火を起こすのであれば、わざわざそのタイミングだけ容認せずとも、常に禁止で良いような気がします。
3. 感想
あまり面白くありませんでした。自作自演で火災を起こして報知する火災報知器という前提を起承転結の起とすれば、本作はそのまま起の段階で終わってしまい、発展したストーリーが存在しない印象を受けました。発見経緯や収容経緯はそれが記載されていれば無条件で面白さをもたらすものではありませんし、発見・収容経緯はただ掲載するのではなく、必要性を鑑みてストーリーが成立するように設置する必要があります(逆に言えば、ストーリー上で邪魔になるのならば収容経緯は不要です)。
博士が落として降格処分という展開も、十分なオチではありません。落として降格され、また異常性によってオブジェクト自体は無事だったよ、という話はそれ単体で面白いものではありません。加えて、この内容であれば火災報知器でやる必要がありません。例えば限定的な破壊耐性を持つ壺とかでも良いですし、形而下のオブジェクトであれば何でも成立してしまう条件です。つまり、マッチポンプの火災報知器を題材にするのであれば、マッチポンプの火災報知器でしか成立しえないオチが必ずあるはずであり、それを採用しなければ火災報知器である意義が失われてしまうということです。
やはり火災だったり救急・消防だったりというところにヒントがあるような気がします。あるいは発見経緯の内容を踏まえれば、行動や天候の改変といった方向を発展させることも可能かと思います。是非、火災報知器であることに意味を持たせ、本作だからこそ映えるオチを考えてみてはいかがでしょうか。
改行については削っておきます。
アノマリー特性と承ないし転については……もう少し考えてみます。
(一応他にも指摘が出うるので、編集中も批評中のまま残しておきます)
一応、部屋の形が直方体、もしくは立方体であることを書いておいた方がいいと思います。
されているか、のほうが適切です。
異常性が移動した翌日に火事を起こしていることはどうやって分かったのでしょうか。スプリンクラー自体ではなく異常性が移動するのであるのならば、移動の瞬間を認識することは難しいと思います。
よく分かりませんでした。どこからどのように消費されているのかをこの文中で説明するべきだと思います。水道料金から算出、湿度に依存している、という部分もよく分からなかったです。質量でいいんじゃないでしょうか。依存というのは、どのように依存しているのかを記述してほしいです。
多分、財団なら可燃物を要件から指定していると思います。具体例を出してみてもいいかもしれません。
感想としては、面白くありませんでした。ただの発火を起こすスプリンクラーに過ぎず、この記事を通して読者に何を思わせたかったのか、例えば、恐怖なのか、面白おかしさなのか、伝わってきませんでした。最後に新たな異常性や不穏な予感を書く、異常性から起きた非常に奇妙な状況や意外な異常性の適用のされ方を書く、異常性の生まれたバックストーリーを書く、等といったもう一工夫があれば、記事に読みごたえが生まれ読者の興味をひくものになると思います。